横浜支部では、毎週土曜の夜に稽古をしています。
終了時間が遅いため、稽古後のお茶や食事はなし。
現地集合、現地解散です。
先週末は館長をお招きして昇段審査を開催。
土日の午前と午後で、昼食と夕食もあり。
別会場を利用したので、集合や移動もあり。
稽古場以外での皆さんを見ることができました。
行動、立ち居振る舞い、言動、気配り。
いずれも稽古を超えることはありませんね。
逆に言えば、日常がそのまま稽古にもあらわれる。
道場に来て、礼をして稽古を始め。
礼をして、稽古を終える。
そしてまた日常に戻る。
それでは上達のしようもなし。
日常の行動をあらためることが必要です。
本来、普段の行動や立ち居振る舞いが不十分ならば、そもそも入門が許されない。
よくよく考えましょう。
稽古を日常に。日常を稽古に。
相互フィードバックが必須です。
体育館にはカジタさん、コバヤシさん、オオイシさん。
サトシさんは大学の卒論の関係でお休みです。
ヒカルくん、今週から稽古再開ですが遅れていらっしゃるとのこと。
さて、稽古開始。
-----------------------
<無双神伝英信流抜刀兵法>
○大森流
例によって各自で稽古。ゆっくりと丁寧に。
陰陽進退の張り受けと流刀の手直しをしました。
館長から御指摘いただいた不十分な点の一つです。
教わって終わりではなく、各自でよくよく稽古をしましょう。
道場に来て、刀を抜くのばかりが稽古ではなし。
順刀も少し稽古。
手と足と体と剣を協調一致させることです。
無駄がなくなれば、結果として早くなります。
動作がもたついて手間取るのには原因がある。
よくよく考えましょう。
剣が背中で左肩、右肩を巡るのは流刀と同じ。
さらに言えば、初発刀と変わることはなし。
運剣です。
自分の体勢に惑わされないようにしましょう。
ここでヒカルくん到着。
次の太刀打から参加です。
○太刀打 出合、附込、請流、請入
二人一組で最初の四本を稽古。
請流と請入が難しいですね。
間と間合いがおかしいと形通りに動けない。
よくよく稽古をしましょう。
請入で剣が背中を巡るのは流刀や順刀と同じ。
力んで握ると刃筋が通りません。
剣の動きと体の動きを協調一致させること。
手で剣を振り回さないことです。
最後にヒカルくんに演武をしてもらいました。
お上手でした。
最後の稽古は4月末ですから、半年以上ぶり。
体は忘れていないものですね。さすがです。
-----------------------
<大石神影流剣術>
○試合口
二人一組で稽古。
いつまでも初心者ではありません。
人に見せても恥ずかしくない演武を。
流派名、道場名に恥じない演武を。
見事な演武ではなく、流派の演武を。
○陽之表 よう剣から正当剣まで
二人一組で稽古。
居合の太刀打とはまた違った動き。
流派が違うのだから当然ですね。
きちんと区別して覚えましょう。
最後にヒカルくんに演武をしてもらいました。
お上手でした。さすがですね。
ここでヒカルくんお帰りに。
お疲れさまでした。
-----------------------
<澁川一流柔術>
○吉掛 礼式から落投まで
ヒカルくんが帰ったので、オジサン三人で稽古。
マットを敷かず、床で稽古をしました。
前回、硬い床での稽古、皆さんお上手でした。
マットをあてにして雑な動きをせず。
丁寧に動きましょう。
固いと言っても石ではなし。体育館の床です。
このくらいは普通にできなければ。
※小さなお子さんにはマットは必須と思っています。
頭を打ったら一大事ですので。
もちろん大人も同じことですが。
履形をさんざん稽古しました。
それを吉掛にも活かしましょう。
受けの攻撃、捕りのさばきは少し異なります。
違うところを稽古。同じところを稽古。
共通の原理を探しましょう。
それを見つけて身につければ、簡単なこと。
それが稽古の眼目かと思います。
-----------------------
20時40分に稽古終了。
今週はとても寒く、しんしんと冷え込みました。
そういえば冬の体育館は寒いのでしたよね。
帰宅して、お風呂に入ってほっと一息。
メンバーも少し変わって、稽古内容も少し変わり。
それでも稽古することは同じです。
来週も同じような稽古の予定です。
<<前の日記:横浜支部 昇段審査(居合、剣術、柔術)
>>次の日記:太刀打と陽之表/吉掛