横浜支部ホームページに連絡あり。
東京都在住の22歳男性。見学希望と。
返信して、いつもどおり体験のご案内。
校門前でカジタさんと合流。
体育館には、コバヤシさん、オオイシさん、アライさん。
モップがけも終わって、お着替え中。
ショウタロウくん、今週はお休み。
来週は中間テストだそうです。
学生さんらしくて良いですね。ふふ
アライさん、いつも六尺棒をお持ちです。
棒回しを少し手直し。
見学希望の方、時間になってもお見えにならず。
お伝えの仕方が悪かったか。。。
いずれお越しになるでしょう。
さて、稽古開始です。
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<無双神伝英信流抜刀兵法>
○礼法&座法
正面に礼をして、座ってお互いの礼、、、と携帯に着信あり。
見学希望の方からでした。
校門前で戸惑っているご様子。
お迎えに行きました。
体験しますかとお聞きすると、今日は見学で良いと。
無理強いをしても仕方がありません。
では、座って見学を。
○歩法&斬撃
横浜支部長が前で全員で稽古
○初発刀そろい抜き
横浜支部長が前で全員でそろい抜き
○大森流そろい抜き
横浜支部長が前で、カジタさん、コバヤシさん稽古
オオイシさん、アライさんは見取り稽古
○英信流表
カジタさん独り稽古
○英信流奥
カジタさん独り稽古
○カジタさん 太刀打
横浜支部長が相手
出合&附入、請流&請入、月影&水月刀まで。
どんどん先に進みましょう。十本通しでできるよう。
○コバヤシさん 大森流
うつむいて上目遣いになるのを直しましょう。
姿勢が悪くて、正確に動けるわけもなし。
姿勢はすべての基本、根幹になります。
○オオイシさん
・初発刀、左刀、右刀、當刀
気になる点はありますが、お伝えはしてあります。
あとはご本人の稽古次第でしょう。
・陰陽進退
さてでは、新しい形。
初発刀と同じように抜き付け、左足で斬撃。
左足を引いて張り受け、左膝を着いて斬撃。
あとは初発刀と同じ。
文章にするととても簡単ですね。
でも実際にやろうとすると?
運動神経の良い方なら簡単かも。
でも左足を踏み出したり、左足を退いたり。
ただそれだけのことが難しい。
筋力だけでなく、バランスも必要ですね。
そのための稽古です。
前後、左右、上下。自由に動けるように稽古をしましょう。
大森流は、とても良くできています。
稽古の体系です。
○アライさん
初発刀を拝見。
うん、なんだかいまいちですね。
先週、先々週と稽古が空いてしまいましたしね。
また一から確認です。
繰り返し、稽古をしましょう。
初発刀はすべての基本です。
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<大石神影流剣術>
○構え素振り
○試合口 回り稽古
二人一組で打太刀と仕太刀。回り稽古
○陽之表
カジタさん仕太刀&横浜支部長打太刀
いきなりぶっつけ本番で演武形式。
他の皆さんには見てもらいました。
カジタさん、途中一度、手数の順番を間違え。
十本通しって、けっこう難しいですよね。
集中力、体力、気力。それらが続くかどうか。
切れると、順番とか間違えたりして。
いつでもさっと十本を通せるようにしましょう。
気合いも稽古が必要ですね。
掛け声は、ホーとエー。
でも、それはただの掛け声ですね。
では、気合いは?
声を出すのではなく。肚から息を吐く。
それに音を乗せるだけ。
と館長からはお教えいただいています。
ブレイクスルーが必要ですね。
ただ繰り返していても、できるものではなし。
今後の課題にしましょう。
裂帛の気合。出せると良いですね。
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<澁川一流柔術>
○履形 掛かり稽古方式
横浜支部長が皆に一回ずつ掛けて実演。
あとは掛かり稽古方式で稽古。
今週は四人だったから、二人一組で稽古すれば良かったですね。
ショウタロウくんを含めて5人だな、とか。
見学希望の人が体験をするなら、、、とか。
あれこれと余計なことを考えてしまいました。
・礼式
基本の動きです。
退く、進む。上げる、下げる。
ゆっくり丁寧に稽古をしましょう。
スピードとパワーは大事です。
でもそれで誤魔化していては、稽古にならない。
正しい動作を稽古しましょう。
正しい意識を稽古しましょう。
礼式は、澁川一流の理念を顕しています。
最重要な形の一本です。
・負投/裏投/巻返/柔投/返投
復習ですね。ここら辺は皆さんお手のもの?
・捻付/腰投/杭止/潜投/切込
さてそろそろ、新しい形。
カジタさん、コバヤシさんは稽古済み。
オオイシさん、アライさんは初めて。
でもなんだか皆さん、同じようで。。。
繰り返し稽古をしましょう。
捻付は例によって反対の手が問題ですね。
上から押さえつけようとせず。
横から添えるような感じでしょうか。
巻返は、六尺棒の打込みにも似て。
捻付は、六尺棒の突きにも似る。
杭止は、さらに少し力の方向が違う。
相手の肘の向きがポイントの一つでしょうか。
負投は、下に入って上げる。
捻付は、横に入って押さえる。
裏投、柔投、返投、腰投は同種の形。
反対の手の位置が違うだけで、動きはほぼ同じ。
切込は、手の動きに心をとらわれることなく。
いつもと同じ。ただ、しゃがむだけです。
持ち替えも難しく考える必要はなし。
あわてず、まずは自分の手を取って。
離さず、ヘビが巻き付くように持ち替えましょう。
潜投も、他の形と変わることはなし。
まっすぐ入って、体の向きが変わることで技をかける。
反対の手のタイミングもいつもと同じ。
早かったり遅かったりしないように。
やることはいつも同じです。
履形は澁川一流の基本の形です。
多くの形の手順を覚えようとするのではなく。
どの形も同じことを稽古しているのだと気付きましょう。
そこに至るまでの稽古をしましょう。
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20時30分に稽古終了。
ということで、4人と見学者との稽古でした。
5人との稽古だったら、五月の稽古日記のタイトルはすべて5で統一できたのですけれどもね。。。残念!
今週から、稽古の時間配分を少し改めました。
居合と剣術はほどほどに、柔術の時間をたっぷりと。
履形は全部で35本。
のんびりしていると、いつまでも稽古が進みません。
早めに一通りお伝えして、繰り返し稽古をしましょう。
多くの形を稽古することで見えてくることがあります。
これからどんどん先に進むつもりです。
見学の方、最後までご覧になられました。お疲れさまでした。
校門までお見送りしながら少しお話。
副都心線から田園都市線を乗り換えて1時間弱ほどとか。
世田谷支部もご案内。
よければまたご連絡をください。
来週も同じような稽古の予定です。
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