正当剣

三度目の緊急事態宣言が発令されました。

対象は東京、大阪、京都、兵庫の四都府県。

期間は4/25から5/11まで。

今回、神奈川は含まれていませんがどうなることか。

まん延防止等重点措置も対象の拡大と期間の延長があるようですが、兼ね合いがよくわかりません。

 

教育委員会から通知あり。

まん延防止等重点措置の適用を受けて、活動は20時までとのこと。

ではまた、稽古は短縮ですね。。。

 

体育館にはコバヤシさんの姿あり。

いつもモップがけありがとうございます。

カジタさんほぼ同時に到着。

ヒカルくん所用でお休み。

ご本人は稽古に参加したがっておいでだったそうな。

うれしいことですね。残念ですが、また来週。

シヨウタロウくんもほどなく到着。

ハセガワさんは少し遅れて到着です。

 

さて、稽古開始です。

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<澁川一流柔術>

 

○棒回し

 各人で稽古

 

 棒の真ん中を持って回しましょう。

 だんだんずれるとしたら、持ち替えに問題あり?

 両手を詰めて持ちましょう。

 

 高い位置で回さないように。

 あくまで肚が中心です。

 

○六尺棒表

 

向かい合って素振り

 ゆっくり正確に。基礎基本の確認を。

 

二人一組で棒合

・カジタさん&ハセガワさん

 はい、安定したペアですね。見ていて安心です。

 でも棒を打ち合った音が、少し固かったか。。。

 手の内は柔らかく。ムキにならないように。

 

・コバヤシさん&ショウタロウくん

 素早いショウタロウくんとゆっくりのコバヤシさん。

 お互いに合わせる稽古をしましょう。

 

○半棒表

 

右流

 最初の基本の三本はいったん終えて、四本目。

 一本目の立会とほぼ同じ形ですね。

 最初に棒を打たせないだけ。

 

 でも、同じリズムでは困ります。

 ひと動作を省略したのだから、それだけ早く。

 速く動く必要はありません。でも、早く。

 打太刀が、おっ?!と思うような感じ。

 油断していると、やられる!そんな感じ。

 あわてず無駄なく動きましょう。

 立会が3テンポなら、右流は2テンポです。

 

立会

 最後に立会を一本ずつ。はい、いい感じです。

 基礎、基本ですね。

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<大石神影流剣術>

 

○鞘ノ内

 その場で半歩踏み出して、剣を抜いて中段に。

 そのまま納刀して、足をそろえる。

 まず、この動作。すべての基本です。

 

 これを歩きながら行えば、一本目抜打。

 同じです。変わることはありません。

 

 同じく抜打ちをして、パッと下がって上段残心。

 拳落ですね。

 出ても下がっても、立ち方が変わらないように。

 常に半身です。

 

 抜打ち、下がって上段残心、膝を着きながら真向。

 甲割ですね。

 変わることはありません。

 腕で振らず、体重の移動を利用すること。

 

○試合口

 二人一組で、打太刀と仕太刀。

 

 仕太刀はできて当たり前?

 

 打太刀の稽古のつもりで。基礎基本の確認。

 どれだけ正確に動けるか。教科書のように。

 打ち込みは正確に。

 打ち込む場所をきちんと意識して。

 刃筋を通すこと。

 手打ちにならず、体重の移動を利用すること。

 

 前足が外を向かないように。半身

 後足が外を向かないように。半身

 足を引きずることなく。持ち上げて、下ろす。

 大石神影流の運足の基本です。

 

 鞘ノ内と同じように動きましょう。

 同じ大石神影流です。

 

○陽之表

よう剣から太陽剣

 今回は稽古せず。時間の都合です。

 

正当剣

・打太刀

 まず打太刀の動き。

 きちんと正確に袈裟を斬ること。脇の下から腰。

 流れることなく、止めることなく。

 次の突きを意識しないこと。

 まず、きちんと斬ることです。

 

 それから、突く。

 仕太刀が避けたので、すかさずに突く。

 最初から突こうとしていてはいけない。

 慌てず、急がず。でも、間に合うように。

 突きは、試合口でさんざん稽古したはず。

 体全体で突くことです。

 後ろ足が流れることのないように。きちんと半身。

 

・仕太刀

 まず上段の構え。正確に。慌てず、きっちりと。

 上段のまま三歩。半身を崩さないように。

 下がりながら、袈裟をかわす。

 突きを払って、肘通りを斬る。

 

・張り受け

 正当剣の稽古の眼目のひとつですね。

 裏の勢龍と左沈、居合の虎一足と同じです。

 

 正当剣は、上段から。

 勢龍は、巻き上げた位置から。

 左沈は、左腰から。

 虎一足は、鞘から。

 それぞれ剣の初動の位置が違います。

 高い位置からの方が、落下の勢いを利用しやすい。

 

 手首や肘を使わず、全身を遣いましょう。

 上段に構えたときも、張り受けしたときも。

 腕の形は中段に構えたときと、同じです。

 なんら変わることはない。

 居合で抜き付けをしたときも同じこと。

 斬撃、血振るいも同じです。

 個別の遣い方をしないこと。

 共通の遣い方をさがしましょう。

 

・打太刀&仕太刀

 今度は合わせ。

 打太刀の動き。仕太刀の動き。

 それぞれが正確にできることを前提に。

 

 もちろん、片方だけができても仕方がない。

 というか、片方だけできるわけもなし。

 二つで一つです。

 ひとりよがりの動きをせず。相手に合わせて動く。

 相手に振り回されるのではなく。自主性を持って動く。

 矛盾した二つを統合すること。

 

 稽古はあわてず、ゆっくり正確に行いましょう。

 打ち込む場所を正確に。刃筋を通す。

 姿勢を正しく。安定した運足を。

 間と間合い。呼吸。残心。

 

 太陽剣までは、単独動作の組み合わせ?

 正当剣は、連続動作です。一気呵成に行いましょう。

 横浜支部長お気に入りの手数のひとつです。

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<無双神伝英信流抜刀兵法>

 

○大森流

 皆でそろい抜き。ゆっくりと間を取って。

 

初発刀

 最初に正確にお伝えしているはず。

 折に触れて再確認も。

 それでも、おざなりになりがちですね。

 自己の動きをきちんと確認しましょう。

 テキトーに動くことのないように。

 

左刀、右刀、當刀

 相手は演武正面です。自分の正面ではない。

 相手に向かって抜き付けること。

 抜いてから回るのではない。

 抜きながら回る? 回りながら抜く?

 果たして同じでしょうか。違うでしょうか。

 

陰陽進退

 慌てず急がずでも止まらずに。

 

流刀

 左足の踏み出しは小さく。

 力を入れないことです。踏ん張らない。

 背中をきちんと守ること。

 

順刀

 流刀と同じ動きです。

 それを向きを変えず、立ち上がりながら行うだけ。

 

逆刀

 最初は抜打ち。止まらないこと。浅く面まで。

 続く斬撃は水平まで。

 残心は上段。

 それぞれきちんと区別を。

 

勢中刀

 逆刀よりもさらに早い形。

 でも、速く動く必要はない。

 無駄なく動きましょう。

 

虎乱刀

 重心を上下左右に振らないように。

 するすると滑るように歩くこと。

 身体を横に開くことで抜き付け。

 身体を縦に開くことで斬り付け。

 固まらないこと。弛める。開く。

 

抜打

 慌てず急がず。無駄なく動くこと。

 小さな動きの中で全身を協調一致させること。

 納刀は鐺が床を叩かないように。

 

初発刀

 最後にもう一度。

 

皆さん、とても良い感じでした。

大森流はとても良い稽古になりますね。

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19時45分に稽古終了。

コバヤシさんの着替えをお待ちして。

20時前に体育館をあとにしました。

 

来週も同じような稽古の予定です。

 

 

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