猛暑日の稽古

東京都心は猛暑日で。

6/25土から8日連続。

7年前の歴代1位と並んでタイ記録とか。

 

自販機でポカリを買って、体育館へ。

カジタさん、コバヤシさん、オオイシさん、サトシさん。

モップがけも終わって、三人は着替え中。

扇風機を出して、上の窓を開けて。

ほどなくショウタロウくん到着。

 

それにしても暑いですね。

無理せず、各自で適当に休憩して水分補給をしましょう。

 

サトシさん、足を痛めたとか。

無理せず、できる範囲で稽古をしましょう。

貫汪館では、体育会的なノリは不要です。

体調が悪いときには無理をして稽古をしないように。

決して良いことはありません。

稽古に遅れてきたり、早退したりもありです。

たとえ少しでも稽古をする。大事なことです。

 変なまじめさは不要。

 少しでも稽古をする。

ちょっとした価値観の逆転が必要かもしれません。

 

さて、稽古開始です。

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<無双神伝英信流抜刀兵法>

 

○礼法&座法

 

○歩法&斬撃

 

○初発刀 そろい抜き

 

○カジタさん&ショウタロウくん

 

大森流&英信流表

 そろい抜き

 

太刀打

・出合&附入、請流&請入、月影&水月刀

 先週までの復習です。

 形が増えてきて、そろそろ混乱してきた?

 十本通しで、すらすらとできるように。

 

・独妙剣&絶妙剣&心妙剣

 妙剣シリーズ三本。

 二本は復習。でもなんだかあやしいですね。。。

 

 さて、心妙剣。新しい形です。

 太刀打は全部で十本。

 最初の二本は納刀からスタートで、いかにも居合。

 でも続く形は、抜いたままで納刀しない。

 これ居合? ただの剣術ですね。

 でも九本目になって、また納刀から。

 うむ、やっぱり居合だったか。。。

 でも最後の十本目は、抜いたまま。

 やはり剣術?

 そもそも、居合と剣術の区別が意味がない。

 抜ければ抜くし、抜けなければ抜かない。

 大小詰なんて、最後まで抜かないし。

 居合と剣術と柔術と。区別をしないことでしょう。

 

 心妙剣。形としては、勢中刀と同じ。

 立ったまま、正面向きで始める。相掛かり。

 以上。

 

 ショウタロウくん、例によって躊躇なし。

 一回やって見せて、次にはもうできました。

 さすがです。

 カジタさん、こちらもお見事。

 

 さて、太刀打も残すところあと一本。

 最後の十本目はとてもシンプルで。

 横浜支部長のお気に入りの形のひとつです。

 楽しみですね。ふふふ。。。

 

○コバヤシさん 大森流

 そろい抜き&独り稽古。少し手直し。

 

 水平垂直、中心を大事に。

 前後左右上下の三軸六方を意識して。

 動作の前後でぐらぐらぶよぶよしないように。

 淡白な動きを目指しましょう。すっきり

 

 虎乱刀、お上手でした。

 初発刀も同じように抜きましょう。

 立っている方が制約がない分、動きやすい。

 座っていると、床の制約があって動きにくい。

 でも好き勝手に動くのと、自由自在は違う。

 制約のある中でも自由に動ける。

 そんな動きを目指しましょう。

 それが本当の自由かと思います。

 

○オオイシさん 流刀まで

 流刀に苦労されています。当然ですね。

 とても厳しい制約が課された形です。

 その中で自由に動けるように。

 

 繰り返し稽古をされていました。

 その甲斐あって、だいぶ動けるようになられました。

 もう少しですね。

 ポイントは、左足を踏み出すタイミングでしょうか。

 決して大きく踏み出さないこと。右膝近くに。

 上体は低く、胸が左膝に着くように。

 刀できっちりと背を囲いましょう。

 万が一、斬り込まれても受けられるように。

 大事な心得のひとつです。

 

○サトシさん 礼法

 飽きずに礼法を繰り返し。

 ご本人はそろそろ、もう飽きた?

 

 二尺七寸の居合刀をお貸ししました。

 鯉口は切らず、抜き納めはなし。

 礼法の稽古だけです。

 それでも、感じるところはあったようで。

 長く、重い。

 その違いを感じるだけでも意味があるでしょう。

 長く重い刀で稽古をする。

 そうして、繊細な感覚を磨きましょう。

 決して、逆に鈍くなることのないように。

 

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<大石神影流剣術>

 

○構え&素振り

 

○試合口

 コバヤシさん&オオイシさん

 

○陽之表

 カジタさん&ショウタロウくん

 

サトシさん

 鞘を作り替えてお渡ししました。ピッタリ。

 剣術の稽古では、鞘を遣うのは最初と最後のみ。

 それでもやはり鞘は大事です。

 

 横浜支部長とマンツーマンで稽古。

 構えと素振りを繰り返しました。

 最後に、手の内について質問あり。

 これで合っていますか?と。

 疑問が出るというのは良いことですね。

 それだけ真摯に稽古をしているということ。

 繰り返しお伝え。

 

 ただし、手の内は手だけの問題ではなし。

 体の向きがおかしくて、手の内だけ正しくはできない。

 足踏みがおかしくて、体の向きが直るわけはない。

 全体でひとつです。

 すべてがぴたっとはまる場所をさがすこと。

 細部だけにこだわってはいけない。

 まずは全体を。それから細部を。

 ブロックを積み重ねるのとは違う。

 全体から細部へ。粗から微へ。

 そんな稽古を心掛けましょう。

 

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<澁川一流柔術>

 

○履形

 最初に一人で動いて、それから相手をつけて稽古。

 

 横浜支部長の自宅の和室の壁には、A3の紙が貼ってあります。

 もちろん、履形の目録です。

 それを見ながら、独りで稽古をしています。

 相手なしで柔術の稽古?

 それを言うなら、居合も相手なしで稽古ですよね。

 剣術も、相手なしで稽古ができます。

 

 相手がいなければ稽古ができない?

 それはただの甘えですね。

 相手がいるのはありがたいこと。

 相手がいれば感謝して稽古を。

 相手がいなければ独りで稽古を。

 当たり前のことです。

 

 一人で動いても、相手がいるように。

 相手がいても、一人で動いているように。

 自分勝手にならず、相手頼りにならず。

 いつも同じように動きましょう。

 

礼式

 

負投/裏投/巻返/柔投/返投

 

捻付/腰投/杭止/潜投/切込

 

蹴込/浪人捕/足裏/返り投/返返

 

絞り/掻込/眼潰/呼吸投/蹴投

 

切落/蹴落/組落/潜返/頭捕

 

当捕/小車/前車/当返/当投

 

今週もまた少し進みました。

 

小車は先週の復習。

皆さん、とても上手になられました。

とくに受け身が良いですね。

稽古をすればするだけ上手になる。

楽しくて仕方がないことでしょう。

 

前車も、おもしろい形ですね。

受けの体勢がちょっとカコワルイけど。ふふ

二種類をお伝え。

替え技と呼ぶわけでもなく。

(一)と(二)と呼ぶわけでもなく。

表と裏と呼ぶわけでもない。

目録には名前が一つだけ。でも形は二種類。

おもしろいですね。

目録を見ただけではわからない。あるあるです。

 

コバヤシさんのリクエストで足裏を稽古。

座って、立つだけですね。

裏投や返投などと変わることなし。

いつもと同じ動作です。

最初に蹲踞をして、立ち上がるのと同じ。

立って、座って、回るだけ。

すべてはただそれだけのことです。

 

さて履形も、残すところあと5つ。

最初はどうなることかと思っていましたが、光が見えてきました。

さくさくと最後まで進んで、通して稽古をしましょう。

形名を言われたら、迷わずさっとできるように。

楽しみですね。ふふ

 

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20時30分を少し過ぎて稽古終了。

幸いにも熱中症で倒れるような人もなし。よかた

無理せず、小休止して水分補給をしましょう。

マスクも無理をせず。可能な場合は外してよし。

 

サトシさんの足の不調も心配でしたが、最後まで問題なし。

無理のない適度な運動はかえって良いかもしれません。

でも運動をしたあとは、アイシングをしましょう。

 

窓を閉めて、扇風機を片付けて。

三人の着替えを待って、体育館をあとに。

ポカリを飲みほして、自販機でペプシを買って飲み。

帰宅して、熱いお風呂に入ってほっと一息。

 

来週は、参議院選挙のため稽古なし。

 

再来週は、通常通りの稽古予定です。

 

夏休み期間中は、体育館周辺の工事があります。

稽古の場所と時間が変則になったり、中止になる可能性があります。

詳細は別途お知らせしますが、ご注意ください。

 

 

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