五月の晴れ

五月晴れと書いて、さつきばれ。

本来は、旧暦五月の梅雨の合間の晴れのこと。

でも今では普通に五月の晴れのことを言ったりして。

清々しいイメージがありますね。

 

さて、土曜は雨模様。降ったり、やんだり。

家を出るときには降っておらず。

なので、例によって傘は持たず。ふふ

 

早めに体育館に到着。

コバヤシさんとオオイシさんの姿あり。

二人で並んでモップがけ。着替え。

 

お二人の着付けをチェック。

帯は後ろで結んで。袴の紐の結び方はこうで。

最初にお教えしたことではありますが。。。

着付けも大事ですね。

目付け、抜き付け、斬り付け、着付け。

なんて言葉もあるようです。

 

ショウタロウくん到着。

お二人の着付けチェックの間、お待ちいただき。

 

皆で身長と両腕を左右に広げた長さを計測。

 ショウタロウくん169センチ/169センチ

 コバヤシさん  178センチ/180センチ

 オオイシさん  179センチ/174センチ

 横浜支部長   177センチ/174センチ

ショウタロウくんは同じ長さ。

コバヤシさん、腕の方が長い。

オオイシさんと横浜支部長は腕が短い。

身長と腕を広げた長さは同じくらいと言われていて。

腕が長い人は運動神経が良いとか。さて?

 

横浜支部長の腕の長さで三尺や三尺三寸を抜けるのですから、

皆さんも問題なしということでしょう。

実際あとで三尺刀を抜き納めしてもらいましたが、

とくに問題はないようでした。

 

今日はカジタさん、オオイシさんお休み。

カジタさん、喉の調子が悪いとのこと。

このご時世ですので大事を取ってお休み。

ご自分のためというよりは、皆さんのためですね。

ご配慮かと思います。

オオイシさん、ご家族のご都合でお休み。

なにかといろいろとあるものです。

毎週稽古ができるのは、それだけで幸いなことです。

 

ということで今週は、

 ショウタロウくん最古参、

 コバヤシさん中級、

 オオイシさん初級、

の三人との稽古です。

 

さて、稽古開始。

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<無双神伝英信流抜刀兵法>

 

○礼法&座法

 

○歩法&斬撃

 

○初発刀そろい抜き

 

○大森流

 ショウタロウくんが前で、コバヤシさんとそろい抜き。

 テンポの違うお二人です。良い稽古になるでしょう。

 

○英信流表

 ショウタロウくん一人で稽古。

 とくに問題はなさそうでした。

 

○オオイシさん

 初発刀、左刀、右刀を少し手直し。

 さてでは、次の形。

 

當刀

 後ろを向いて座ってもらい。

 後ろを向くのも少し特徴あり。

 右回りではなくて、左回りに後ろを向く。

 おもしろいですね。

 回るときの足踏みにはとくに決まりなし。

 いつものように自然に回りましょう。

 

 左回りに後ろを向いて。

 左回りに正面に抜き直り。

 あとは初発刀と同じ。

 あるいは、左刀と同じ。

 左刀は90度に左回り。

 當刀は180度左回り。

 そんな感じです。

 

 初発刀は右足。

  左刀は左足。

  右刀は右足。

  當刀は左足。

 基本の四本ですね。

 繰り返し稽古をしましょう。

 

○三尺刀

 しばらく眠っていた三尺刀。

 久しぶりに持ってきて。

 皆に抜き差ししてもらいました。

 

オオイシさん

 抜き納めはとくに問題なし。

 初発刀も普通にできました。

 重いんですね。。。と。

 そうですね。本当はこの重さです。

 普段は大石神影流の鞘木刀で稽古をしていただいています。

 この重さを実感して、稽古に活かしましょう。

 

コバヤシさん

 抜き納めはとくに問題なし。

 初発刀も普通にできました。

 軽いですねと。

 普段は二尺八寸の居合刀で稽古。

 重さはほとんど変わらないはず。

 あとは刀のバランスでしょうか。

 同じ長さ、同じ重さでも真剣と模擬刀では感覚が違います。

 いろいろと持ってみるのは良い経験になるでしょう。

 

ショウタロウくん

 抜き納めはとくに問題なし。

 初発刀はやらず。

 立ったまま、中段に構えて。うん、いい感じ。

 そのまま上下に振ってもらいました。

 とくに問題なし。長さも重さも感じさせず。

 長い刀だなとは思いますが、長すぎるとは思わない。

 普段は二尺七寸の模擬刀で稽古をしています。

 遣い方が上手なのでしょう。

 

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<大石神影流剣術>

 

○構え素振り

 いつもと同じ稽古。

 三尺刀を持ってみた感覚が活きると良いですね。

 

○試合口 回り稽古

 二人一組で打太刀と仕太刀。相手を変えて稽古。

 

 手数は覚えた。手順は覚えた。

 さて、その中身は?

 お教えしたときはできても、次にはまたいつもに戻る。

 そんな繰り返しですね。

 一本目はこう、二本目はこう。三本目はここに気を付けて。。。

 毎週同じことをお伝えして、実演。

 でもまた元に戻る。賽の河原?

 

 最後に横浜支部長が打太刀で、一人ずつ仕太刀。

 受けられるか、間に合うか、受け流せるか?

 また稽古をしましょう。

 

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<澁川一流柔術>

 

○履形

 今日は奇数なので回り稽古。

 礼式から捻付まで稽古。

 

ショウタロウくん

 だんだん思い出してきた、と。

 いつもいい動きです。自然ですね。邪念、雑念がない。

 すっと動く。見習いたいものです。

 

コバヤシさん

 形の順番をお聞きしても、すっと出てきませんね。

 以前は、即答されていたのですが。

 ご家庭とお仕事といろいろあって。

 なかなか稽古にだけ集中はできない。

 そんな感じですね。

 できる範囲で稽古をしましょう。

 

オオイシさん

 柔術の稽古は始めたばかり。

 右も左も分からないでしょうに、そんな素振りは見せもせず。

 ただ一生懸命に稽古をされています。とても良いことです。

 わからない、できないのは当たり前。

 だから稽古をする。

 何も考えず、無心に稽古をしましょう。

 

正しく稽古をしていれば、いずれできるようになる。

ただ稽古をしていても、できるようにはならない。

同じようで、ずいぶんと違うことですね。

正しく稽古を重ねましょう。

 

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20時30分を過ぎて稽古終了。

 

稽古の途中から、激しくザーッと雨の音がして。

あれまあ、また雨ですね。

ショウタロウくん、コバヤシさん傘の用意あり。

オオイシさん、雨具なし。バイクで濡れてお帰りです。

横浜支部長、当然、傘なし。濡れて帰りました。

 

先週に引き続き、タイトルと中身が一致せず。

はっはっは。。。

 

来週も同じような稽古の予定です。

 

 

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