4/29(木)昭和の日は、世間ではゴールデンウィーク初日とか。
でも翌日の金曜日が出勤なので、あまりそんな感じはせず。
そして金曜の職場は、相変わらずの大混雑で。
フロアには100人以上のお客さんが待ち。密ですね。。。
でもって、プレミアムフライデーもなんのその。
いつもどおり残業をして帰宅しました。
さて。
月も替わって5/1(土)はようやくゴールデンウィーク初日な感じ。
のんびり過ごそうと思っていると、朝から地震が。
東北で震度5強。あれからもう10年以上経つのになあ。。。
風も強く、そのうち激しい雨も降りだして。
なんだかあまり祝日っぽくない感じですね。。。
稽古に備えてごろごろしていると、そのうち雨もやみました。よかた。
道着に着替えて、傘を持って家を出て。
空を見ると、晴れ。雲もあるけれど、少しだけ。
やはり傘を置いて、家を出ました。
体育館には、カジタさんコバヤシさんモップがけ。
ヒカルくんは今週もお休み。
ほどなくショウタロウくん、ハセガワさん。
GWなのに、ヒカルくん以外全員参加。
皆さん、お好きですねぇ。。。
横浜支部の稽古日記は、2013年7月から。
2014年のGWは稽古なし。
2015年からは、基本的にGWでも稽古をしています。
ただ、昨年2020年はコロナのせいで稽古なし。
また稽古をできるというのは幸いなことですね。
過去日記:
2020 稽古なし
2019 GW中の稽古
2018 GW中の稽古
2017 連休中の稽古
2016 黄金週間にはつかと千鳥
2015 新しい業
2014 長野県 戸隠村
2013 ---
毎年同じようでも、職場も変わり、環境も変わり。
稽古のメンバーも変わり、内容も変わり。
常に同じではありません。諸行無常ですね。
閑話休題
さて、稽古開始です。
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<澁川一流柔術>15分
○棒回し
皆さん各自で回します。くるくるくる。。。
課題は人それぞれ。
ただやみくもに回さず、常に考えながら稽古をしましょう。
毎週毎週、同じことを言われているようでは困ります。
できるかどうかは別として、できるように努力を。
横浜支部長、今回、鎖鎌を持参。
棒を回している皆さんに向かって、ほいっと投げつけ。
でも皆さん、首をすくめて避けてしまい。
棒で払うことは、誰もできず。
うーん、なんのために棒を回しているのか。。。
まあ、タイミングの問題もありますよね。
それにそれほど速くは回していないし。
館長から畝先生のお話を伝え聞くところによると、
先達は放り投げられた毬を棒回しで弾いたとか。
毬の大きさや速度まではお聞きしていませんが。
まあ、そのくらいできると良いですよね。
棒回しの目的はそこにはないとしても。
○六尺棒表
向かい合って素振り
あわてずゆっくり基礎基本の確認を。
皆さん、突きが1テンポ遅いですね。
引いて、構えて、それからおもむろに突く。
そうではなくて。
引く動作が構えになって、構えると同時に突く。
引きながら突く。
あわてず急がず、でも止まらない。
常に動き続けることです。
敵は前方です。本来、棒を引く必要はありません。
引けば、間が切れてスキになる。
棒は常に前に出続けるべきでしょう。
足も引かずに出るべきです。
表は、その場で稽古するための便宜上の形。
裏は、どんな形だったか?
その意味と動作をよく考えましょう。
二人一組で棒合
・カジタさん&ショウタロウくん
・ハセガワさん&コバヤシさん
いつ誰と組んでも、難なくできるように。
○半棒表
払棒
五本目。相手の脛を払う。
稽古ではもちろん、実際には当てず。
当たらない距離で、空振りをして稽古をするか。
当たる距離で、当てないように稽古をするか。
どちらもどちらですね。
常に遠い間合いで稽古をしていると、間合いの感覚を養いにくい。
いざ当てようと思っても、届かなくてあれ?
常に当てないような稽古をしていると、
いざ当ててみても、痛くも痒くもなかったりして。
手にぶら下げた木刀を、実際に払ってもらい。
さすがに空振りする人はいませんでしたが、
威力は、ちょっと。。。
何回か繰り返していただきました。
これは剣術でも同じですね。
いつも止める稽古をしていると、実際に打つ斬ることはできなくなってしまう。
形としては止めるのだけれど、実際には。。。
難しいところですね。
止める形を稽古するのではなく。
実際には振り抜く動作。それを途中で留めるだけ。
手で止めるのではなく。肚の動きで留める。
動き自体は変わることはありません。
形稽古をすればするほど弱くなる。
・・・なんてことの決してありませんように。
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<大石神影流剣術>60分
○鞘ノ内
抜打、拳落、甲割の三本を稽古。
常に相手を想定しましょう。
じっとしている相手ではなくて、反撃してくる相手。
自分と同等以上の実力を持っている相手。
一方的に斬れるわけもなく。
油断をすれば、こちらが斬られる。
空気を斬って、それで満足することのないように。
○試合口
・カジタさん&ショウタロウくん
・ハセガワさん&コバヤシさん
二人一組で打太刀と仕太刀
剣と剣をぶつけ合う稽古ではなく。
基礎基本の稽古を。
上半身だけ見ると、カッコ良い!
でも下半身を見ると、だめだめ。
ありがちですね。
テレビなどでも顔のアップを多用するのは、
実際には動けていないのを誤魔化すため。
上半身は器用に誤魔化せても、下半身は誤魔化しが利かない。
剣の動きではなく、足さばきを見ましょう。
剣は、ただ振りかぶって下ろすだけ。
大事なのは身体のさばきです。
そのためには立ち方が大事。
どう動いても崩れず。安定して動けるように。
試合口の一本目から四本目は、前後に直線的に動くだけ。
五本目は、左への転化。重心が浮かないように。
すべて基礎基本です。きちんと稽古を。
○陽之表
無意剣
・打太刀の動き
きちんと脇中段に構えること
正確に面を狙うこと
きちんと左腰に構えること
正確に脇を斬り上げること
正確に突くこと×2
・仕太刀の動き
きちんと附けに構えること
受けて張ってきちんと附けに戻ること
きちんと柄を立てて受けること
いなす×2
切っ先を喉に付けるとき、体を引かないこと
切っ先は引くが、意識としては出続けること
油断なく詰めること
・合わせ
合わせることを目的とせず。
お互いに正確に動きましょう。
お互いの動きが正しければ、
初めての相手といきなりでもできるはずです。
太陽剣までは単独動作の組み合わせ。
正当剣は二連続の動作。
無意剣は、一気呵成の連続動作です。
まずは一つ一つの動作をきちんと稽古。
それを継ぎ目なくつなげて動けるように。
あわてず急がず。きちんと稽古を。
足はすべての基本です。共通。
だから、いちいち書かれることはない。
できて当たり前。
そのうえでの、手数の稽古です。
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<無双神伝英信流抜刀兵法>30分
○大森流
そろい抜き
○各自で稽古
カジタさん 初発刀抜き付け
貫汪館では、腰を上げてから抜き付けるという動作は行いません。
抜けるのと腰が上がるのは同時です。
長い刀を遣いますから、当然のことでしょう。
切っ先が鯉口を離れる前に腰を上げようとすると、
こらえ性がないと注意を受けます。
あわてず急がず稽古をしましょう。
貫汪館館長ブログ<道標>
ハセガワさん 陰陽進退
張り受けは鎬で。
足はまっすぐではなく、斜めに引きましょう。
脛の前ではなく、側面を受けます。
ショウタロウくん 陰陽進退
張り受けは、斜めに下がること。
足は大きく開かず、四股立ちになること。
切っ先に意識を。
コバヤシさん 虎乱刀
重心が上下左右にぶれないように。
肩は上がらず、力を抜きましょう。
抜き付けは水平に。
肩、肘、手首、切っ先とだんだん低くなるように。
最後に皆で初発刀のそろい抜き。
はい、いい感じでした。
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19時45分に稽古終了。
稽古の途中から激しい雨が降り出して。
ビカッと光って、雷もゴロゴロゴロと。。。
うん、やっぱり傘を持ってくるべきだったか。
皆さんに、実は傘を持ってきていませんと言うと、
ハセガワさんが一度帰宅して車で送り迎えに来てくださいました。
普通なら遠慮するところですが、かなり激しいドシャ降りで。
さすがにこれは傘なしではちょっと。。。
という感じだったのです。
ありがたや。
コバヤシさんは傘をお持ちでしたが、同乗して駅まで送っていただきました。
歩きだと、傘があってもびしょびしょになっていたことでしょう。
よかったですね。
ショウタロウくんも傘なし。
でも、お母さんが車で迎えに来てくださいました。
うるわしき親子愛。
カジタさんは傘をさしてお帰りに。
風邪などお召しになりませんよう。
帰宅して、ハセガワさんにお礼のラインをすると、しばらくしてから返信あり。
外出していた奥さまが傘をお持ちでなく、バス停までお迎えに行っていたとか。。。
稽古を終えて、雨の中、傘をさして帰宅して。
車で横浜支部長を自宅まで送って、コバヤシさんを駅まで送って。
でもって帰宅したら、今度は奥さまのお迎え。
いやはや、大変でしたね!
来週も同じような稽古の予定です。
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