新型コロナの一日当たりの新規感染者数は2万人を超えました。
神奈川県でも日々増加をしています。
いずれまた体育館の利用ができなくなるかもしれませんね。
それまでは淡々粛々と稽古を続けましょう。
もちろん、コロナ対策は忘れずに。
いつもより少し遅く体育館へ。
皆さんすでにおそろいで、準備もお済みでした。
では、さっそく稽古を開始しましょう。
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<澁川一流柔術>
○棒回し
オオイシさん、またお上手になられていました。
きっと御自宅でも稽古をされているのでしょう。
とくになにも言わず。
皆さんも、様子を拝見だけして何も言わず。
言うことはいつも同じです。
言っても言わなくても同じことでしょう。
言わない方が良いこともあります。
○六尺棒表
向かい合って素振り、二人一組で棒合。
言うことはいつも同じ。
棒の持ち方、打ち方、突き方。
足構え、体構え、心構え。
できるかどうかは本人次第です。
八本目を少し稽古。
棒を投げるだけ。なんとも不思議な形です。
投げると言っても、実際に投げるわけではなし。
投げる真似だけ。
初めて稽古をしたときには、なんじゃこりゃ?
と思いました。
でもまあ、上手下手というのはあるもので。
シンプルな形ほど実力がよく分かる。
形稽古のあるあるですね。
皆さんお一人ずつにやってもらいましたが。
見事なまでに、てんでばらばらで。
どのくらい、その違いに気付けているか?
足を上げて投げればいいんでしょ!
みたいのではちょっと困りますね。
重心の移動、力の方向、タイミング。
全身の協調一致が問われますね。
自身の動きをよくよく観察してみましょう。
他の人の動きも見てみましょう。
○六尺棒裏 一本目
二人一組で打方と仕方。
六尺棒の表は、二人一組でも同じ動き。
ちょうど鏡対象で稽古ができます。
攻防というよりは、稽古のための形?
相手に応じる動きはなくて、攻撃のみ。
裏は、相手に応じる動きがある。
形の上で勝ち負けがあります。
ある意味、わかりやすい。
裏の動きを含んだ上で、表を稽古する。
より身が入ることでしょう。
○半棒表 立会
今週も一本目立会の稽古。
打太刀で元に立って掛かり稽古方式で。
カジタさん、打ち込みがピカイチでした。
魂が入った感じ?
来週もまたできると良いですね。
オオイシさん、五尺棒で稽古してもらいました。
身長は同じくらいのつもりでしたが、少し大きい。
四尺二寸一分の棒だと短すぎるようです。
そして五尺棒でも長すぎるということはなし。
しばらくこれで稽古をしていただきましょう。
慣れたらまた四尺の棒で。
澁川一流では、いろいろな長さの棒を遣います。
長短自在になれると良いですね。
明治神宮奉納演武(2019)3:31~三尺棒
https://youtu.be/NXDsVmVCrAg?t=211
立ち方、棒の置き方、打ち込みなどなど。
言うことはいつも同じです。
各人の課題を稽古していただきたいと思います。
○履形 礼式
今週も礼式のみ稽古。
受けは、ただ手を突き出すだけでなく。
自分の体勢にも気を配りましょう。
いつでも反撃ができるように。
いつでも追撃ができるように。
捕りは、油断なく。
形稽古だからと、考えなしに動くことのないように。
いつでもどの瞬間でも、相手を感じながら動きましょう。
受けが想定外の動きをしても、対応ができるように。
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<大石神影流剣術>
○構え素振り
すべては中段の構えの変化です。
構えも素振りも同じこと。
よくよく稽古をしましょう。
○試合口
二人一組で打太刀と仕太刀。
手数の手順を覚えてヨシとするのではなく。
受け、張り、突く。きちんと稽古をしましょう。
間と間合いも重要です。
○陽之表 よう剣
打太刀で元に立って、掛かり稽古方式で稽古。
大石神影流の表の一本目です。
一本目は、基本であり極意。
上段から、ただ打ち込むだけ。
それが難しいですね。
手順を覚えて演武するだけなら、誰でもできる。
でもその中身は?
上手な形ではなく、遣える形でなくてはいけない。
難しいですね。
よくよく稽古をしましょう。
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<無双神伝英信流抜刀兵法>
○斬撃
剣を抜いてするすると歩み、振りかぶって下ろす。
ただ、それだけ。
皆さんお一人ずつにやってもらいましたが、
やはり見事なまでにてんでんばらばらで。
言葉であれこれと説明すると、よけいに混乱されるようですね。
かと言って、毎回毎回、黙って一緒にやっていても、変わり映えなし。
難しいところです。
まずは見る目、感じる心。それが大事なのでしょう。
ただ繰り返していても、養われるものではなし。
どれだけ意識して稽古をしているか?
それが問われるのかと思います。
○大森流
横浜支部長が前でそろい抜き。
オオイシさん見取り稽古。
ここで20時になって、カジタさんヒカルくんお帰りに。お疲れさまでした。
○英信流表
ハセガワさんとマンツーマン稽古。
まずは、座法の確認。
先週よりもとてもお上手です。素晴らしい!
このまま続けましょう。
英信流は、座法がすべてと言っても過言ではありません。
正しく座ることができず、正しく抜けるはずもなし。
まずは正しく座ることです。
貫汪館館長ブログ<道標>
http://kanoukan.blog78.fc2.com/?q=英信流の座法
http://kanoukan.blog78.fc2.com/?q=座法
http://kanoukan.blog78.fc2.com/?q=居合膝
続いて、横雲。
ただ抜いて斬るだけの形。エッセンスですね。
英信流の表の一本目です。基本であり極意。
横一文字の抜き付けと縦一文時の斬撃。
これがすべて。
きちんと刃筋を通すことです。
足を踏んでじっと動かず、刀だけ振る。
それならば刃筋は通しやすいかも。
体を起こしつつ、一歩踏み出しながら、抜き付ける。
とても難しい動作です。
よくよく稽古をしましょう。
○初発刀
コバヤシさん、オオイシさんと初発刀の稽古。
コバヤシさんには大森流をお伝え済み。
いつもお一人で通して稽古。
でも、初発刀ができたわけではなし。
まだまだ稽古が足りません。
先週できても今週はできず。
今週できても来週はできず。
三歩進んで二歩下がる。そんな感じですね。
一歩ずつでもきちんと進みましょう。
オオイシさん、毎週の繰り返し。
稽古事はいくつか経験がおあり。
習い方、教わり方、稽古の仕方は御存じかも。
基本となる一本目です。
繰り返し稽古をしましょう。
○初発刀 そろい抜き
最後に全員で初発刀のそろい抜き。
はい、皆さんとてもいい感じでした。
いきなり最初にこの一本が抜けると良いですね。
最初の一本目がその人の実力かと思います。
事前の練習なし、ウォーミングアップなし、
リハーサルなし。
居合というのは、立会とは違う。
日常のことなのかと思います。
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20時30分を大きく過ぎて稽古終了。
コバヤシさんの着替えを待って体育館をあとに。
稽古後はやはり空気がひんやりとして。
雪はもうありませんが、冷え込みました。
六尺棒裏一本目、半棒表一本目、履形礼式、
陽之表一本目、
大森流一本目、英信流表一本目
と、一本目ばかりの稽古でした。
年が明けて、心も新たにまた一本目から稽古をしましょう。
基本にして極意です。大事な一本目です。
よくよく稽古をしましょう。
来週も同じような稽古の予定です。
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