左刀、乗身と千鳥、潜投(再)

校門前でショウタロウくんと合流。

こんにちは。お久しぶりです。

7月末以来ですから、およそ2か月ぶりですね。

また背が伸びた?

また稽古をしましょう。

 

体育館には誰もおらず。カギを開けて、明かりをつけて。

二人で並んでモップがけ。

 

ほどなく、コバヤシさんご到着。いつもより30分ほど遅い?

横浜で地下鉄を間違えて反対方面に乗ってしまったそうな。

でもって、気付かずに坂東橋まで行ってしまったとか。

路線図で確認すると、5つも先ではないですか。。。

お仕事がお忙しいとお聞きしています。お疲れなのでしょう。

そんな中でも、わざわざ遠方から稽古にお越しです。

ぜひ、楽しんでいただきたいものです。

 

カジタさん、ハセガワさんご到着。いつもどおり、早い時間です。

下の扉だけ開けて。上の窓は開けず、扇風機も出さず。

だいぶ過ごしやすくなりましたね。

 

ショウタロウくん、木刀の長さをチェック。

すでに中刀をお遣いでした。しばらくはそれで。

居合刀を二尺二寸に交換。

 

さて、なんやかんやで、いつもどおり稽古開始です。

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<無双神伝英信流抜刀兵法>

 

○起居、進退、斬撃

 4人並んで、さらっとおさらい。

 

 歩法と斬撃はすべての基本です。それは大森流でも、太刀打でも同じ。

 歩法の稽古で歩法をするだけでなく。

 歩法の稽古で稽古した歩法を、他の動作に活かせなければなりません。

 言うと、当たり前のこと。

 でも、その当たり前ができているかは?

 

○カジタさん、ハセガワさん

大森流&英信流表

 二人でそろい抜き。

 最初に、抜き付けと斬撃についてあらかじめご注意。

 その甲斐あってか、いつもより良い稽古をされていたようです。

 ただ、歩法はまだまだですね。

 #勢中刀と虎乱刀で顕著でした。でも、他の形でも同じですね。

 

 形の稽古になった途端に、抜き、打つことばかりに気を取られては。

 立ち、座り、歩く。そのうえで、抜き、打つ。

 それが、居合の稽古です。

 刀を振り回す稽古ではありません。くれぐれもご注意を。

 

太刀打 出合、附入、請流、請入

 二人で遣方と相手。

 うん、いい感じですね。少しだけアドバイス。

 今週も新しい形はお伝えせず。もう、そろそろ?

 

○コバヤシさん

初発刀

 拝見。はい、こんなところでしょうか。

 これ以上は、初発刀だけを稽古していても難しいかも。。。

 他の形の力を借りましょう。

 

左刀

 まだまだだいぶ苦労されています。

 左足前の初発刀は、ヨタヨタヨロヨロと。。。

 左右の足が違うだけで、他人の体のようです。

 産まれ立ての小鹿のよう?

 

 まあ、回れもしないのに続きの動作だけ稽古しても仕方なし。

 まずは回る動作です。

 さて、回ると表現しますが、実際には?

  右足の膝を軸に、右脛を右に振り出す。

  左足の爪先を軸に、左膝を立てる。

  上体は、くるりと、、、開く感じ?

 あまり、回転という意識はないかもですね。

 コンパスのように、どこか一点を軸にして回転するわけでなし。

 

 まず両爪先を立てて、腰を伸ばして、それから回って、、、。

 はい、簡単ですね。

 でも、そのようなやり方ではありません。

 

 初発刀とまったく同じ初動。

 右膝を軸に、体の軸を少しだけ傾けると、勝手に回転します。

 右爪先は立てずに、右に振り出し。定位置で、自然と爪立つ。

 左爪先は立てずに、左膝を立てる。同時に、自然に足裏が着く。

 ・・・と同時に、鞘が引かれ、柄は前方へ。。。

 うん、たしかに難しいかも。

 

 全身のあちこちを同時に動かし、しかも連携させる。

 文章にすると、とんでもなく大変なことです。

 でも、身体で動かすと、そうでもない。

 というか、それだけのことを体はしているのでしょう。

 ただ歩くだけのことでも、プログラムにしたら大変なことです。

 最適化されて、自動化されるまで稽古をしましょう。

 それが稽古です。

 

○ショウタロウくん

初発刀、左刀、右刀、當刀

 あれ、どっちだっけ?みたいな部分もありましたが。

 それでもまあ、2か月ぶりにしてはよく覚えていました。

 なにも問題なし。

 

 二尺二寸も問題なし。

 一気に10センチ以上長くなったのですけれどもね。

 二尺四寸くらいでも問題なさそうです。

 

 四本を繰り返し抜いてもらって、少し手直し。

 もう、新しい形に進んでもよさげです。

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<大石神影流剣術>

 

○構え素振り

 四人並んで、さらっと復習。はい、いい感じですね。

 

○試合口五本

 二人一組で打太刀と仕太刀。

  カジタさん &コバヤシさん

  ハセガワさん&ショウタロウくん

 というペアが良い感じ。

 別に、パワー系&テクニカル系とかいう訳でもないのですが。

 なんとなくのイメージですね。。。

 

○陽之表十本

 二人一組で打太刀と仕太刀。

 はい、いい感じです。

 

 ショウタロウくん、九本目はまだやっていない!と。

 あれま、そうでしたっけか。

 

乗身

 横でやっているコバヤシさんのを見てもらい。

 はい、一回でできました。さすがですね。

 #稽古日記を確認すると、乗身までは稽古をしていたようです。

過去日記:右刀と乗身

 

千鳥

 横でやっているコバヤシさんのを見てもらい。

 あれま、これも一回でできました。

 しかもお上手ですね。。。

 

 打太刀の切り返しを留めるのが、きちんと間に合っています。

 オジサンたちは、間に合わずに苦労しているというのに。。。

 

 一つには、体が小さくて小回りが利くというのがありますね。

 でも、それだけではなくて。

 体が一つにまとまっているというのが大きいのでしょう。

 大人の体は、ぶよぶよで。そこらじゅうに遊びがあります。

 全身にタイムラグがある。力のロスがある。

 コンニャクでできた人形を動かすのと同じですね。

 なかなか思うようには動いてくれなさそうです。

 でも、木でできた人形は。さっと動いてくれそうですね。

 

 子供が無意識にできること。大人は意識してもできないこと。

 見習うべきことですね。よくよく学びましょう。

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<澁川一流柔術>

 

○履形

礼式、負投、裏投、巻返、柔投、返投、捻付、腰投、潜投

 皆さんお上手ですね。それとも、まだまだ?

 どのくらいの要求をするかによるのでしょう。

 稽古を始めたばかりと考えれば、とてもお上手です。

 でも、人に見せられるかどうかは?

 ましてや、実際に遣えるかどうかは、とてもとても。。。

 稽古を積みましょう。

 

 捻付の動きなど、英信流表の引き倒しと同じ動きですよね。

 と確認するとカジタさん、ああ!とエウレカなお顔。。。

 まだまだですね。ふふ。。。

 

ショウタロウくん

 柔術もお上手です。

 大の大人相手に、よく動いています。

 腰投は初めて。でもすぐにできました。さすがですね。

 

潜投

 皆さん苦労されていますね。

 相手の肘が伸びてしまうとダメ。持ち方を再確認。

 

 柔術の形はどれも危険です。常にケガの可能性がある。

 とくにこの形は、事故を起こしやすい。最新の注意を。

 相手を壊す気で壊すなら、それはまあある意味で目的達成。

 #それが良いかどうかは別として。

 ただ、その気もないのに相手にケガをさせてしまっては。

 それでは、お互いに不幸なだけです。

 

 澁川一流の形のほとんどは、最後に極めがあります。

 主に逆関節を極める。その気になれば壊せるのでしょう。

 でもできるのであれば、傷付かずに終わりたいですよね。

 お互いに。

 最初に稽古をする礼式、終盤で稽古をする御膳捕。

 いずれも、そういった心得を伝えています。

 

 自分を害するつもりで襲ってきた相手を傷つけず。

 しかも、自分も傷つかないで事を終わらせる。

 なまなかなことではないでしょう。

 修業あるのみですね。

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定刻をだいぶ過ぎて稽古終了。いつもスミマセン。。。

時間配分を考えて、柔術の時間をたっぷりととったのですが。。。

 

ただ通すだけなら、時間も間に合うのでしょうね。

でも少し手直しが入ると、あっという間に時間オーバーです。

#まあ普通なら、

 居合だけで2時間、剣術だけで2時間、柔術だけで2時間

 といったところなのでしょうが。。。

気を付けますので、ご容赦ください。

 

来週も通常通りの稽古です。

 

 

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