六人との稽古/一心

10月だというのに暑い日が続いて。

でも土曜は朝からどんよりと。少し肌寒いくらい。

ようやく秋の感じでしょうか。

 

ロッドケースに三尺刀、大石神影流木刀、定寸の鞘木刀。

棒袋に大石神影流木刀と半棒。

さらに六尺棒。

三つを肩に担ぎます。重くて腰に来る。。。

外に出ると、風に乗って雨粒がぱらっと。むむっ。

でもまあ、なんとかなるでしょう。ふふ

 

体育館に到着。

コバヤシさん、ショウタロウくん、オオイシさん。

三人並んでモップがけ。善哉善哉

 

そうそう、新しく入った方。

お名前はオオイシさんとおっしゃいます。

剣術をやりたくて検索して、大石神影流の流名に御縁を感じて横浜支部にお越しになったとか。

一応ご確認しましたが、血縁者ではないとのことです。

そういえば大分前ですが、やはりオオイシさんが見学に来られたことがありました。

純粋に見学だけでしたが。

 過去日記:出合と千鳥

もう2年も前になるのですね。月日が経つのは早いものです。

それにしても。

大石という氏の方、意外にいらっしゃるのでしょうか?

そういえば、芸能人にもいらっしゃいますよね。

名字由来net

 静岡県が一番多いようです。ちょっと意外?

https://ja.wikipedia.org/wiki/大石氏

 大石神影流の記載もあり。

 

オオイシさん、ジャージに着替え。

そして、足袋と帯はネットで準備済み。

貝の口の結び方も、ネットで予習済み。

お一人で上手に結ばれました。素晴らしい!

ただ、前で結んで後ろに回すやり方でした。

いずれ後ろで結べるようになるともっと良いですね。

稽古衣と袴は、急がず追々準備を。

 

定寸の木刀とプラスチックの鞘も購入済みで。

鞘は加工して、大石神影流用にしてもらいましょう。

定寸の木刀はいずれまた。

半棒もしばらくは良いでしょう。

刀袋も購入済み。

バイクで持ち運びを心配していましたが、良さげでした。

多少の雨も大丈夫そうです。

九段下の櫻屋さんを紹介したら、さっそく行かれたそうで。

素晴らしい行動力ですね。

そして櫻屋さん、いつもありがとうございます。

 

ほぼ同時にカジタさんヒカルくん。

ほどなくハセガワさん。

 

これで全員集合ですね。

一応みなさんにあらためてオオイシさんをご紹介。

これからは六人での稽古です。

5人+1で、やっとシルバーまでそろった感じ?

横浜支部長を含めると7人での稽古です。

やっぱり人数が多いのはイイ!ですね。

 

さて、稽古開始です。

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<澁川一流柔術>

 

○棒回し

 初心者の壁ですね。

 ただ回そうと思えば、どうとでも回せてしまう。

 持ち方や持ち替え方はどうとでもなる。

 そのままにすると、悪癖がついてしまう。

 なので、最初は付きっきりになります。

 

 少し考えて、段階的にお伝えしました。

 片手で持って、動かずにその場で回す。

 体の正面で、八の字に回す。順回転、逆回転。

 体の左右で、八の字に回す。順回転、逆回転。

 それを右片手、左片手それぞれで稽古。

 

 続いて、足を出しながら、体の左右で回す。

 それを右片手、左片手それぞれで稽古。

 

 続いて、それを片手で持ち替えながら回す。

 はい、いい感じですね。今週はここまで。

 来週は、反対の手を添えて回しましょう。

 すぐにできそうです。よかた。

 オオイシさん、とても器用でいらっしゃいます。

 

○六尺棒表

 

・礼法

 澁川一流では、蹲踞礼を行います。

 立ち座り、蹲踞の姿勢、礼の仕方。

 すべてが見えてしまいます。

 六尺棒を横たえるのも、取り上げるのも同じ。

 ゆめゆめおろそかにすることのないように。

 

・向かい合って素振り

 オオイシさんのペースに合わせてゆっくりと。

 できる人も、基礎の再確認をしましょう。

 完璧な人はいないはずです。

 

・二人一組で棒合

 相手を変えながら、順番に回り稽古。

 オオイシさん、だんだんお上手になられました。

 できる人も、新しい相手だと良い稽古になるでしょう。

 ただ自分だけ速くやれば良いというものではなし。

 

○半棒表

 今週は稽古せず。また来週以降に稽古しましょう。

 

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<大石神影流剣術>

 

○礼法

 これもまた独特な礼法ですよね。

 由来も含めて、きちんと覚えていただきたいと思います。

 

○立ち方

 基本の再確認。

 足をそろえて立ち。右足を半歩出して立ち。

 すべての基本です。

 完璧にできている人はいません。

 自分はできていると思わず、常に追求を。

 

○持ち方

 右足を半歩出して、刀を抜くところから。

 抜いて、中段に構える。

 すでに始まっています。基礎基本の大事です。

 

 オオイシさん、今週は帯と鞘あり。

 二尺八寸二分の大石神影流木刀。

 六尺の身長なら、問題はないでしょう。

 とても良い感じでした。

 初めてとは思えません。器用ですね。

 

○構え

 中段、上段、附け、下段、脇中段、脇上段、車、裏附け

 

 できると思うと、忘れてしまうものです。

 忘れてもできるのなら、問題なし。

 でも忘れてできなくなっているのなら、大問題です。

 折に触れて再確認をしましょう。

 新しい人が来たときには、古い人のチャンスです。

 またか、いまさら。。。などと思わずに。

 やった!と思うくらいが良いですね。

 

○素振り

 その場で上下。呼吸に合わせてゆっくりと。

 完璧な人はいません。よくよく稽古を。

 

 その場で振りかぶって、一歩出ながら正面、表面、裏面。

 試合口の打太刀の動きですね。

 ただ形をなぞるだけなら、誰でもできる。

 でもきちんと遣えるかは?

 どれだけ動いても、体勢が崩れることのないように。

 

○試合口

 二人一組で打太刀と仕太刀。相手を変えて回り稽古。

 一本目 一心のみを繰り返しました。

 一心だけに、一心に?

 

 最初にならう手数です。

 動作は単純。でも、簡単かと言うと?

 シンプルとイージーは違います。

 シンプルだからこそ、難しい。そういうものでしょう。

 基礎基本のレベルが如実に顕れてしまう。

 誤魔化しが利かない。

 

 打太刀は、正確に面を打ちましょう。

 ただ剣と剣を打ち合わせに行ってはいけない。

 仕太刀は、受けて、張り、突く。

 剣の操法、歩法、身法、心法。大事です。

 よく稽古をしましょう。

 

○陽之表

 今週は稽古せず。また来週以降に稽古しましょう。

 

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<無双神伝英信流抜刀兵法>

 

○礼法

 ただ右手に持って立つ。

 それだけでもその人のレベルは見えるものです。

 持ち替えて、正面に礼をする。うやうやしく。

 その人のレベルが如実に顕れます。

 

○座法

 座って、刀礼。帯刀。

 居合の基本は座すること。正座は基礎基本。

 ただ座るだけ。だからこそ、よくよく稽古を。

 家で毎日座るだけでも稽古になります。

 

○歩法

 右足からするすると進み、左足からしずしずと下がる。

 重心が上下前後左右にふらつかないように。

 スピードが均一に動けるように。

 ただ歩くだけ。その、ただ歩くだけが難しい。

 きちんと追究しましょう。

 

 立って半歩踏み出し、抜いて中段に構える。

 そのまま、同じように歩く。

 剣に導かれるように。剣の重さを感じて歩く。

 すぐに手が疲れるようではいけない。

 楽に持って、楽に歩けるように。

 剣の重さが、肚に伝わるように。

 その重さを遣って、前後に移動する。

 そういう感じです。

 

○斬撃

 するすると歩き、左足で振りかぶり、右足で振り下ろす。

 ただそれだけ。でもきちんとできているかは?

 流派の代表として、これがうちの流派の動きです!

 と、胸を張って誰にでも見せることができるか?

 そういうレベルを目指しましょう。

 

○初発刀

 最後に皆で初発刀のそろい抜き。

 居合の基礎基本がつまった形です。

 いつでもどこでも、さっと抜けるように。

 オオイシさん、よくできました。すごいですね。

 

○大森流、英信流表、太刀打

 今週は稽古せず。また来週以降に稽古しましょう。

 

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20時を少し過ぎて稽古終了。

緊急事態宣言も解除されました。

少しづつまた元の稽古に戻して行こうと思います。

6人で偶数だとちょうどペアが組めるので、

稽古もしやすくていいですね。

 

コバヤシさんとオオイシさんの着替えを待って、

体育館をあとに。

地面は濡れていましたが、雨は降っておらず。

今週も助かりました。ほっ

 

来週も同じような稽古の予定です。

 

 

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