三連休の初日はどこにも出かけず、朝から家でごろごろと。
東京で300人超えなんて言っていたのも束の間。
あっという間に400人超え、500人超えですね。
全国でも各地でも、毎日最多を更新しています。
そんな中、羽田空港は大混雑のようで。
皆さん、どこに行かれるのでしょうか。。。
(枕)
つい先日、駅前でハセガワさんの奥さんとリオンちゃんにお会いしました。お久しぶり。
と言っても、私は気付かずに素通りしてしまい。
後ろからお声かけいただいて振りむいた始末でした。
奥さま、髪型を変えられた?
リオンちゃん、すっかり大きくなられて。
なんにしろ、マスクをしたお二人にお会いするのは初めて。
もともと、人の顔を認識するのが苦手な性質で。
主に背格好や立ち姿、歩き方などで人を判別しています。<ネコか。
マスクなしでも難しいのに、マスクありとか無理ゲーです。
なので、気付かなくてもご容赦ください。
なんやかんやと少しお話をして、おわかれ。
でもって、
ハセガワさんによろしくお伝えください。
と言うのを忘れました。たは
お話が苦手なもので、スミマセン。。。
お子様は、少し会わないとあっという間に大きくなりますよね。
できなかったこともどんどんできるようになって。
どんどん成長して行く。
同じ年月を過ごしても、大人はどうか?
稽古でも同じですね。
初心者、子供はどんどんと新しい形を覚えて、どんどん上達していく。
一方で上級者、大人は代わり映えしない。。。
でも、覚えている形の数は同じでも。
その中身は大きく違う。深化している。
そうありたいですね。
(閑話休題)
夕方になって、体育館へ。
カジタさん、ショウタロウくん。
お二人ともとくにお出掛けの予定はないそうで。
まあ三連休の初日の夜に体育館にいるのだから。
推して知るべし、ですよね。
皆さん、よっぽど稽古がお好きなんですね。
<オマエモナー
さて、稽古開始です。
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<渋川一流柔術>
○半棒表十二本
打太刀で元に立って、掛かり稽古方式で。
三本ずつ十二本、軽くさらっと通して終わり。
半棒を稽古すると言うよりも。
半棒の形を通じて、自己の確認をしましょう。
基礎基本のチェック。
居合、剣術と同じように動けているか?
半棒ができなければ、居合、剣術も同じです。
棒とか剣とかにとらわれず。
自分の体の動きを確認しましょう。
そして身体と道具の一体化ができているか?
道具が何でも同じです。
柔術ではいろいろな道具を遣いますからね。
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<大石神影流剣術>
○構え素振り
半棒が木刀になっても同じことです。
小手先で遣わない。体全体で遣うこと。
○試合口五本
カジタさん、ショウタロウくんのお二人で。
先週と同じように、ゆっくりていねいに稽古。
うん、とてもいい感じ。
これなら人に見せても問題なし。
手順を追わず、中身を追求しましょう。
○陽之表十本
カジタさん、ショウタロウくんのお二人で。
いい感じですね。
ショウタロウくん、順番がいまいち?
十本はたしかに長いですよね。
でも十本を通して覚えましょう。
仕太刀でも打太刀でも同じです。
十本でひとつです。
○陽之裏
勢龍&左沈
ショウタロウくん、なんだかいまいちで。
少し繰り返して確認。
カジタさん、横から聞いて自分も確認。
良い稽古です。
ときおりなんだか調子がくるうことがあります。
そのときは、基礎基本の再確認を。
わけもわからずできていたことが。
わけがわかってできるようになる。
良いことです。
十文字
張りが大事ですね。突くのは喉。正確に。
張身
まっすぐに斬りましょう。
相手の剣が目標ではなく。
相手の面が目標です。
夜闇
入り身しながらの受け流しと片手面。
手元は下げるのではなく、逆に上げること。
乱曲
さて、新しい手数です。
カジタさん、だいたい覚えていらっしゃって。
少し覚え違いがあったようなので手直し。
ショウタロウくん、初めてでもすぐにできて。
さすがです。
ぶつぶつとコマ切れに動くとちょっと???
でも連続して動くと、なんとなくわかるかも。
攻防の激しい手数ですね。おもしろいです。
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<無双神伝英信流抜刀兵法>
○大森流
三人でそろい抜き。
同じメンバーで同じ形でも、座る位置を変えるだけでも良い稽古になります。
新しい気付きがあると良いですね。
○英信流表
横雲&虎一足&稲妻
三人でそろい抜き。
基礎基本になる三本です。
抜打上中下ならぬ、抜付上中下。
横雲は進み、虎一足と稲妻は退く。
でも別に、逆でもできますね。
進退は状況に応じてです。
浮雲&山下風
ショウタロウくん、浮雲は問題なくできて。
でも山下風はちょっとうろ覚え。
おもしろいですね。普通は逆?
対になる二本です。
開く閉じる、上がる下がる、出る引く。
時計回りと反時計回りでもあり。
相手の状態も?
岩浪
さて、新しい形です。
一度やって見せるとすぐにできて。さすが。
大人たちの苦労は一体何なのでしょうかね?
やっぱり習い事は子供のうちに限ります。
でも、大人も負けずにがんばりましょう!
ショウタロウくん、切っ先で手を斬りそう、、、と。
なので、立ったままで離れの稽古。
これもすぐにできて。さすがです。
自分の手を斬らないように。
自分の足を斬らないように。
引き倒しから以下は、浮雲&山下風と同じ。
英信流表の特徴的な動きですね。
でも考えてみると、十本中の三本でしかない。
これを多いと考えるか?
最初の三本が抜いて斬る形。
続く三本が引き倒す形。
続く二本は回りながら抜いて斬る形。
あと一本は立ちあがる形。
付足一本はその場。
十本中の三本+二本+一本はただ抜いて斬る形。
そちらの方が割合としては多い。60%
でもやはり、引き倒しはとても派手な動作。
なので、目立つのでしょうね。
印象に残りやすい。
大森流、英信流表、英信流奥。
引き倒しはここにしか出てこない。
ここで稽古をしましょう。
柔術でもさんざん稽古をしましたけれどもね。あは
鱗返&浪返
一回やって見せるとすぐにできて。さすが。
右足が前で、左足を退いて、膝は着けない。
見たのを思い出しながら、ぶつぶつと言語化。
考えなしというのでもなし。
理屈先行というのでもなし。
理論と実践。事理一致。良いことです。
○英信流奥座
カジタさんとそろい抜き。
たっぷりと間を取って抜きました。
奥は、動作が早い/速い。
だからその分、逆に間を取る。
気息を整える。気が満つるのを待つ。
もちろんいつでもその状態なのがベスト。
でも、なかなかそうはできない。
なので、稽古をする。
もちろん必要ならば、いつでも動けるように。
一通り抜いて、なにかありますか?と確認。
座り方で、気付いたことがあったそうな。
初歩的なことですが、、、と恥ずかしげに。
いえいえ、とても大事なことです。
たしかに最初からずっとお伝えはしています。
何度も一緒に座っています。
でも今まで気付けなかった。わからなかった。
それに気付いた。素晴らしいことです。
私も広島の本部道場の講習会に通っていた頃。
なにかが違うと思いながら、何が違うかわからず。
いつも館長の動きをじーっと見つめていました。
そしてあるとき、ふと気付き。
それこそ、エウレカ!と叫びたい気分になる。
たしかに今まで、そう習った。
見ていた。でも気付かなかった。わからなかった。
それにいま気付いた。わかった。
これはもう、感動ですよ。エウレカ!
・・・ということが、何度もありました。いくつもありました。
それが稽古かな。と思っています。
これは、見たまますぐにできてしまうお子様には、わからない感動でしょうね。と思います。
虎走り
形としての虎走というより、虎走りという歩法。
難しいですね。
こればかりを稽古されていました。
自宅では難しいので、体育館で稽古する。
ありですよね。
ただまあ、虎走/虎走りだけの話ではなく。
虎乱刀で歩み行くうちに抜いて、斬る。
これも同じ稽古ですね。
立った状態から右足を半歩出す。
これも稽古です。
納刀して、立ちあがって元の場所に戻る。
これも稽古。
日常で歩き、階段を上り下りし、エスカレーターに乗る。
これも稽古。
本来は、虎走りができずに横雲の抜き付けができるわけもなし。
右足を出す動作です。同じ原理。
ましてや、初発刀の抜き付け。
横雲は立膝だから、まだなんとか。
でも初発刀は正座です。
正座から右足を出すのは、至難の技です。
こういったことに気が付けると良いですね。
いつか、楽しみにしています。
足で蹴って動くのではなく。
体の移動に、足が連れるだけです。
今週も當刀の手直しはしませんでしたね。
あは、すみません。また来週以降にでも。。。
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20時を少し過ぎて稽古終了。
来週も同じような稽古の予定です。
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