GW中の独り稽古

通勤の制限もなしに通勤電車を減便すれば、通勤客で密になり。

一地方だけ移動制限をすれば、制限のない地方に移動する。

今年のGWも我慢を!と言われても、そういつまでも皆がただ黙って言うことを聞く訳もなし。

当たり前のことですよね。

時間が経てば自然とウイルスが死滅するわけではなし。

せっかく皆が犠牲になって繋ぎ、時間稼ぎをしたとしても。

具体的な対策をしなければ、なにも解決するわけもなし。

一年経とうが二年経とうが、変わり映えしませんね。

きっとずっとこのままなのでしょう。

 

もともと引きこもりのインドア派の横浜支部長。

GWもどこにも出かける予定はなし。

とは言え、4月の浅草も5月の下鴨神社白峯神宮もないのは寂しい限りですねぇ。。。

 

そんなわけで? いつもどおり独り稽古を。

 

無双神伝英信流抜刀兵法

 大森流、英信流表、英信流奥、太刀打、詰合、大小詰、立詰

 

大石神影流剣術

 試合口、陽之表、陽之裏、三学円之太刀、天狗抄、

 小太刀、二刀、鞘ノ内、鑓合、棒合、長刀合

 

澁川一流柔術

 六尺棒表、六尺棒裏、半棒表、半棒裏、鎖鎌、抜刀術、履形

 

とくにやることに変わりなし。いつもどおりの稽古内容です。

ただ、皆さんと稽古をするときには、ゆっくりと動かないといけない。

皆さんの動きに注意しないといけない。

でも、独りだとそれはなし。気楽なものです。

初発刀を抜く前に、正座のまま5分でも10分でも黙想ができる。

足の爪先から、頭のてっぺんまで、いくらでも内省ができる。

何年も前に館長にお教えいただいたことを、思い出すこともできる。

刀を振り下ろすのに、10秒かけることもできる。

逆に、最速で振り下ろすこともできる。

樋のない三尺の模擬刀が、静かにぴっと空気を裂く音。小気味良い。

流派の掟にいかに厳格に動けるかの稽古。針に糸を通すよう。あるいは薄紙を一枚一枚重ねるかのよう。

かと思えば、心の趣くままに変化応用することもできる。

人の目がないから失敗を気にせず、抜き付けや納刀の手の内をあれこれと試行錯誤することもできる。

楽しいばかりです。

 

 

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