COVID-19の感染拡大防止のため稽古なし。
横浜市では、6月末まで学校開放中止となっています。
稽古再開は、7月以降の予定です。
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横浜支部の各位に稽古日記を募集しました。
今週は、コバヤシさんの稽古日記です。
3月の稽古帰りに、ご家庭がいろいろと大変とお聞きしていましたが、
コロナの影響で稽古がなくなり、その後はお話もできずじまいでした。
一時期ご多忙となって自主稽古もできなかったそうですが、
最近ようやく再開できるようになったそうです。
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このコロナ禍で感じたこと等(コバヤシさん)
<無双神伝英信流抜刀兵法>
礼法を何度か繰り返しました。
礼法が出来なくては形が出来ても仕方がないと思い稽古しました。
起居は正座をする時に意識して日常の動作で行っております。
形については部屋着でエアーで何度か行いました。
貫汪館の道標に大森流を立って行う方法があったので、併せて試しました。
刀を振る動きが出来る場所がないので、刀を使う稽古をしたいという欲求があります。
刀の手の内について、館長から
「刀を抜くときに握りが深いと鞘走らない」と指導していただき、握りが深くならない方法を模索しました。
自分の中では鞘走る感覚がつかめた様な気がしました。
どのような握りが正しいとは指導はなかったので、答えを明示的に示さないのは貫汪館の指導方針なのかなと思いました。
<大石神影流>
動画の視聴とエアーでの稽古ばかりになっております。
動画も見る/観るではなく視る、英語の look や watch ではなく、理解するという意味を含む see のつもりで見取り稽古をしています。
<渋川一流柔術>
形の順番が怪しくなってきましたが、動きは忘れずにいられてます。
相手をつけて稽古が出来ないので、形目録を見ながらエアーで稽古しています。
日常の動作でもドアノブに手をかけるときの動作が、肘を曲げず、手と足を同時にという動きが起こって、柔術と同じだななど思う場面がありました。
三流派共通の事項として、エレベーター等人の見ていない場所では鼠径部を緩めて重心を落として立っています。
体が硬いから出来ないではなく、緩めると道標にあり、実践しております。
人に見られないように気を付けるという事も忘れておりません。
戦場を広く見るという事も横浜支部長がおっしゃっていたので取り入れています。
道場での稽古が出来なくても、日常的な動作をどの様にして稽古に役立てるか、工夫の仕方は色々ありそうだと思いました。
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はい、よく書けていますね。
日頃の稽古、心掛けというのはとても大事です。
週に一度2時間ばかりの稽古で上達するわけもなし。
ただこれは、
毎日欠かさず形の稽古をしなければならない。
という意味ではなく。
(もちろんできればするべきですが)
大事なのは、日常動作の質を変えることです。
いくら道場で歩法の稽古をしていても、
日頃ドタバタと足音を立てているようでは意味もなし。
立つこと、歩くこと。
ドアの開け閉め、箸の上げ下ろし。
目配り、気配り、心配り。
油断のない身構え、気構え、心構え。
遠くまで見る目、聞く耳。先まで見通す心。
これらすべて、兵法ですね。
日常で武道が直接的に役立つことはないでしょう。
でも、稽古が役に立つことはあるかもしれません。
またそのような稽古を心掛けるべきかと思います。
コロナ禍で稽古ができなくて下手になった。
というのではなくて。
稽古はできなかったけれど、上手になった。
というのだと良いですね。
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