中秋の名月/勢中刀

いつもどおり体育館に到着。

カジタさん、オオイシさん、サトシさん。

モップがけも済んで、お二人は着替え中。

 

カジタさん、稽古着を新調されて。

黒の上衣に黒の袴。

今までずっと白の上衣だったので新鮮ですね。

袴は市販の指定のサイズより小さめをお勧め。

2サイズ下にしたら少し短すぎたみたい。。。

でもまあ、いずれヒカルくんも使えるから良いでしょう。

黒で引きしまって小柄に見えます。

お腹を張る癖をつけると良いですね。

 

扇風機を出して、上の窓は開けず。

まだ熱気がこもっていましたがそのうち落ち着くことでしょう。

 

ほどなくショウタロウくん。

 

コバヤシさんお休み。

月末に大事な用件で海外に渡航予定。

コロナに感染してしまうと支障があるのでリスクヘッジです。

 

ということで今週は4人と稽古。

さて、稽古開始です。

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<無双神伝英信流抜刀兵法>

 

○歩法&斬撃

 

○初発刀 そろい抜き

 横浜支部長が前でそろい抜き。

 

○大森流 そろい抜き

 横浜支部長が前でそろい抜き。

 オオイシさんは逆刀まで。

 サトシさんは見取り稽古。

 

○カジタさん&ショウタロウくん

 続いて英信流表を二人でそろい抜き。

 太刀打の遣方と相手。

 

 水月刀を少し稽古。

 打太刀は出ながら払います。

 詰合の水月は同じような形ですが、退きながら払う。

 同じような動作ですが、間と間合いはだいぶ違いますね。

 太刀打の水月刀の方が稽古はしやすいことと思います。

 

○オオイシさん

 初発刀から逆刀まで復習。

 

勢中刀

 さて新しい形です。9月に九本目。

 

 左を向いて正座。

 正面に向き直って、逆刀と同じ体勢に。

 左足を引きながら鞘を払って抜き付け。

 立ち上がって歩みながら運剣、斬撃。

 立ったまま血振るい、納刀。

 

 簡単ですね。

 大森流は、後半になるほど形が早くなります。

 決して、動作が速くなるのではなく。

 そして立つのも早くなる。速くではなく。

 この意味がわかると良いですね。

 稽古を積みましょう。

 

○サトシさん

礼法

 良い感じです。

 でも固い感じは相変わらずです。

 リラックスしましょう。

 

斬撃

 良い感じです。

 のけぞる癖がまだほんの少し残っています。

 リラックスしましょう。

 顎を引いて上目遣いにならないよう。

 首はまっすぐ。顔は正面。目もまっすぐに。

 リラックスしましょう。

 勢い込んで斬り付けることのないように。

 手と足を協調一致させて刀を上下させるだけです。

 

横に開いて納刀

 英信流の横に開く動作。

 勢いよくやる必要はありません。

 手で刀を操作する必要もなし。

 ただ手を開くだけ。弛めれば刀が転がります。

 右手を開くのではなく。左手も同時に開く。

 肚を中心に開くこと。

 

 納刀は少し難しめですね。

 大森流の納刀の方が稽古しやすいかもしれません。

 初発刀で稽古をしましょう。

 

○演武

 最後に太刀打の演武

 カジタさん違方&ショウタロウくん相手

 

 お見事でした。

 とくにショウタロウくん、打太刀を見事につとめました。

 全体にもう少し間を取ると良いですね。

 少しグダグダな印象を受けました。

 十本を通して演武したら、へろへろになるくらいが良い。

 ただなんとなく手慣れて流すことのないように。

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<大石神影流剣術>

 

○構え&素振り

 

○試合口

 4人で回り稽古。打太刀と仕太刀

 

 オオイシさんとサトシさん、続けて稽古。

 

○陽之表

 カジタさん&ショウタロウくん。打太刀と仕太刀

 

 カジタさん、太陽剣ができないとのこと。

 打太刀の剣がお腹に刺さると。あれまあ。。。

 最初からお伝えして、毎回お伝えしているとおり。

 基本の立ち方、構え方、歩き方、剣の振り方。

 やってもらって、少し手直し。はい、OK!

 これが毎回できるように。

 お伝えはできますが、稽古は自分でするものです。

 あとはご自身で稽古を。

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<澁川一流柔術>

 

○履形

 礼式から地捕まで。二人一組で捕りと受け

 カジタさん&オオイシさん

 ショウタロウくん&サトシさん

 

 形名を読みあげて二回ずつやったら交代。

 形名を聞いたらすぐにできるように。

 

○演武

・カジタさん捕り&ショウタロウくん受け

 指名していきなりやってもらいましたがお上手でした。

 いくつかの形を間違えましたが、それじゃなくてあれ。と言うとすぐに通じて。

 同じような形名がいくつかありますからね。

 形の前半、中盤、後半で覚えると良いかも。

 

 蹴込は巴投げ、

 蹴投は捻付の変化、

 蹴落は掴んで引っ掛けて倒して踏み込む 

 

 反り投は親指、

 潜返は小指

 

 眼潰、頭捕、当捕、当返、当投は当て

 

 小車は小さくなって車、

 前車は前で車

 

 捻捕は捻じ捕る、

 引込は引き込む。

 

 などなど。。。

 もちろん形の動作の情報量は莫大です。

 とくに柔術は細かい?

 でもまあ、あれとかこれとかそれとかで覚えても良いでしょう。

 要は動きが正しければ良いのです。

 理屈だけ覚えても仕方がない。

 言われて動ければ充分でしょう。

 もちろん実際には、遣えることが目的です。

 状況に応じた形がさっとできると良いですね。

 

・オオイシさん捕り&サトシさん受け

 二番手。

 せっかくの稽古のチャンスです。

 どなたか?と言ってすぐにハイと手が挙がると良いですね。

 日本武道館の真ん中で流派名を背負って演武しろと言っているわけではなし。

 

 オオイシさん、形名と動きがなかなか一致せず。

 まだまだ不慣れですね。

 稽古を積みましょう。

 たとえ順番を覚えていなくても。

 形名を言われたらすぐに思い出せて、さっとできるように。

 一つずつできるのと通してできるのは違います。

 見ればできるのと言われてできるのも違う。

 稽古をしましょう。

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20時30分に稽古終了。

履形の稽古がひと段落したので、スムーズに進みました。

もうだいぶ過ごしやすくなって、ポカリはだいぶ残りました。

お二人の着替えを待って外へ。

空には中秋の名月が浮かんでいました。

満月でした。

 

来週の稽古ですが。

コバヤシさん、引き続きお休み。

オオイシさん、趣味の発表会でお休み。

カジタさん、ヒカルくんのコンサートでお休み。

皆さん多芸で素晴らしいですね。

ということで。

来週はショウタロウくんとサトシさんのお二人だけ。

稽古はさくさくと進むことでしょう。

大阪講習会の前日ですので少し早めに切り上げる予定です。

 

 

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