5月だというのに暑い日が続きます。まるで夏のよう。
翻って、夜になると冷え込んで。
砂漠のような寒暖差で、すっかり体調を崩してしまいました。
念のため病院に行くと、コロナやインフルエンザではない。ただの流行性感冒だ。と笑われました。でもかなり流行っているようで。職場でもセキをしている人多数。5月なのに。。。
体育館にはカジタさん、オオイシさん。
肩紐の千切れた刀袋はカジタさんからオオイシさんに返却されて。新しく購入された袋に移し替え。
いつも半棒もお待ちだったので、しばらくは不要とお伝え。居合刀、大石神影流木刀、定寸の鞘木刀だけなら一つの袋で足ります。少しは楽になるでしょう。
オオイシさん、お越しになる際に交差点で立ちゴケされたそうです。前に停車していた車が急にバックしてきたからと。災難でしたね。幸いケガはなし。なんにしろお気をつけください。
こういった際にも武道の稽古が役に立つと良いですね。
さて、稽古開始。
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<無双神伝英信流抜刀兵法>
斬撃
最近繰り返している甲斐あってか、おかしな癖は抜けてきました。
このまま続けましょう。
初発刀
主に抜き付けの稽古。
続く動作も抜き付けの延長です。
同じように動きましょう。
横雲
初発刀の抜き付けの理解の手助けとして横雲を稽古。
半身と正対の違いを意識しましょう。
虎一足
動作は異なりますが異なるからこそ理解の手助けに。
同じところと違うところと。
体感としては、変わるところはありません。
稲妻
横雲とも虎一足とも同じで違う。
よく稽古しましょう。
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<大石神影流剣術>
試合口、陽之表、陽之裏
カジタさん&オオイシさん。お二人で打太刀&仕太刀
ただ手順をなぞるのではなく、丁寧に正確に稽古。
いくつか手直し。
立ち方、構え方、手の内を正しくしましょう。
もう手順を覚えるレベルではないはずです。
気合い
住宅街にある小学校の夜の体育館で稽古をしています。
なので、あまり気合いの声は出しにくい。
(門の開け閉めの音でクレームが出るほどです。)
とは言え、気合いと声は違いますよとご説明。
ときおり外国の方が体験にお越しになると、気合いの声がおもしろいですね。
日本人だと、ホー、エーで覚えてしまい、そのように発声。ついそのように教えてしまうからでしょう。
でも外国の方だと、ヲー、ゑーみたく発音されたりして。聞いたままに発音されるからでしょう。
そんなお話をすると、多少は通じたようで。
頭から声を出すのではなく、吐く息に声が乗るだけ。ということが多少は理解ができたようです。
大きな気合いを出そうとすると、ただの怒鳴り声になってしまう。声を出そうとしてしまうと、気が上がってしまう。難しいですね。
肚から気合いを出す。意識して稽古を重ねましょう。
肚から動く。ということと深く関係があるように思います。どれかだけができるということはなし。すべてが密接に関連している。
いくら綺麗で正確な演武ができたとしても、気合いが抜けていては果たしてどうなのでしょうか? 腑抜けた演武は見たくありません。腑と肚。
気合いは重要です。決して虚仮威ではなく。
集中して稽古されたので、陽之裏までで限界のようで。
三学円之太刀は稽古せず、また次回に。
真剣勝負を行えば、十本を通すだけでヘロヘロになるはずです。
手順をなぞるだけの稽古にならないようにしましょう。
そのうえで、表と裏くらいは通せるように。
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<澁川一流柔術>
吉掛
礼式から組落まで。
カジタさん&オオイシさん。お二人で捕&受
お二人とも口をそろえて、吉掛は苦手とおっしゃる。
(じゃあ履形はできるのか?という話はおいておき。)
でも吉掛の形名を読み上げて通してもらうと、多少はつっかかりながらも一応はできる。
吉掛で独特な形は落投と裏返くらい?
(形の難しさ、多さなら履形の方が上かと思います。)
しつこくお聞きすると、足を引くのが難しいと。お一人で動いてもらうと、正対したまま、ただ足を引いている。ああ、たしかにそれではできるはずもなし。足を引くのではなく、体を開く/腰を割る/半身になる。いつもご説明しているはずなのですけれどもね。
剣術でも、半身を左右に切り替える動きは普通にあります。逆に、左右の足を進めながらも半身は変えないこともある。
ためしに込入の礼法をやってもらうと、きちんと半身を切り替えていました。同じように動いてくださいとお伝えすると、少しは通じたようです。
履形も同じなのですけれどもね。礼式の最初の動作です。けっきょく、吉掛ができないのではなく、履形ができていない。ということなのでしょう。込入を稽古すればさらに如実になるでしょう。吉掛は肩を押される。込入は胸を押される。よくできた稽古体系だなー。といつも感動してしまいます。
形の手順を覚えることを稽古の目的と勘違いしてしまうと、覚えている形は得意。覚えていない形は苦手。と認識してしまう。でもまったくそうではなくて。
手順は覚えているけれども、まったくできていない。手順は覚えていないけれども、動きは正しい。ということが往々にしてある。本人に自覚は難しいのですが。
形が求める動きを追求しましょう。それができれば、すべて履形と同じ。ということになるのでしょう。館長はいつもそうおっしゃられます。
形の手順を覚えることは目的ではありません。
半身と正対。居合と剣術でも稽古をしていますね。居合と剣術でできないことが柔術でできるはずもなし。柔術で稽古したら、居合と剣術にもフィードバックしましょう。
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定刻をわずかに過ぎて稽古終了。
来週も通常通りの稽古予定です。