行違/斬鉄&半開

土曜は朝から雨降りで。雨は久しぶりですね。

東京では雪が降るとか。横浜も冷え込みました。

 

傘をさして体育館へ。

けっこう本降りで、足袋の指先が濡れました。

カジタさんとモップがけ。

小さなストーブを出しました。

気休め程度ですが、暖かな光がホッとします。

 

さて、稽古開始です。

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<無双神伝英信流抜刀兵法>

 

○大森流

 

○英信流表

 

○英信流奥座

 

 カジタさんとそろい抜き。

 じっとしていたら、冷え込んでしまいそうです。

 ストーブのおかげもあって、冷えずにすみました。

 

 カジタさん、いい感じですね。

 奥の稽古が功を奏しているのでしょう。

 楽に楽に稽古をしましょう。

 体を開く。心を開く。頭を開く。

 緊張しないことです。

 

○英信流奥立

 

・人中、行連、連達

 先週の復習。はい、いい感じですね。

 では、次の形。

 

・行違

 やってみせて、想定を説明して、やってもらい。

 手と足のタイミングはあえて説明せず。

 繰り返していただくうちに、自然に整いました。

 はい、いい感じですね。

 できるようになってから、詳しく説明。

 

 最初に手順を説明すれば、できて当たり前。

 でも、そんなことに意味があるのか?

 はなはだ疑問ですね。

 動作は単純です。教われば、できて当たり前。

 でもそうではなくて。

 やるべきことと、やってはいけないこと。

 その中で、動く。

 そうすれば、要求される形は自然と決まるはず。

 それこそが求めるべきところ。

 それができるということは。

 流派の掟が内在化されてきたということですね。

 

 決められた手順を正確に演ずることよりも。

 常に相手のことを想定しましょう。

 独りよがりに動くのではなく。いつも思いやりを。

 

 英信流奥の座は、順番に法則性がある。

 一度習って理解すれば、覚えやすい。

 でも、奥の立ちにはあまり法則性がない。

 順番を覚えにくいですよね。

 一本目が人中。

 続く、行連、連達、行違は三本セット。

 そんな感じでしょうか。

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<大石神影流剣術>

 

○試合口

 

○陽之表

 

○陽之裏

 

 打太刀と仕太刀を交代で、さらさらと通し。

 カジタさん、裏の途中から集中力が切れる感じ?

 二十五本×2を通すのは少しきついのかも。

 間でちょっと一呼吸するといい感じでした。

 

○三学円之太刀

 

・一刀両断&斬段

 先週の復習。はい、いい感じ。少し手直し。

 では、次の手数。

 

・斬鉄

 打太刀に立ってもらって、仕太刀を実演。

 交代して、やってもらい。

 すぐにできました。よきかな

 

・半開

 同じく打太刀に立ってもらって、仕太刀を実演。

 交代して、やってもらい。

 少し苦労しましたが、そのうちなんとか。

 

 斬鉄と半開は対になる手数です。

 二本を続けて稽古しました。

 

大石神影流の三学円之太刀は、

 一刀両断、斬段、斬鉄、半開、半向、右旋、左転、長短、一味

の九本です。

他流の三学円之太刀とは、名称は似ているけれども少し違う。

そして、中身はまったく違う?

対になる手数があるけれど、名称とは関連がない。

おもしろいなあ、と思っています。

陽之表や陽之裏と違い、シンプルな手数ですね。

お気に入りのグループのひとつです。

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19時30分に稽古終了。

今週はあまり説明をせず、さくさくと稽古しました。

 

ストーブを片付けて、雨の中を帰宅して。

お風呂に入って、ほっと一息。。。

 

来週も同じような稽古の予定です。

 

 

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