緊急事態宣言は、
東京と沖縄は8/22まで延長
まん延防止等重点措置は、
埼玉、千葉、神奈川と大阪は8/22まで延長
北海道、愛知、京都、兵庫、福岡は7/11で解除
こんな状況でオリンピック開催って、不思議ですね。。。
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土曜、関東は久しぶりに晴れて真夏日に。暑い!
小学校に到着すると、ちょうどショウタロウくんが到着したところ。
向かい側からは、カジタさんヒカルくん。
体育館ではコバヤシさん、モップがけがちょうど終わるところ。
ほどなくハセガワさん到着。
六尺棒を出すと、倉庫の壁は湿気でびっしょり。
梅雨のせいですね。雨漏りもしているのだろうか。。。
棒が曲がってしまうと困りますね。
扇風機を出し。先週は一台、今週は二台。
大石神影流の鞘を補修。
ハセガワさんとショウタロウくんの鞘が壊れてしまいました。
お二人とも栗形が取れてしまい。
皆さんには手作りのをお配りしていて。
耐久性には難があると思っているので、逆に今までよく保ちましたね。
ちゃちゃっと補修。
また壊れてしまったら、お声掛けください。
ハセガワさんの鞘は内側が擦れて色が薄くなっていて。
稽古の成果ですよね。少し感動しました。
さて、稽古開始です。
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<澁川一流柔術>
○棒回し/突き
軽く回して、いつもどおり突きの稽古。
○六尺棒表 八本
久しぶりに表の稽古。
向かい合って素振り、二人一組で棒合。
カジタさん &ヒカルくん
ハセガワさん&ショウタロウくん
コバヤシさん&横浜支部長
裏を稽古した上での表です。
裏の動きを意識しましょう。
裏を含んだ表。
見た目は同じ。
でも、ただの表とは違うように。
○六尺棒裏 一本目から三本目
いつもどおり二人一組でさらっと通し。
いまさら戸惑うようなことのないように。
目間、額、喉。正確に突きましょう。
○半棒表 左流&右流
さて、左流。棒を左に立てて、あと同じ。
右流の左右が逆なだけです。
館長にはそのように教わり、そのようにしか教わっていません。
コバヤシさん、初めてでしたがお上手でした。
よくできましたね。素晴らしい!
他の方はすでに稽古済みのはず。
問題なく動けはしましたが、少しぎこちない。
ん? どうすればいいかって?
では、右流をやってみましょう。
はい、その逆をやれば良いですね!
あは。横浜支部長はそのように稽古をしました。
剣のように、左右逆と言いながら右手は前。
とかはなし。
単純に左右を逆にすれば良いのだから簡単です。
自分の動きをよくよく観察しましょう。
意識的な動作と無意識的な動作と。
自己の客観視。大事なことです。
さて、ここでポイント。
半棒表は全部で12本。
そのうち、右流と左流だけが左右逆の形ですね。
でもでは、他の形はどうなのでしょうか?
右流が左右逆でできるのであれば、立会も?
指棒だって、提棒だって。
先達がヒントをくださったのですから、あとは自分で考えてみましょう。
大事なことです。
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<大石神影流剣術>
○鞘ノ内 抜打、拳落、甲割
いつもどおり三本を稽古。
動作はとてもシンプルです。
でも、英信流では、最後に習うような形ですね。
奥の立ち。
大石神影流でも、本来は終盤にお伝えする手数。
ゆめゆめおろそかにするようなことのないよう。
○陽之表 稲妻 打太刀&仕太刀
表の手直しの続き。今週は稲妻。
中段から上段になって三歩。
面を斬り、内腿を斬り、面を斬る。
いわゆる三段打ちですね。
本来は名前の示す通り、電光石火の早業でしょう。
でも、稽古では、速く動いては稽古にならない。
しっかりと正確に動く稽古をしましょう。
とくに内腿は、皆さん横からしゃくりやすい。
きちんと上段から斬り下ろすことです。
きちんと刃筋を通すこと。
打太刀は、独特ですね。
拳隠は、表の稲妻と裏の大落でしか遣わない。
面を受けるのは、まあいつもどおり。
でも、内腿を受けるのは、独特な構え。
あとは裏と三学に一本ずつあるだけです。
仕太刀の動きを皆で稽古。
打太刀の動きを皆で稽古。
掛かり稽古方式で、仕太刀の稽古。
はい、皆さんとても良い感じ。
最近、ゆっくり正確に動く習慣がついてきましたね。
とても良い感じです。
回り稽古方式で、打太刀の稽古。
内腿を受ける動き。
この動作、皆さんできないんだよな~。。。
と思っていましたが、皆さんお上手にできて。
先に打太刀の動きを稽古したからでしょうか。
なんにしろ良かったです。
手元を高く引き上げること。
低いと手を斬られてしまいますからね。
表もようやく前半五本が終わり。
来週からはようやく後半です。
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<無双神伝英信流抜刀兵法>
カジタさんハセガワさんに、短い木刀をお渡ししました。
定寸の大刀、少し短い中刀、それから小太刀。
そのいずれでもなく、小太刀と中刀の間。
子供用の木刀です。
以前、横浜支部に小さなお子さんが多数いらして、
念のために多く用意したのでした。
でも結局、使わずじまいで。たは。。。
いわゆる小太刀は片手で持つ用(議論あり)。
居合の抜き付けの稽古には、バランス的にもあまり適さないかも。
大刀、中刀は室内で稽古するには少し長い。
でも子供用の木刀は柄も長く、刀身もそれなりの長さ。
そしてなんと言っても、軽い。
抜き付けの手の内の稽古に最適です。
もちろん本来は、長くて重い刀で稽古する。
でも、リビングで振ってテレビを壊しても困ります。
ふと気が向いたときに手に取って、何の気なしに数回振ってみる。
子供用の木刀は、そんな稽古に最適です。
と考えてお渡ししたのでした。
ぜひこれで繊細な手の内を習得して頂きたいと思います。
○大森流 そろい抜き
皆で並んでそろい抜き。さくさくっと稽古。
○太刀打 出合&附入
例によって、虎走りの稽古。抜き付けの稽古。
二人一組で出合。
右下に抜き付けた状態から、剣の交点を支点に、
一歩出て、右脚を開く稽古。
なんとなく動かず。きっちりと意識して動く。
大事なことです。
二人一組で附入。
一人だとできても、相手がいるとできない。
とたんに動きが崩れる。よろしくないですね。
稽古だとできるのに、皆に見られるとできない。
よろしくないですね。
心の問題でしょう。
ん、なんでもかんでも心の問題にするなって?
いや、でも心の問題なのですよ。
一歩出て手を取る。ただ、それだけのことです。
できないとしたら、なにか認識に齟齬がある。
思い込みがある。フィルターが掛かっている。
なので、そこに思いが至らないと、
いつまでも小手先の業にこだわって上達しない。
そういうことかと思います。
心も体も、大きく伸び伸びと遣いましょう。
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19時45分に稽古終了。
今日は暑かったので、さくさくと稽古を進めました。
コバヤシさんの着替えを待って、体育館をあとに。
六尺棒は湿気で曲がるのが嫌だったので、
自宅に持ち帰ることにしました。
六尺棒5本と五尺棒2本。重い。。。
コバヤシさんが自宅まで運んでくださいました。
感謝!
空では黒雲の合間に稲光が閃いて、雷鳴がゴロゴロと。
帰宅してしばらくすると、突然の激しい雨。
そのうちやみました。
来週も同じような稽古の予定です。
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