明治神宮奉納演武から二日後の日曜。
館長からご連絡をいただいて、お会いすることに。
喫茶店でコーヒーをお代わりしながら、積もる話を5時間ほど。
なんだかんだとお話しの尽きることはありません。
道場で形を稽古するばかりが修行ではなし。
師匠のお話しをお聞きするのは、とても大事な稽古です。
ご一緒させていただける時間は、長ければ長いほど良い。
流派というのは、形のコレクションのことではなく。
思想、価値観、考え方のこと。
形を稽古することで流祖に思いを馳せるのも稽古。
師匠に直接お話しをおうかがいするのも稽古。
どちらも大事な稽古です。
我が強ければ、そもそも入門することもできず。
流派の名前を借りた、ただの我流/自己流でしかない。
自己否定
これは、なかなかに難しいことですね。