14日(火)東京で桜の開花宣言がありました。
統計史上1位タイの早さで、平年より10日早く昨年より6日早いとか。
15日(水)横浜で桜の開花宣言がありました。
こちらも統計史上1位タイの早さで、平年より10日早く昨年より6日早いとか。偶然にしてもおもしろいですね。
東京は全国初、横浜は全国2位。
暖かい日が続いて、全国で開花ラッシュになるそうです。
18日(土)は東急新横浜線と相鉄新横浜線が開通。
このご時世でいまだに新しい路線が開通するというのはなんだか不思議な気がします。
なんにしろ、新幹線の停車駅である新横浜の利便性が向上するというのは良いことですね。
渋谷まで直通で最速25分だそうです。
土曜は朝から雨で。久しぶりに冷え込みました。
袴の下にズボン下、稽古着の下に長袖シャツ。
雨はやんでいましたが、念のため傘を持ち。
コートを羽織りましたが、少し肌寒い感じ。
小学校前の桜は残念ながらまだ咲いてはいませんでした。
体育館にはカジタさん、ヒカルくん、オオイシさん、サトシさん。
さて、稽古開始。
-----------------------
<無双神伝英信流抜刀兵法>
○各自稽古
礼法から各自稽古。気になった点を手直し。
気が上ずることのないように。
肘を伸ばしきることのないように。
手首が外に折れることのないように。
下から動きましょう。
○初発刀
体育館の後ろにはいつもは跳び箱が並んでいます。
それが今週はなし。
卒業式と入学式の準備でしょう。
壁には大きな鏡が備え付けてあって。
いつもは使えませんが、今週はせっかくなので使ってみました。
一人ずつ、初発刀を抜いてもらい。
果たしていつもと同じように抜けたかどうか?
自分の姿は、思っていた通りだったかどうか?
普段は、鏡を使った稽古は推奨していません。
外形に捕らわれてほしくないから。
形を作る稽古をしてほしくないから。
でもたまには良いでしょう。
自己の客観視をする手助けにもなります。
鏡を見ながら、上手に抜こうとしてはダメで。
上手だなと見惚れるようでもダメです。
内観と外観のギャップがあれば、補正を。
また機会があれば鏡の前で抜いてみましょう。
-----------------------
<澁川一流柔術>
今週は順番を変えて、剣術より先に柔術の稽古。
ヒカルくん、いつもご用事で20時上がり。
なので柔術の稽古ができません。
でも柔術がとても楽しいとか。
たまには一緒に稽古をしましょう。
○込入
礼式から脛巻まで。
ヒカルくんもいるので、危ない形はのぞいて。
込入は、体を遣うこと。手先で手をこねない。
自分の体の向きが変わることで、相手の体勢も変わる。
そういう動きです。
まっすぐ下がるのではなく。
体を開くことで、向きを変える。
相手の力を逸らす。
吉掛は、肩を押してくる。
体軸の中心ではなくて、外側。
だから、そちら側の足を引けば、簡単に外せる。
そちら側の足を軸にしてしまうと、外せない。
込入は、体の中心を押してくる。
だから、吉掛よりもよりシビア。
漠然と動いただけでは、押し込まれてしまいます。
まっすぐに下がるのではなく、体を開くこと。
そしてまっすぐに出れば、ぶつかってしまいます。
開いた体をまた戻すことです。
進退ではなく開閉。ピストンではなくてループ。
皆さんだいぶ慣れてきましたね。
それでもときおり、左右の手で混乱して。
落ち着いて動きましょう。稽古です。
実際には、できることをするだけ。
考えている暇はありません。
ヒカルくんここでお帰り。お疲れさまでした。
-----------------------
<大石神影流剣術>
○陽之裏
カジタさん打太刀で掛かり稽古方式。十本通し
込入のように動いてもらいました。
手先で剣を扱わず。体全体で動く。
どっしりと腰を落とし、下から動く。
皆さん、とても良い感じでした。
剣術を剣術と思わず。柔術と区別せず。
同じように動きましょう。
大石神影流の運足は、足を上げ下げすること。
正対せず、半身になること。
まっすぐに振りかぶらず、上段から下ろすこと。
流派の掟を守りましょう。
-----------------------
20時30分過ぎに稽古終了。
いつもより少し早めでした。
居合、剣術、柔術いずれも皆さん上達されています。
居合は太刀打を稽古して。
剣術は陽之裏、柔術は込入に進んだのが大きいのでしょう。
冬のあとには春がある。
皆さんにも桜が咲くと良いですね。
来週も同じような稽古の予定です。
<<前の日記:決算処理&会計監査
>>次の日記:運営委員会