先週末は台風14号に翻弄されて。
今週末は台風15号に翻弄されるかと思いきや。
土曜の朝9時に東海道沖で温帯低気圧になったとか。
とは言え、台風も低気圧もただの定義。
雨風があることに変わりはありません。
お昼前にスマホからはやかましいアラームが。
緊急速報警戒レベル4とか。
でも自宅周辺はそのうち雨もあがりました。
今週は月曜と金曜が祝日で。
連休明け、連休前は職場は大混雑。
大阪講習会の二日目は急きょ欠席となりましたが。
大混雑の職場には穴を開けずに済みました。
金曜はお休みで。でも稽古なし。
なんだか調子がくるいますね。。。
さて土曜。待ちに待った横浜支部の稽古です。
朝から激しい雨と風が降ったりやんだり。
そのうち雷鳴もゴロゴロと。
雨の中、傘をさして体育館へ。
>さすがに雨が降っていれば傘をさします。
大事な稽古道具が濡れるのは困りますので。
入り口前にオオイシさん。
ちょうど前の団体が終わって、退出されたところでした。
少し早めに終わられたようでありがたいことです。
二人でモップがけ。
湿度がすごくて、モップがとても重い。
湿度のせいか、ホコリが塊になって大量でした。
ほどなくカジタさん。
コバヤシさん、今週もお休み。
ショウタロウくん、長野でお休み。
そろそろウインタースポーツの時期ですね。
サトシさん、大学院の面接でお休み。
学業もお忙しいようです。本業が大事ですね。
ということで、今週もお二人との稽古です。
先週は若者二人。今週はおじさん二人。ふふ
さて、稽古開始。
-----------------------
<無双神伝英信流抜刀兵法>
○礼法
大阪講習会で館長に手直しされたところを皆さんにもお伝え。
皆さんにお伝えしながら、自分も稽古。
修行途中の身です。ご容赦ください。
○歩法&斬撃
床が湿って、足袋が滑りませんね。
いろいろな状況があるはずです。
戸惑うことなく対応しましょう。
雨、風、雪、闇、、、。
自分に都合の良い状況ばかりではありません。
少し前にのめり気味になるのは、体が固いから?
先週のお若い二人とは対照的ですね。
柔らかく動きましょう。
○大森流そろい抜き
横浜支部長が前でそろい抜き。
オオイシさんは勢中刀まで。
座る、立つ、向きを変える。
そんなこともまだまだできていませんね。
お互い、稽古をしましょう。
○カジタさん
・英信流表
お一人で通し抜き。横から少し手直し。
良い感じです。
英信流表を大森流にもフィードバックしましょう。
英信流表はエッセンス。
大森流は基礎基本。だから極意。だから難しい。
そんな気がします。
・太刀打
横浜支部長が相手で十本通し。
だいぶほぐれてきましたね。
でもまだ少し固い感じがします。
リラックスして自由に動けるようにしましょう。
形をなぞるのではなく。
○オオイシさん
・初発刀から勢中刀まで
お一人で抜いてもらって、手直し。
陰陽進退あたりから少しあやしい感じ?
右足か、左足か? できたりできなかったり。
右足と左足を間違えたところで、大したことなし。
とは言え。
それでは形の要求するところの稽古は難しい。
右足で抜くのと、左足で抜くのでは遣い方が違う。
面を浅く斬るのと深く斬るのとでは意味が違う。
まずは形通りに動きましょう。
自分の手足です。思い通りに動かせるように。
イメージトレーニングも大事ですね。
寝る前がオススメです。
-----------------------
<大石神影流剣術>
○構え&素振り
横浜支部長が前でお二人と。
人数が多いと横並びになって。
なにか言われても、他人事?
目の前に立たれると、やはり緊張感が違いますよね。
必死に、集中して、真剣に稽古する。
でも普段からそれができると良いですね。
回りが一人でも、二人でも。
稽古をするのは自分です。
軽い木刀でゆっくりと素振り。
正しい動きができます。
重い居合刀で速い斬撃でも、同じように動きましょう。
肩、肘、手首のスナップを使わない。
同じ手の内、同じ状態で、ただ上げ下げするだけ。
切っ先を飛ばす必要はありません。
速く、強く振ろうとする必要はありません。
○試合口
カジタさん&オオイシさん。打太刀&仕太刀
この組み合わせも良い感じですね。
とくにカジタさん打太刀だと引き立つ感じ。
さすが上級者。
逆も悪くはないのですが、やはり少し。
打太刀の差ですね。
上手く行く相手、なんだかいまいちな相手。
お互いの相性もありますが、要は自分の実力。
誰が相手でもどちらが打太刀でも仕太刀でも。
いつでもどこでも同じようにできるように。
例え初めての相手でも。
○陽之表
カジタさん仕太刀&横浜支部長打太刀
例によっていきなり十本通し。
はい、イイ感じですね。
あとは気合い、気迫、集中力といったところ。
館長のおっしゃるところの、肚でしょうか。
これはもう練る/煉る/錬るしかない。
常に意識して求めることでしょう。
横浜支部長も探求中です。
-----------------------
<澁川一流柔術>
○履形 三十五本
横浜支部長がお二人相手に示範
カジタさん&オオイシさん、捕りと受け
カジタさん受け
いきなりでも安心して掛けることができます。
ただ少し、癖がありますね。
抑えようとすると、前回りしそうになったり。
予測したりせず、こう動こうと思ったりせず。
相手がしたとおりに動きましょう。
やられたら、やられた分だけ動く。
勝手に動いたり、無駄に抵抗したりしない。
形の稽古です。
オオイシさん受け
腕が太くて、汗っかきでいらっしゃる。
油断するとすっぽ抜けてしまいますね。
良い稽古になります。
細い人、軽い人、小さい人、柔らかい人。
乱暴にならずに丁寧に掛ける。
太い人、重い人、大きい人、硬い人。
相手に動いてもらわずに、自分で掛ける。
どちらも大事な稽古です。
状況に合わせる。相手に合わせる。
どちらも大事な稽古です。
相手がお二人だけなので、一組だけ。
横浜支部長がつきっきりで稽古です。
こちらの言うことをよく聞いてくださいます。
自分が言われている。直さねば!
と思うのでしょう。
普段も同じなのですけれどもね。
常に真剣に稽古をしましょう。
○打込
返投、捻付、返捕、掻込、捕込、襟捕
横浜支部長の稽古です。
カジタさん受けで、いきなり一回だけ通し。
カジタさん、懐剣での打込みは初めて。
でもきちんと動いてくださいました。
打込は、履形、吉掛、込入に続いて四番目に稽古をするグループです。
三十以上のグループの中で四番目。
かなり早い段階ですね。
柔術は素手と素手の格闘技ではない、
ということがよくわかることかと思います。
打込は、名前のとおり懐剣での打込みのみ。
でも懐剣での突きの形のグループはありません。
では懐剣での突きは稽古しないのか?
そんなことありませんね。
皆さん、もうすでに稽古をしているはずです。
-----------------------
20時40分に稽古を終了。
定刻を少し過ぎてしまいました。
横浜支部長の務めは、
館長からの教えをお伝えすること、
稽古場所の確保、
稽古上の安全の確保、
カリキュラムの管理、
そのように考えています。
稽古をするのはあくまで自分です。
馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない
なんて言葉もありますね。
お互い、よくよく稽古をしましょう。
体育館を出ると、雨はやんでいました。
危なく傘を忘れるところでした。たは
自販機でイチゴオレを買って一気に飲んで。
ようやく一息。ぷしゅー
ということで。
今週はおじさん二人との稽古でした。
同じ二人でも、若者二人とはまた違う稽古でした。
おもしろいですね。ふふ
来週も同じような稽古の予定です。
<<前の日記:大阪講習会
>>次の日記:10月の稽古/柔術の稽古