六尺棒裏 二本目

6月になりました。

横浜支部では、相変わらず稽古内容を変更し、

時間を短縮しての稽古です。

 

体育館ではコバヤシさん着替え中。

カジタさんモップがけ。

ヒカルくん、今週もお休みです。

ほどなくショウタロウくん到着。

 

ハセガワさん、今週はお休み。

花粉症のお薬を変えたところ合わなかったそうで。

お大事になさってください。

 

さて、稽古開始です。

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<澁川一流柔術>

 

○棒回し

 今週はやらず。

 

○六尺棒表

 軽く一回通して終わり。

 

○突き

 打ち込んだ体勢から、後ろ足を一歩踏み出しながら突き。

 棒は、下からしゃくりあげる感じ?

 跳ね上げなら、表四本目と同じ。

 でも跳ね上げではなくて、突き。

 

 左右を出ながら繰り返し。

 今度は、下がりながら突き。左右を繰り返し。

 

 さて、なんの動きでしょう?

 そう、棒回しですね。ここにきてようやく。

 回転の動きと直線の動きと。原理は同じ。

 おもしろいですね。

 

 直線の動きの中にも回転を。

 回転の動きの中にも直線を。

 それぞれを内包しましょう。

 

○六尺棒裏 二本目

 表と同じように二回打ち合い。

 打方が一歩出ながら突き。先ほど稽古した動きです。

 仕方は一歩引きながら払って、突き返す。

 

 打方と仕方を交互に稽古。

 一本で二度おいしいですね。

 

 出るも引くも同じ。

 そのまま突くも、払って突くも同じ。

 遠ければ出て、近ければ引く。

 何もなければそのまま突き、邪魔なら払う。

 ただそれだけです。

 状況に応じて対応しましょう。

 決められた手順をただなぞることのないように。

 

 一本目は、出ながら払って突き。

 二本目は、下がりながら払って突き。

 あれこれ弄する/労するまでもなく。

 形通りに稽古をすれば、どちらも稽古できるのでした。

 先人の知恵には、敬服するしかありませんよね。

 それが形というものかと思います。

 

○半棒表 腰車&提棒

 腰車は、左右に変化。受けたり払ったり。

 提棒は、真っ直ぐに入る。崩して突く。

 対照的な二本ですね。合わせて稽古。

 

 どちらも距離、位置、角度が大事です。

 近すぎても遠すぎてもダメ。

 角度も大事。まっすぐか斜めか。

 

 毎回毎回同じとは限らず。

 自分が同じに動いても、相手はどうか?

 毎回毎回、考えて稽古をしましょう。

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<大石神影流剣術>

 

○鞘ノ内 抜打、拳落、甲割

 居合刀で稽古。

 刃筋を通すことを意識しましょう。

 刀の重さを遣うことです。

 その感覚を鞘木刀にもフィードバックしましょう。

 

○試合口

 今週はやらず

 

○陽之表 よう剣&げっ剣

 上段から真っ直ぐ打ち込む、よう剣。

 車から前後左右に変化する、げっ剣。

 対照的な二本ですね。合わせて稽古しました。

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<無双神伝英信流抜刀兵法>

 

○大森流

 そろい抜き。各自で基礎基本の確認を。

 

さてここで、体育館の外になにやら人の声が。

誰でしょう? ちょっとこわい。。。

入口の様子をうかがうと、刀袋を担いだヒカルくん。

あれ?

ご予定を一週間間違えていたそうな。あれまあ。

ということで、途中から参加です。

急いでお越しで、稽古着ではなし。帯もなし。

手鞘で稽古をしていただきました。

手鞘もきちんとすれば、良い稽古になりますね。

 

當刀

 左刀と同じ。ただし左に180度回る。

 左刀は初発刀と同じ。ただし左に90度回る。

 當刀=左刀=初発刀なら、

 當刀=初発刀ということですね。あは

 

 とは言え。

 もちろん左刀との違いもあり。

 初発刀との違いもあり。

 同じところと違うところと。

 きちんと区別をしましょう。

 そのうえで、混然一体に稽古を。

 

 左足前の抜き付けを窮屈と思うか。

 それとも、体が締まってやりやすいと思うか。

 人それぞれかもしれませんね。

 窮屈さを知ると、楽さにも気付けるようになるかもしれません。

 不自由なければ自由もなし。そういうものです。

 

○太刀打 出合&附入

 虎走りから間合いで右膝に抜き合うまでは同じ。

 出合は、そこからまっすぐに打ち込む。

 附入は、そこから脇に変化する。打たない。

 対照的な二本ですね。合わせて稽古。

 

 抜き付けは、力任せにならないように。

 初発刀の抜き付けと同じです。

 手首、肘、肩を柔らかく。円いラインで。

 身体は、正対はしないが、横も向かない。

 半身です。

 きちんと相手に力を伝えること。

 

 相手の手首を取るのは、自然な動きの結果。

 取ろうとしてはいけない。スッと。

 剣は、突こうとしてはいけない。

 入り身するのと、取るのと、突くのは同時です。

 三つの動きをバラバラにするのではなく。

 全体で一つの動き。どれかに集中しないこと。

 

 最初から一本目、二本目と決めつけないように。

 相手が自分の想定通りに動くと思ってはいけない。

 力むと身体は固まります。

 思い込むと心は居着きます。

 執着から離れて、自由に動きましょう。

 一本目、二本目と決めずに自由に稽古して、

 それに対応ができると良いですね。

 さらに言えば、打太刀と仕太刀も決めずに稽古。

 とても楽しそうですね。うふふ

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19時45分に稽古終了。

だいぶ端折って稽古をしましたが、それでもギリギリ。

コバヤシさん着替え。

19時55分に体育館を出ました。

自販機でイチゴミルク。ふー、やれやれ。

 

来週も同じような稽古の予定です。

 

 

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