明治神宮奉納 日本古武道大会3

以下、雑記

 

6時30分に起床、シャワー。眠い。。。

平日の出勤と同じ時間。

紋付き袴と二尺八寸六分だけ持って家を出る。

あざみ野駅の上島珈琲でモーニングセット。美味し。

のんびりせずに店を出る。

 

田園都市線の急行に乗る。

満員だったが、らっきーなことに座れた。

でもそれはつまり、他の人が座れないということ。

こういうとき、いつも申し訳ない気持ちになる。

座らせてもらえたことに感謝しながら、一眠り。

ぐー。。。

渋谷で乗り換え。地下を延々と歩いて副都心線へ。

明治神宮前で降りて、また地下を延々と歩く。

山手線原宿駅の脇からようやく地上へ。

 

明治神宮に入って、車道を延々と歩く。

ずっと下を向いて歩いている自分に気が付く。

そのうちようやく顔が上がるが、樹々の気を感じない。

疲れているな。

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9時前に至誠館に到着。

すでにいらしていた館長にご挨拶して、着替え。

間もなく名古屋西支部長も到着。

受付を済ませて、演武会場へ。

 

会場に到着すると、コバヤシさんの姿あり。

演武はいつも予定より30分早くなると伝えていた。

開会式に間に合うように来ました、とのこと。よき

 

今回は、カジタさんハセガワさんはお越しにならず。

お二人ともそれぞれお忙しいご様子。

コバヤシさんが来てくれたよかった。

地元の演武会で弟子が誰も来なかったら悲しすぐる。

 

10時から開会式。

館長は理事席へ行かれた。

名古屋西支部長と二人で整列する。

普段なら遠慮をするところだが、堂々と先頭に立つ。

流派の肩身が狭くなっては困る。

あいにくの天気で午後は雨の予報だったが、

開会式の間だけさっと晴れて日が出た。

うん、さすが晴れの特異日。

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1時間ほどして、柔術の演武。

一流派10分程度なので、けっこうあっという間。

とくに大きなミスもなく演武を終えることができた。

館長のコメント

「まあまあだったが、気合いが小さかった」と。

 

私の演武は、

 打込

  素手で、懐剣の打ち込みをさばく

 三尺棒

  素手で、三尺棒の打込みをさばく

 三尺棒打込

  三尺棒で、懐剣の打ち込みをさばく。立ち

 三尺棒御前捕

  三尺棒で、懐剣の打ち込みをさばく。座り

すべて館長の御指示。

バリエーション豊富で、やりがいあり。

とても良い稽古をさせていただいた。

 

今回の自分なりのテーマは、

 沈める/静める/鎮めること。

果たして、どのくらいできたであろうか?

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さらに1時間ほどして、居合の演武。

着替えがあると至誠館に往復しなければならず、

けっこうせわしない。

でも今回はそのままなので、会場で待機。

なので、あっという間に出番に。

 

三人で同じ方向を向いて、同じ形をそろい抜き。

形によっては、横や後ろを向いて座る。

抜き初めのタイミングがわからなくて困る。

会場が広いので、かなり離れて座る。

屋外なので動き始めの音も聞こえない。

師より先に抜き始めるのは憚られる。

かと言って、あまり遅いわけにも行かない。

難しい。。。

それでもなんとか大過なく終了。

 

館長のコメント「おつかれさま」と。

同じ方を向いて抜いているのだから、見ようがない。

あとで名古屋西支部長のビデオを見せてもらおう。

 

二尺八寸六分は、いつもどおり走ってくれた。

でも途中から調子に乗って我が出て、ぶれが出た。

いまだに刀に任せきれない。未熟さを痛感。。。

 

演武は、

 大森流 :初発刀、陰陽進退、流刀

 英信流表:横雲、山下風、岩波、波返

 英信流奥:向拂、柄留、前後詰

 大森流 :抜打

すべて館長の御指示。

大森流、英信流表、英信流奥の座りから十本と抜打。

方向を考えての構成かと思われる。

派手な形はないが、ある意味で集大成。

 

自分では失敗はないつもりでも。

ビデオを見ると、うわちゃー!!!となるのが常。

要は、自覚がないのだろう。それが問題。

なので客観的に見れるビデオはとても大事。

名古屋西支部長、いつもありがとござます。

今回もお待ちしています。

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館長、名古屋西支部長、コバヤシさんとお弁当。

芝生の上で食べるお弁当は最高!

 

ここで一足お先に帰ることに。

実は、妻が家で寝込んでいるもので。すみません。

直会は欠席。はからずもコバヤシさんが出てくれた。

他流派の先生とお話ができたようだ。よかた。

 

至誠館へ。刀の手入れをして、着替え。

 

西参道に戻り、御神酒をいただく。

普段、お酒を飲む習慣はないのだが、これは特別。

 

来たときと同じ道を歩くが、途中何度か道を間違えそうになる。

行きと帰りで方向が違うので、脇道に逸れ易い。

ある意味、なにかの示唆のよう。

 

大きな鳥居をくぐって、会釈して外へ。

行きは脇道から入って、帰りは正面から出る。

なんだか逆なような、不思議な感じ。

 

山手線の原宿駅は大混雑で近寄りがたし。

帰りも地下鉄で帰ることに。

今度は千代田線に乗って、表参道で乗り換え。

地下を延々と歩いて、半蔵門線に乗り込む。

準急中央林間行きはもちろん満員で立ち。

でも渋谷で座れた。らき。一眠り。ぐー。。。

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2時半過ぎに帰宅。

布団で寝込んでいる妻がとりあえず息をしているのを確認。

シャワーを浴びて、荷物の片付け。

自分もリビングで横になる。

そのつもりはなかったのだが、そのまま眠ってしまった。

起きようと思っても起きられず。泥のように。ぐー。。。

目が覚めたときには、外はもう真っ暗。

 

いつものことだが、やはり演武は疲れる。

体力的な消耗は、ほとんどないはず。

柔術は受け5本、捕り5本だけ。投げもなし。

居合は素抜き抜刀術を11本だけ。なにごともなし。

それでも、明治神宮の大神様の前での奉納演武。

観客も多数あり。

それになんと言っても、流派の看板を背負っての演武。

真剣勝負のつもりでの演武。

だいぶ慣れたつもりでも、緊張しないわけがない。

それだけ精神的に疲弊するということだろう。

逆に言えば。普段の稽古は、適当ということか。

 

個人的には、

 一度の演武は、百回の稽古にも優る。

と考えている。

もちろん、稽古もせずに演武だけしても意味はないが。

 稽古でレベルは上がるが、ランクは上がらない。

 演武の経験によってのみ、ランクが上がる。

というところだろうか。

あるいは、

 稽古で経験値を貯めて、演武会でレベルアップ

みたいな。#Wizardryの馬小屋

 

演武で魂が入る、画竜点睛ということなのだろう。

 

 

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