横浜講習会(雑記)

いつもどおり起床して、あざみ野駅前のタリーズへ。

軽い朝食を摂って、館長からの連絡をお待ちして。

無事に館長と合流して、少しお話し。

バスでは大阪支部長と合流。

会場へ移動。

世田谷支部長、カジタさん、オオイシさん。お早いですね。

館長の荷物をお運びするのをオオイシさんに手伝ってもらいました。

 

9時に開館。受付して、着替え。

館長のお話し。

ただの雑談と聞き流すか、極意として受け取るか。

聞き手次第ですね。横浜支部長は極意として受け取りました

 

今回の講習会は秋に続く奉納演武の稽古が主たる目的です。

 

最初は、いつもどおり斬撃から。

何回か繰り返しました。

あまり繰り返すと動作過剰になるから良くない。

ほどほどに切り上げるのも大事とのこと。

 

続いて初発刀。斬撃と変わることはなし。

常に肘の重さを感じること。

振り上げるときには力を抜きやすいけれど、

振り下ろすときにはどうしても力を入れやすいので注意。

縦の斬撃でも、横の抜き付けでも、斜めの血振るいでも、納刀でも同じこと。

形の動きになるととたんに基礎基本を忘れるようではいけない。

 

新田神社奉納演武の稽古。

 

太刀打は出合、附込、請流、請入、心明剣を稽古。

切っ先で攻める必要はない。無念無想で動くこと。極意ですね。

足先で動くのではなく、お尻の上から下がすべて足。

地を蹴って動くのではなく、お尻の回転で歩く。

館長にお相手いただき、遣方を稽古。

頭で考えず、無念無想で動きました。

斬られても構わないと観念することが大事なのでしょう。

透明な感じで動くことができたように思います。

そういえば昔はこのような状態だったような気がしてきます。

形の手順を記憶して、小手先の技術を身に付けて、多少の心構えを覚えて。

上手になるどころか、逆に下手になっていたのでしょう。

今のは上手く行った、あそこが失敗した。そういったものも邪念なのでしょう。

前後跡先を考えず、損得を気にしないこと。

まっさらな心が大事なのだなと思いました。

 

11時から13時までは空手の団体と交代です。

荷物を持って、和室へ移動。

しばらくお茶を飲んで休憩しながら、館長のお話をお聞きしました。

 

お昼は、旬の味処やま田へ。今回も貸し切りにしてくださいました

皆で日替わり定食をいただいて、しばらく歓談。

 

午後は剣術の稽古から。

試合口五本。最初に習う手数ですが、難しいですね。

肘の重さを感じつつ、足で動かず、肚で受けて、肚で張る。

これができれば他の手数も同じことなのでしょう。

 

続いて柔術は十手と分童。

とてもシンプルな形ですが、とても難しい。

頭で考えて手足を順番に動かしていると、おかしなことになる。

なにも考えずに動くことが大事なのでしょう。

あれ、今のでいいの?というくらいのときの方が、今のは良かったと言われます。

あれこれ考えていると、決して良い動きはできません。

 

熱田神宮奉納演武の稽古。

 

横浜支部長は、一人で居合を抜く予定です。

衆人環視の中、館長の前で居合を抜く。

あれまあ、なんとおそろしい。。。

でもまあ、館長の御指示ですので否も応もなし。

館長がいらっしゃらないところで名代として一人で抜くよりはまだましかと諦めることにしています。

礼法から初発刀、横雲、向払の三本を抜き。

幸いにも途中でダメ出しをされることはなく、

最後まで黙って御覧いただくことができました。

ですがもちろん、腕前を認められてのことではなし。

言うまでもなく、褒められるようなものでもなし。

二点ほど御指摘をいただきました。

少し時間を置いて、他にはありませんでしたかとお聞きすると、もう一点御指摘をいただくことができました。ありがたいことです。稽古をしようと思います。

 

大小立詰は大阪支部長が受け、臨時で世田谷支部長が遣方。

いきなり初めての組み合わせでも、問題なく稽古していらっしゃいました。さすがのお二人です。

それにしても大阪支部長、相変わらず受け身がお上手ですね。

お弟子さんに投げられ続けて覚えた自然な受け身です。

見習わなくては!

 

最後に四留と込入を稽古。

手足を動かす順番ではなく、体の遣い方が大事ということを再確認しました。

上からではなく、下から下から入ること。

手先を使わず、体全体の動きで掛けること。

それにしても、館長の動きのムリムダムラのないこと。

合理的で自然な動き。作為がない。美しいですね。

少しでも近付きたいと思います。

 

少し早めに稽古終了。

着替えて、片付けをして、会場をあとに。

 

館長とオオイシさんは一足先にジョナサンへ。

カジタさんは一度帰宅してからジョナサンへ。

大阪支部長と世田谷支部長は今回はまっすぐお帰りに。

お忙しいところ、稽古に参加いただきありがとうございました。

横浜支部長は一度帰宅して荷物を置いて、ジョナサンへ。

途中でカジタさん合流。

 

しばし食事をしながら御歓談。

いつもは支部長がいらっしゃいますが、今回は横浜支部員だけ。

四人テーブルで、じっくりと館長のお話をお聞きすることができました。

とても贅沢なことですね。

 

2時間ほど歓談して、館長を地下鉄までお見送り。

オオイシさんは田園都市線。

カジタさんとバスに乗って帰宅しました。

クロネコヤマトに電話して、お預かりした館長の刀の集荷を手配。

ふー、やれやれ。ようやくこれでひと段落です。

 

大阪は広島と(比較的)近くて良いな、会場もいっぱいあって良いな。なんていつも思っていたりもして。

でも横浜は、館長が上京される際にお立ち寄りいただくことができます。

会場の確保もいつもドキドキハラハラ綱渡りではありますが、結果的にはいつも駅周辺で稽古することができ。

世田谷支部長もお近くですので参加していただきやすい。

たしかに地の利ですね。

せっかく各地にある支部です。それぞれの特色を活かして活動できると良いなといつも思っています。(大阪支部の皆さまにはいつもお世話になっています。)

 

それにしても大阪支部長、

シウマイ弁当の良さがわからないなんてマダマダですね!

(でもシュウマイではなく、正しくシウマイと表記したのは流石です!)

チャーハン弁当もオススメですが、幕の内弁当もオススメですよ。ちょっとお高いのと、いつも売り切れなのが残念ですが。。。次回はぜひ!

大阪支部稽古日誌