江戸時代の横浜市近辺は、将軍家直轄地、旗本領、寺社領、藩領が複雑に入り組んだ地域となっていました。
こういった背景から横浜にあった藩の流派を探すのは難しいのですが、横浜近辺の武術という事で、その中でも平戸村に道場を開いた萩原連之助の道場のお話しをできればと思います。
萩原連之助は1827年生まれの幕末時代の剣士で、直心影流、北辰一刀流、心形刀流、鏡新明智流の道場に通い、剣技を磨きました。
その後、1847年に平戸に道場を構えつつ、諸国を遍歴して鍛錬を積みました。
その道場の稽古記録というのが残っているのですが、この時代の様々な地域の多種多様の流派の剣士がこちらの道場に出稽古に訪れている様子が伺えます。
有名どころでは近藤勇が訪れている記録があります。
こういう記録から、幕末期は激動の時代で各人が様々な思いで剣術を研鑽している様子に思いを馳せることが出来ます。
<参考資料>
伊能中図 関東 | 古地図コレクション(古地図資料閲覧サービス)
https://kochizu.gsi.go.jp/items/167?from=category,10,index-table
→横浜近辺の地域調査に
情報紙「有鄰」471号|出版物|有隣堂 - Part 2
https://www.yurindo.co.jp/yurin/14275/2
→神奈川県史の簡単なお話しを参考
江戸時代の横浜に殿様や旗本はいたのか? - [はまれぽ.com] 横浜 川崎 湘南 神奈川県の地域情報サイト
https://hamarepo.com/story.php?story_id=7186
→神奈川近辺の簡単な調査に参考
開港のひろば150号
http://www.kaikou.city.yokohama.jp/journal/150/YAOH_hiroba150.pdf
→萩原連之助という方が上記の中に出てきたので調べた結果、
よい感じの資料だったので、こちらをベースに上記の分を書きました。
萩原太郎
https://ja.wikipedia.org/wiki/萩原太郎
2022/06/01 オオイシ