土曜は朝から、鼻がぐすぐすと。

どうやら風邪を引いたようです。久しぶり?

やはり環境が変化して、疲れとストレスからでしょう。

というわけで、今週の土曜も朝からゴロゴロと。。。

 

あっという間に夕方に。着替えて体育館へ。

カジタさん、ヒカルくん、ハセガワさん、オーガストさん、

ショウタロウくんの姿あり。

いつもどおり、準備は終わっていて。

おかげさまですぐに稽古ができます。ありがたいことです。

少し遅れて(それでも時間前に)ノブフミくん、コウジくん。

もしも可能なら、もう少し早く来れると良いですね。

モップ掛けや準備も、大事な稽古の一環です。

 

さて、稽古開始です。

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-[前半の稽古]-

カジタさん、ヒカルくん、ハセガワさん、オーガストさん、

ショウタロウくん、ノブフミくん、コウジくん

 

<澁川一流柔術>

 

○棒廻し

 下から上、下から上。。。

 ただ単調に廻すだけではなく。棒と体の一致。上と下の一致。

 手の内の滑り、持ち替え。重心の安定。などなど

 いろいろなことに気を配って稽古ができると良いですね。

 

○六尺棒表 一本目から五本目

 向かい合って素振り、二人一組で棒合を回り稽古で。

 棒を長く遣うこと。きちんと正確に打ち、突くこと。

 

タカマサくん、遅れて登場。とりあえず棒廻しをしてもらい。

次の半棒から参加です。

 

○半棒表 一本目から六本目

 最初に六本を通して示範。

 

 カジタさん、ハセガワさん、オーガストさんは三人で回り稽古。

 打太刀も自分たちで。打太刀も大事な稽古です。

 

 子供たちは、掛かり稽古方式で。打太刀は横浜支部長。

 いつもどおり、ヒカルくんが先頭でお手本です。

 今回は、六本通しで。

 うん、皆さん少し戸惑いながらもなんとかできて。

 そろそろ、新しい形を稽古しましょうか。

 でも、七本目 腰車は少し難しいんですよねえ。。。

 

<大石神影流剣術>

 

○構え素振り

 真剣(中段)の構えがすべての基本。

 腕の状態はそのままで、上げたり下げたり。

 手先で操作しようとすると、剣先が先行したり遅れたり。

 すべてが同時に動くことです。肚が中心。

 手首の曲げ伸ばし、肘の曲げ伸ばし、肩の回転は不要。

 そして常に、切っ先に意識を。

 

○試合口 一本目から五本目

 二人一組で打太刀と仕太刀。

 毎週ほとんど一回ずつしか稽古をしていません。

 それでも、皆さん明らかに上達している。

 稽古の質が大事ですね。その内容。集中することです。

 

7時少し前に稽古終了。

お子さん達はお帰りに。お疲れさまでした。

 

そうそう。今週は暑くて扉を開放しました。

すると、夏のお客さん多数あり。

そう、蚊です。

グルメのきゃつらは、こぞって小さなお子さんたちの方へ。

きっと若くて新鮮な血は、さぞや美味しいことでしょう。

素手に素足は、赤い跡が多数。。。

(おかげで大人たちは被害にあわずにスミマシタ。)

来週から、虫よけ対策をお願いします。

#リング、スプレーなどなど。

 

体育館の温かい空気もすっかり抜けて、扉を閉めました。

やはり日が落ちると、気温も多少は下がります。

 

さて、後半の稽古開始です。

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-[前半の稽古]-

カジタさん、ヒカルくん、ハセガワさん、オーガストさん、

 

<澁川一流柔術>

 

○六尺棒表 一本目から八本目 二人一組

 素振りなし。いきなり二人一組で棒合を回り稽古で。

 とくに問題なし。まあ、表ですしね。

 

○六尺棒裏 一本目から三本目 二人一組

 掛かり稽古なし。いきなり二人一組で打方と仕方。

 調子がくるっておかしなことになるかと思いきや、さにあらず。

 いい感じでした。きちんと稽古を積んだおかげでしょう。

 

 六尺棒の表は、約束稽古になりがち。

 勝ち負けがないので、ただの合わせになりやすい。

 

 六尺棒の裏は、勝気に逸りやすい?

 勝ち負けがあるので、勝とう、わざと負けようと思う。

 ついつい、勢い任せの雑な動きになりやすい。

 

 表も裏も、同じように動けると良いですね。

 形稽古だからと負けようとするのはもちろんダメです。

 でも勝とうとするのも、あまり良くない。

 形は、勝って当然です。だって、そういう形なのだから。

 だから、勝とうとするのではなく。

 正しい動きを稽古すべきでしょう。勝つべくして勝つ。

 その中で、状況を的確に判断し、動く。

 毎回毎回、同じ動き。でも、違う。

 形の稽古は、一期一会です。

 手慣れた動きをするようになったら、下達の始まりです。

 毎回毎回、心を新たに。常に油断せず。相手に応じることです。

 

○半棒表 七本目から十二本目

 カジタさん、ハセガワさんに交代で打太刀をしてもらいました。

 掛かり稽古方式で、横浜支部長も列に並びました。うふ

 

 掛かり稽古方式で打太刀をすると、全員と稽古ができます。

 皆さんがどんな動きをしているか、身をもって知ることができる。

 ああ、この人はここが上手だな。この人はこっちが上手。

 そんな感覚を大事にしてほしいと思います。

 あ、そうそう。ついでに横浜支部長との違いも感じてもらえれば。

 

 もちろん、打太刀の動きを稽古することが大前提。

 でも、動くのにやっとな状態では、心の稽古はできないでしょう。

 形の動きは、さっさと覚えることです。

 形は覚えて終わりではなく。形は覚えてからが、稽古です。

 

 七本目から九本目、十本目から十二本目を通して稽古。

 最後に、七本目から十二本目を通して稽古。

 うん、いい感じでした。このまま稽古を続けましょう。

 

<大石神影流剣術>

 

○陽之表 一本目から六本目、七本目

 打太刀で元に立って、掛かり稽古方式で。

 一本目と二本目、三本目と四本目、五本目と六本目。

 各々、気になるところはありましたが、やり直しはせずに通し。

 続いて、新しい手数の稽古を。

 

七本目 正当剣

 上段になって、右から三歩。

 袈裟を下がってかわし、突きを払いながら入り身、上膊部を斬る。

 

 とくに示範はせず。ヒカルくん先頭で順番に。

 ヒカルくん、よく覚えていました。さすがです。

 続くお二人も、一度見ればすぐに思い出したことでしょう。

 オーガストさん、初めてなのにお上手でした。さすがです。

 さて、来週も同じように動けると良いですね。

 同じように? もっと上手に。

 

<無双神伝英信流抜刀兵法>

 

○大森流、英信流表横雲から浪返

 いつもどおり、横浜支部長が前でそろい抜き。一本ずつ。

 はい、いい感じですね。

 

○瀧落

 後ろを向いて座る。

 鐺を掴まれるのを振りほどき、抜いて突く。

 立ったまま斬撃、開いて納刀。元のように座す。

 足の進退、左右のさばき、立ち座り。。。

 いろいろな形での稽古ができます。

  貫汪館の無双神伝英信流抜刀兵法では、このような形です。

 とお伝えしました。

 

 示範して見せて、一緒に抜いてもらって、あとは各自で稽古。

 そして、おかしなところを修正。

 はい、あらかたそんな感じですね。大丈夫。

 細かな点は、また稽古をしましょう。

 

 英信流表は全部で十本。

 向身三本、左身二本、右身二本、後身二本。プラス一本。

 この構成についても、話すと長くなるのでまた今度。

 まあ、なんにしろ。これで英信流表はほぼすべてです。

 もうちょっとですね。うふふ

 

○初発刀から流刀

 オーガストさん、皆とそろい抜きをして、一人で繰り返し。

 おかしなところがないかチェックして、流刀の稽古。

 

 左足を踏み出しながら身を低く抜き出して背を囲い、

 右足を踏み出して右肩後ろに担ぎ、

 両足を踏みそろえながら斬撃、納刀。

 だいぶサマになってきました。

 やはり、繰り返し稽古をすることでしょう。

 頭で理屈をこねなくっても、体の方が理をよくわかっています。

 自問自答しながら稽古するのが良いでしょう。

 もしもおかしな方向に進んでいれば、手直しをします。

 そのための指導です。

 稽古はあくまで自分でするもの。師は、道を示すのみ。道標

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定刻を少し過ぎて稽古終了。はい、すみません。

 

そうそう。稽古後半に、来客がありました。

すわ誰かと思いきや、リオンちゃんとお母さまでした。

春から中学生になって、貫汪館はしばらく休会するとのこと。

わざわざ、そのご挨拶にお越しくださったのでした。

うん、体を動かしたい盛りです。

同年代の同性との活動の方が良いかもしれません。

どうぞ存分に楽しんでください。

そして、またいつでも戻ってきてほしいと思います。

お待ちしています。

 

冬が開けて、稽古を再開する人がいて。

春になって、稽古をお休みする人がいて。

しょうじゃひつめつえしゃじょうり、ですね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/会者定離

 

来週も通常通りの稽古です。

 

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