十本一本

土曜は朝から、有能な美人秘書が部屋の片付けなど。

午前中に来客予定があるためです。

そのうち、ピンポーンと。ゆうちょさん。

子供の学資保険について確認などを1時間ほど。

大変、勉強になりました。

いやー、それにしても。

来客があると、部屋がキレイになって良いデスネ!うふ

 

一仕事終えて、休憩。ぐーzzz

 

夕方になって、むくっと起き出して着替え。

うん、ちょっと暑い。稽古衣の下のTシャツを脱ぎました。

もう夏ですねえ。まだか。

 

いつもどおり、体育館に到着。

カジタさん、ヒカルくん、ハセガワさん、オーガストさん、

テヅカさん、ショウタロウくん、ノブフミくん、コウジくん。

皆さんでモップ掛けや六尺棒の準備など。

ノブフミくん、コウジくん、早めに来て準備を手伝ってくれました。

ありがとうございます。

 

開け放した扉からは、涼しげな風が入ってきます。

ついでに虫も? でも皆さん、虫よけスプレーなど準備万端。

きっと大丈夫なことでしょう。

 

さて、稽古開始です。

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-[前半の稽古]-

カジタさん、ヒカルくん、ハセガワさん、オーガストさん、

テヅカさん、ショウタロウくん、ノブフミくん、コウジくん。

 

<澁川一流柔術>

 

○棒廻し

 いつもどおり棒廻し。うん、いまだに回転が逆になったり。

 一度できたからと、もう大丈夫ということはなし。

 繰り返し、繰り返し稽古をしましょう。

 

 上級者は、六尺棒裏の形を一人で素振り。打方、仕方。

 勢い込んで、力んで、極めて。それではダメです。

 棒廻しのように、対敵動作を意識せず。するすると動く。

 体の調子を整えることが目的です。力んではいけない。

 カッコをつけようとしてはいけない。

 時代劇や映画のイメージは捨てることです。

 何気なく、ホイホイと。

 

○六尺棒表 一本目から五本目、六本目

 向かい合って素振り、二人一組で棒合を回り稽古で。

 うん。8人もいると、一周するのに時間が掛かりますね。

 今度は少し工夫をしましょう。

 もう、そんなにそんなに繰り返す必要もないでしょう。

 

 今週は六本目も稽古。

 カジタさん、ヒカルくんにやってもらって。さあ、どぞー。

 はい、できました。簡単ですね。

 棒を引きずって半円を描き、いつもどおり打ち突き。

 ひきずらないで帰る。

 

 子供たちは、すぐに覚えますね。あれこれと屁理屈をこねない。

 頓着せずに真似をする。とても楽しそうです。

 次回は、七本目も稽古をしましょうか。ちょっと難しいかな?

 

ここでタカマサくん、遅れて登場。次の半棒から参加です。

 

○半棒表 一本目から六本目

 大人組は、掛かり稽古方式で。ハセガワさんが打太刀

 子供組は、掛かり稽古方式で。横浜支部長が打太刀

 

 七本目はやらず。

 初心者も、稽古するかなあ。。。悩むところです。

 

<大石神影流剣術>

 

○構え素振り

 真剣、上段、附け、下段、脇中段、車、裏附け

 

 その場で素振り。呼吸に合わせて。

 

○試合口 一本目から五本目

 二人一組で、打太刀と仕太刀。五本を通して。

 

 五本目は受け流し。左足前です。そこだけ注意を。

 

7時少し前に終了。

テヅカさんと子供たちはお帰りに。お疲れさまでした。

 

扉の外は、すっかり暗くなって。開けていた扉を閉めました。

日が落ちると、入ってくる風も少し涼しげになります。

決して、美味しい血の子供たちがいなくなったからではアリマセン。

 

さて、後半の稽古です。

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-[後半の稽古]-

カジタさん、ヒカルくん、ハセガワさん、オーガストさん

 

<澁川一流柔術>

 

○六尺棒表 一本目から八本目

 二人一組で棒合を回り稽古で。

 相手が大人でも、子供でも。同じように稽古をしましょう。

 相手を見くびると、思わぬ不覚をとるものです。

 それが、油断というもの。

 でも、誰が相手でも同じように。というのはなかなか難しく。

 心の稽古ですね。一度、痛い目に会うと良いのでしょうが。。。

 

○六尺棒裏 一本目から三本目

 二人一組で棒合を回り稽古で。

 横浜支部長が相手でも、お互いが相手でも、同じように。

 もしもやりにくいとしたら、相手のせいではなく。

 お互いのせいでしょう。

 

 テニスのラリーと同じですね。

 上手な人とやると、長く続いて気持ちが良い。

 でも、違う人とやると、続かなくて。あれ?

 自分が上手になったのではなくて、そう錯覚しただけ。

 どんな人と組んでも、上手にできる。それが上手でしょう。

 

○半棒表 七本目から十二本目

 今回は稽古せず。

 

○陽之表 一本目から六本目、七本目、八本目、九本目、十本目

 横浜支部長が打太刀で、一本目から六本目を通し。

 細かな点を注意。

 

 上級者は、二人一組でも稽古をできるでしょう。

 でも、ただのなれ合いになりやすい。

 手順を習ったら、自分たちで稽古して。

 慣れてきたら、手直しをしてもらい。

 また、自分たちで稽古する。

 その繰り返しが良いかと思います。

 

 先週と同じく七本目。うん、上手にできました。

 続いて、八本目、九本目、十本目。

 はい、いいですね。上級者は思い出して。細かな手直し。

 オーガストさんも、初めてなのにお上手でした。

 覚えてくれると良いですね。

 

 陽之表、表十本。流派の表看板。

 十本を通して稽古ができると良いですね。十本を一本として。

 

<無双神伝英信流抜刀兵法>

 

○大森流、英信流表横雲から瀧落 早抜き

 上級者は三人でそろい抜き。

 

 瀧落を手直し。後ろから鐺を掴まれて、振りほどく。

 右手、左手。右にねじり、左にねじり。外れる方向、外れない方向。

 刀は左腰に帯びて、そのままではなく。前後左右に動かす。

 相手があれば好き勝手には動かせない。でも、自由自在に。

 制約の中での自由です。

 鍔がへそ前のままでは、なにもできないでしょう。

 てこの原理です。

 鞘を動かすのは、差しなりにのみ。前後にスライドさせるだけ。

 左右に振るのは、体の回転です。

 

 横雲から瀧落を、一々立ちあがらずに連続して抜いて。

 最後に正座になって、抜打。

 はい、十本の連続早抜きです。十本一本。

 横浜支部長のようなせっかちさんには、あまり向かない稽古?

 つい早くやろうとして、形が崩れます。

 でも、それを早くならないように稽古ができれば。

 心の稽古にもなるかもしれません。

 なんにしろ、時間と場所を取らない稽古方法です。

 知っておいて、損はないかと。

 稽古するかどうかは、各人次第です。

 

○初発刀から流刀

 オーガストさん、いつもどおり一人で稽古。

 柄手、鞘手、血振るい、納刀。基本的な部分を手直ししました。

 

 先の形には進まず。もう少し稽古をしましょう。

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定刻を少しだけ過ぎて稽古終了。

だいぶはしょったので、早すぎるかと思ったくらいだったのですが。

でもまあ、こんなものでしょう。

 

皆の稽古は、順調に進んでいます。上級者、初心者ともに。

内容も少し工夫をして、変化をつけましょう。

新しい形を稽古して、古い形は時間を減らして。

そうそう、柔術もまた稽古を再開したいですよね。

卒業式と入学式が終わって、マットも戻ってきたし。

暖かくなってきて、ケガもしにくくなることですし。

 

来週は稽古なし。小学校の都合です。ご注意ください。

稽古の間が空くので、皆さんに新しい形をお伝えしたのでした。

稽古をするもしないも、皆さん次第です。

 

6月は5回とも稽古あり。

佐賀城での演武は諸般の事情により不参加となりました。

 

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