2020年/令和2年2月22日で、2のゾロ目。
これだけそろうのもめずらしい。
そして大安吉日で、ネコの日でした。
でもって、朝から風がゴーゴーと吹き荒れて。
春一番ですね。昨年より15日早かったとか。
目がゴロゴロ、鼻がムズムズ、喉がチリチリ。
どうやら花粉も吹き荒れているようです。
そんな中、延ばし延ばしにしていた会計事務を。
学校の体育館をお借りするために、交代制です。
パソコンで作業をするので、めんどくさい。
それでもなんとかひと段落。ふー。。。
いつもどおり、テレビをつけてひと眠り。
イッツコムの道路・河川ライブ映像がお気に入り。
定点カメラに軽快な音楽。環境ビデオ系?
癒されます。。。
17時になると、番組がパッと切り替わり。
チャンネルを変えると、ドラえもんはネコの話で。
ネコの日だからでしょうか?
というか、ドラえもんは元々ネコ型ロボットか。
着替えて、体育館へ。
風にまぎれて雨粒がパラパラと。あれま。。。
傘は取りに帰らず。まあ、なんとかなるでしょう。
体育館に到着するとコバヤシさんの姿あり。
挨拶して、少し雑談。
あざみ野駅から歩いてお越しです。
雨粒が落ちてきたので、コンビニで傘を買ったとか。
カジタさん、ヒカルくん、ハセガワさんご到着。
すっかり雨降りで、傘をさしてお越しでした。
ハセガワさん、奥歯はとりあえず落ち着いたご様子。
でも、どうぞ無理はしませんように。
ヒカルくん、久しぶりに最初から稽古に参加です。
COVID-19の影響で、しばらく御用は中止とのこと。
こんなところにも影響があるのですね。。。
ということで、今週は4人との稽古。
久しぶりの人数です。なんだか嬉しいものですね。
さて、稽古開始です。
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<無双神伝英信流抜刀兵法>
○斬撃 やらず
○大森流&英信流表
4人に並んでもらって、一緒にそろい抜き。
人が多くて、なんだか楽しい。
あんまり人が多いと稽古も大変。
でも、少ないとさびしい。。。
勝手なものですね。
ゆっくり動くのは、そういう稽古方法だから。
早く動けるようになるために、ゆっくり稽古する。
決して、遅く動くことが目的ではない。
動きにアクセルを掛けてはいけない。
でも、ブレーキを掛けてもいけない。
勢いを利用せず。自然に動きましょう。
斬撃は、垂直の振り下ろし。
重力を利用すれば良いのでしょう。
その動きを斜めに変換して、血振るいで遣い。
その動きを水平に変換して、抜き付けに遣い。
その動きを反対に変換して、振りかぶりに遣い。
そういうことかと思います。
ヒカルくん、マンツーマンで稽古をしました。
昨年7月から休会されて。
その後、再開されましたが、いつも遅れての参加。
居合は久しぶりです。年末に一度稽古したきり。
身体もすっかり大きくなって、刀も長くして。
一から手直しです。
あちこち直して、さらにお上手になられました。
また稽古をしましょう。
○太刀打 出合から絶妙剣まで
カジタさん、ハセガワさんお二人で稽古。
絶妙剣は、カジタさんからハセガワさんにお伝え。
さて、拝見。うん、あんまりですね。。。
お二人とも、下手にこなれてしまった感じ。
手順を追っているだけ。
次、次、、、というのが目に見える。
攻める気持ちもまったくなし。
どちらも、相手の動きを待っている感じ。
遣い方も相手も、待っていてはいけない。
合わせようとしてはいけない。
基礎基本もおろそかで。
言われたとおりにできていません。
また稽古をしましょう。
○初発刀から順刀まで
コバヤシさん、一人稽古。
うん、今週はあんまりですね。。。
身体も動きも固いし、集中もできていない感じ。
流刀も、稽古しても稽古しても元に戻ってしまう。
なかなか思い通りにはならないものです。
また稽古をしましょう。
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<大石神影流剣術>
○構え素振り
本当は、稽古する気はなかったのですが。。。
コバヤシさんの気持ちを切り替える意味で稽古。
深い呼吸で、ゆっくりと動く。
形を求めず、手順を追わず。
中心からの働きを感じることです。
さてさて、コバヤシさん。
これで集中ができたらば良いのですが。。。
#北大阪支部長の稽古日誌が参考になるかも。
北大阪支部 稽古日誌:集中
北大阪支部 稽古日誌:過去日誌
○試合口五本 やらず
○陽之表十本 やらず
○陽之裏
打太刀で元に立って、掛かり稽古方式で稽古。
勢龍から夜闇まで
前半五本を通して、ゆっくりと稽古。
その甲斐あってか、皆さん良い動きでした。
いつもこの調子で動きましょう。
乱曲、位、極満、大落
後半の四本は、一本ずつ稽古。
極満はまだまだですね。稽古をしましょう。
ヒカルくん、お上手でした。流石です。
白虎
さて、新しい手数です。
カジタさんに打太刀に立ってもらって、示範。
無構えで三歩。
下がりながら避けて、真っ向。右小手、左小手。
以上
一人ずつ稽古。
下がりながら振りかぶり、出ながら振り下ろす。
いつもどおりの動きですね。
後半の動きは、乱曲の打太刀の動きにも似て。
とくに目新しい動きはなし。
それでも皆さん、苦労をされて。
このくらいはパッパとできると良いですね。
手数の名前は白虎。虎は他流にもこれよくあり。
大森流に虎乱刀、英信流表に虎一足、奥に虎走。
太刀打の出合も足遣いは虎走りです。
獲物を狙う感じ? パッと襲いかかる感じ?
走っても足音を立てない感じ?
白虎の場合は、身体を素早く左右にぱっぱと
変化するところかもしれませんね。
さてさて。
これで、陽之裏十本すべてをお伝え。
陽之裏は、勢龍から白虎まで。四神ですね。
あまり関係はなさそうですが、一応。。。
https://ja.wikipedia.org/wiki/四神
https://ja.wikipedia.org/wiki/四神相応
https://ja.wikipedia.org/wiki/五行思想
https://ja.wikipedia.org/wiki/四元素
https://ja.wikipedia.org/wiki/五大
https://ja.wikipedia.org/wiki/陰陽
https://ja.wikipedia.org/wiki/陰陽五行思想
https://ja.wikipedia.org/wiki/八卦
さて、次の手数は三學圓之太刀。
楽しみですね。ふふ。。。
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<澁川一流柔術>
○履形
礼式から絞りまで
上手にできる形と、できない形と。
上達する人と、しない人と。
なにが違うのでしょうかね?
柔術はなにが難しいのか?
やることをやり、やらないことはやらない。
やることをやらず、やらないことをやる。
どちらが良いかは言うまでもなし。
どちらが上達するかは、言うまでもなし。
それだけのことです。
お伝えすることはできる。お教えもできる。
でも、代わりに動くことはできない。
自分で動くしかない。自分で稽古するしかない。
足首を360度回せ、とか。
空中で一回転しろ、とか。
無理難題を要求しているわけではない。
手と足を同時に出す。
まっすぐ出す。
肘を曲げない。
持ち替えない。
などなど。。。
いずれも、やればできることばかり。
それができないのは、心の問題。
勝手にやりたいことをやっているだけ。
その方がやりやすいから。そう感じるから。
そう考えているから。
言われたとおりにやろうとして、できない。
違うことをやって、できたように誤魔化す。
どちらが良い稽古か?
頭で考えて、口で答えるのではなく。
自分の心によく問いましょう。
よくよく自問しましょう。
内省しましょう。
自分にきちんと向きあう必要があります。
澁川一流の形は、いずれもとてもシンプルです。
動きを要素に分解すれば、数えられるほどです。
それをただ組み合わせるだけ。
それなのに。
この形はこう動こう。あの形はああ動こう。
これはこうした方が良いだろう。
あれはああした方が良いだろう。
いらぬ工夫です。こざかしい。小手先のごまかし。
見苦しい。
形を稽古することで、形を覚えるのではなく。
形に共通する動きを探す。
その共通する動きを組み合わせて形と成す。
帰納法と演繹法。コンパイルとアセンブル。
圧縮と展開。
かと言って。
今度は自分で何も考えないようになっても困る。
ただ、言われたことをやるだけ。
ただの惰性。万年稽古。上達しない稽古。。。
思考停止状態ですね。
教える側としては、ダブルバインドは悩みの種で。
教わる側としては、フレーム問題でもありますね。
素心で愚直に稽古をしましょう。
求める心が大切です。
今週は新しい形は稽古せず。また次回に。
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定刻を少し過ぎて稽古終了。
さて雨ですが。
稽古中は、音が聞こえるほどのどしゃぶりになり。
稽古後は、すっかりやんでしまいました。
なので、横浜支部長は傘をささずに済みました。
よかったよかった。
ということで、ネコの日に白虎の稽古でした。にゃー
来週も通常通りの稽古です。
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