土曜は朝から雨降りでしたが、家を出る頃にはやんでいて。
それでも一応、傘を持ち。
雨が降っていないのに傘を持つのはポリシーに反します。
でも、雨が降って皆さんに迷惑をかけるのも申し訳ない。
梅雨ですしね。
いつもより少し遅めに体育館に到着。
ショウタロウくんとコバヤシさんがモップ掛けを終えたところ。
今日も雨降りでしたが、サッカーは利用していなかったとのこと。
そういうこともありますね。
ほどなくハセガワさんもご到着。
カジタさん、ヒカルくん所用でお休み。
テヅカさんはお越しにならず。
定刻より少し早く、稽古開始です。
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<無双神伝英信流抜刀兵法>
○斬撃
ただ歩くのも、振りかぶりも振り下ろしも、すべて同じテンポで。
力んでしまうと、その瞬間に一瞬止まってしまいます。
止まってから速くても、それでは遅い。
止まらないこと。速くしたり遅くなったりしないこと。
同じスピードで。
滑らかに動くことです。
速く動こう、強く斬ろう。そういった意識が邪魔をします。
まずは対敵動作と思わず、ただの体操と思うこと。
そういう稽古の方法もあるかもしれません。
もちろん、対敵意識がなければ武道ではありませんけれどもね。
あくまで稽古の方便、というところでしょうか。
ショウタロウくん
刀が短すぎるので、二尺八寸の居合刀をお貸ししました。
重い重いと言いながら、見事に振っていました。
身長160センチですから、身長の半分以上の長さです。
さすがですね。
長い刀はもう少しお待ちください。
○大森流&英信流表
ハセガワさん、初発刀から手直し。
英信流の座法はだいぶお上手になられました。
英信流の座法が上手になれば、英信流の抜き付けも良くなります。
英信流の抜き付けが理解できれば、大森流の抜き付けも変わります。
大森流と英信流は違う流派です。流派名が違いますからね。
でも、同じ無双神伝英信流抜刀兵法です。
よくよくお考えいただきたいと思います。
歩くのが苦手でいらっしゃいますね。
階段を上るときの足運びと似ていますとお伝えしました。
上る動きを、平面に変換する。膝から下は垂直に。
普段から、足音を立てないように意識すると良いでしょう。
上りエスカレーターを歩くのも良い稽古になります。
勢いをつけず、力を使わず。体重を預けて歩く。
ふわふわとした感じ。誰かに運ばれる感じです。
○初発刀
ショウタロウくん、コバヤシさん繰り返し稽古。
ショウタロウくん
そろそろ飽きたでしょうか。次は左刀ですね。
コバヤシさん
まだまだですね。
次の形をお教えするのは簡単です。
でもこの調子で次に進んでも、ぐだぐだになるだけでしょう。
もう少し稽古をしましょう。
初発刀はすべての基本です。
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<大石神影流剣術>
○陽之表
打太刀で元に立って、掛かり稽古方式で。二本ずつ。
よう剣&げっ剣、無二剣&二生、稲妻&太陽剣
最後に六本通し。
皆さん、だいぶいい感じでした。
構えは正確に。打つ場所は正確に。止まらず、滑らかに。
姿勢を崩すことのないように。自分は常にまっすぐに。
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<澁川一流柔術>
○履形
礼式
あわてずに動くこと。丹田を沈めて動く。浮つかないように。
負投
投げの前まで稽古。
受けは、両足の裏で受け身をとります。
腰や背中を打たないように。畳の上は想定していませんので。
来週、カジタさんが来られたら、投げてみましょう。
カジタさんなら受け身をとれるはずですので。
※2年前に、明治神宮で両懐剣の負投を演武しました。
過去日記:明治神宮奉納 日本古武道大会
※下の方に写真があります。
澁川一流柔術 明治神宮例祭 2017
https://youtu.be/kQO_o6JDgCU?t=410
裏投
いつもは返に取っていますが、今日は留める形で稽古。
まっすぐに入ること。タイミングが大事です。
反射神経ではなく、相手の気持ちを読むこと。難しいですね。
巻返
同じく、留める形で稽古。持ち替えが難しいですね。
相手が懐剣を持っているとイメージすると良いかもしれません。
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定刻を少し過ぎて稽古終了。
帰りは雨が降っていました。傘を持ってきて良かった。。。
来週も通常通りの稽古です。
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