今回は先生が広島本部講習会に参加のため自主稽古です。
上級者のみで9月の出雲大社奉納演舞の練習をメインに稽古ということでヒカルくん、リオン、カジタさん、私の4人で体育館に向かいます。
このところ横浜支部は大人数での稽古になってきたので、4人だとなんだかさみしい感じです。
と思ったらタカマサくん登場。
今日はね、初心者のみんなはお休みなんだよ、と伝えるも
「え~、お母さんからなにもきいてないから…もう来ちゃったよ、ひとりで」
ああ、なんかごめんねえ、と思わずこっちが謝ってしまいそうな可愛い拗ねっぷりのタカマサくん。
お母様がお迎えに来るのは1時間後の夜7時ごろ。
ひとりで頑張ってやって来た小学2年生を無下に追い返すわけにもいきません。
もちろん一緒に稽古したいのは山々ですが、先生ご不在の折に何かあっては大変です。
勝手な判断は厳禁、念のため広島にいる先生にカジタさんが連絡します。
『折角なので怪我のないよう無理のないところだけ一緒に稽古を』と許可を頂きました。
ということで、お母様がお迎えに来るまでタカマサくんを加えた5人で稽古です。
<渋川一流柔術>
棒回し
六尺棒(一本目のみ)
半棒
半棒は立会のみ、カジタさんに打方をお願いし掛かり稽古です。
タカマサくんの打ち込みが早くて驚きます。子供は力みや無駄がないのでしょうね。見習わねばと思いました。
その後、上級者は大人組と子供組に別れ、出雲大社奉納演武で予定されている形を練習します。
タカマサくんは見取稽古。
半棒/立会、指棒、大拂 下棒、右流裏
子供組はリオンのホームセンターメイドの半棒が少し不穏な音を立てたので、折れないようゆっくりと稽古をしていました。
娘は身長も伸びたのでそろそろ替え時かもしれません。
大人組、仕方の私は課題盛りだくさん。
どれも怪しいですが特に右流裏が問題です。
<大石神影流剣術>
タカマサくんには見学してもらい、試合口と陽ノ表を通します。
個人的に千鳥がとても怪しい。
手、足、腰、剣の全部がバラバラに動いてしまうせいか、どうやっても動きが遅れます。
陽ノ裏に直接続く形でもあるので、今のうちに間違いに気づきたいところです。
一通り終えたところで形、素振りの稽古をとばしてしまったことに気づきました。
形の稽古ならタカマサくんも一緒にできたでは? それに試合口もやれたのでは??
要は自分のことで精一杯で配慮が足りませんでした。
以後気をつけます。
次にみんなでマットを出し履形の稽古です。柔術に戻ります。
タカマサくんも一緒に礼式の稽古を始めたところでタイムアウト。お母様が迎えに来られました。
ひとりで来て、先生もいらっしゃらないなか緊張と不安でいっぱいだったことでしょう。
タカマサくん、よく頑張ったと思います。お疲れ様でした。
我々先に立つものは後から入門された方達に不安を与えないよう努力しなければ、と思いました。
至らなかったところは今後改善に努めます。
さて4人になったところで稽古再開。
先ほど同じく子供組と大人組に分かれ、裏投、巻返、返投、捻付と続けます。
基本的に捕りを主に稽古させて頂きました。
出来は‥‥‥。
イメージトレーニングだけでも毎日の稽古が必要なようです。
<居合>
大森流十二本をそれぞれ通しました。
前回先生からご指摘いただいたところを再確認しながら、雑にならないよう行いました。
子供達の集中が切れ始めた8時10分、本日の稽古終了。
出雲大社奉納演武まであと二ヶ月。
ただの観光なら「あと二ヶ月も先かよ~」とため息が出ますが、奉納演武だと「‥‥あと二ヶ月しかないじゃん‥‥」と汗が出ます。
しっかり稽古に励みます。
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ということで、ハセガワさん執筆の稽古日記でした。
#お忙しいところをありがとうございました。
ちなみにハセガワさん、タイポが5つ?ほどあります。
さて、どこでしょう?
ハプニングもあったようですが、なんにしろケガなどもなし。
皆さんできちんと対応していただけて良かったです。
ホームページの稽古予定に予定を掲載し。
毎週の稽古日記の文末で翌週の予定を再確認し。
変更があれば各位にメールを一斉送信し。
(そしてカジタさんハセガワさん以外からは返信もなし、と)
これでもダメなら、あとは狼煙(のろし)かテレパシー?
・・・じゃなくて、ラインなんでしょうね。本当は。うふ
稽古の帰りに翌週の確認ができれば良いのでしょうが。。。
来るのもバラバラ、帰るのもバラバラ。
準備や片付けで、てんやわんやでなかなかです。
でも次回以降は、気を付けようと思います。
#ちなみに正解は、
・演舞じゃなくて演武
・半棒は打方ではなくて打太刀
・下棒じゃなくて提棒
・形じゃなくて構え
・大森流は十二本じゃなくて十一本
でした。
演舞-演武はよくあるタイポ。1つだけでしたが、気を付けましょう。
打方&仕方は、棒同士の場合など。剣を持てば、打太刀です。
下棒はおもしろいですね。実際の伝書にもイカニモありそうな感じ。
剣術の構えのことを形(かたち)と表現することもあるでしょう。
でも形(かた)は、一般的には一連の攻防動作のことをさします。
大石神影流剣術では、手数(てかず)と呼称します。
さて、大森流十二本は? 半棒表と混同したのでしょうか。。。
まあもともと、十一本というのがとてもハンパな本数ですしね。
でもきっと、十本プラス一本、ということなのでしょう。
いずれも細かなことかもしれませんが、他の皆さんもご注意を。
さて、来週こそ通常通りの稽古です。
出雲大社奉納演武の稽古も、引き続きガンバリましょう!
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