極渦の崩壊で、観測史上最強クラスの寒波だとか。
毎日のように今季最強とか言ってるかと思っていたら。。。
でもまあ、これ以上はないのでしょうね。
いや、あるか。また記録更新!って。
#それにしても。極渦の崩壊って、とってもSFチックですね。
太陽のポールシフトと合わせて、気になるところです。四極化
大気の大循環の崩壊、次は海洋の大循環の崩壊。。。
そして最後は、ガンマ線バースト?
関東は大雪の予報でしたので、傘を持って出勤。
まだ降っていないのに傘を持つのはポリシーに反しますが。。。
でもまあ、この場合はあった方が良いでしょう。
こんな天気だから来客は少ないかと思いきや、いつもどおりで。
うん、さすが日本人?
本格的に振りだした雪を横目に、粛々淡々と仕事を終えて。
気付くと、雪はやんでいました。結局、ほとんど積もりもせず。
こんなものですね。
警戒していると、大山鳴動して鼠一匹で終わる。
でも、油断して大変な目に遭うよりは、よほど良い。
兵法ですね。
午後遅くに帰宅して、しばらく昼寝。ぐー
夕方になって、むくっと起き出して着替え。
水っぽい小粒の雪が空から降り落ちてくる中、体育館へ。
今日は、カジタさんとハセガワさんのお二人だけです。
三人並んでモップ掛け。
今日は寒いし、サクサクと稽古を進めましょう。
さて、稽古開始です。
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<澁川一流柔術>
○棒廻し
重心の位置に気を付けましょう。
進行方向の足に交互に体重を掛けるのではなく。
いつでも、左右の足の中心にあること。
お尻の下に錘がぶら下がっているイメージです。
いつでも、座っていること。立っていても。
○六尺棒表八本 カジタさんとハセガワさんの二人で
うん、とくに問題はありません。
あとは、棒廻しと同じようにできるかどうか。
あわてて速く動こうとすると、手先だけ足先だけの動きに。
きちんと全身を一つにして動きましょう。
まずは、あわてないことです。
○六尺棒裏三本 カジタさんとハセガワさんの二人で
一本目。打方のカジタさんが動いてしまい。
ハセガワさん、少しあわてた? 上手く対応できず。
もちろん、カジタさんの間違いです。
でもそれに対して、しれっと対応できると良いですよね。
涼しい顔で対応しておいて、あとから間違えてますよと指摘。
そして、ニヤリと。うん、カコイイ!
相手がこう動くはず!と思い込んではいけない。
それでは、稽古すればするほど、弱くなってしまいます。
武術武道は、対応力の稽古です。臨機応変
相手を信用してはいけない。
あとは、表と同じようにできるかどうか。
裏だからと、気張っていてはいけません。
いつでも、どこでも、なんでも。同じようにできるように。
○半棒表十二本 カジタさんとハセガワさんの二人で
一本目立会。打たせて、叩き落として、打ち込む。
わかりやすい三要素ですね。
でも、どれか一つにムキになってはいけない。
叩き落とすことにムキになれば、打ち込みがおろそかになり。
最後の打ち込みにムキになれば、残心がおろそかになり。
形はあくまでも形です。約束稽古でしかない。
実際には、相手がどう動くかはわからない。
終わったと思い込んでいたら、思わぬ反撃を受けるかも。
だから、十二本目の千払は、一本目立会の変化。
最後の打ち込みのあとに、打太刀の反撃がある。
油断してはいけない。という教えなのでしょう。
居合の大森流の陰陽進退も同じことですね。
打太刀の受けは、刀を横たえて、きちんと頭を守ること。
○半棒裏三本 カジタさんとハセガワさんの二人で
表で打ち込むところを、突きに変化。
言葉で説明すれば、ただそれだけのこと。
でも、実際にできるかどうかは。
繰り返し、繰り返し稽古をするしかありませんね。
棒は長く遣いましょう。突き込みがきちんと相手に届くように。
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<大石神影流剣術>
○構え素振り やらず
○試合口五本 やらず
○陽之表十本 カジタさんとハセガワさんの二人で
構え素振りと試合口は稽古せず、いきなり陽之表。
しかもお二人で。
うん、なんかちょっと違和感あり? でもまあ、なんとか。
演武などでは、稽古なしでいきなり本番が普通です。
ましてや、構えなど。
しかも、初めてお会いした方と組むようなこともあったりして。
いつでも、しれっと涼しい顔でできると良いですね。
○陽之裏五本 打太刀で元に立って掛かり稽古方式で
さてさて、ここにきてようやく横浜支部長の出番です。
寒いので、お二人にはずっと動いていてもらおうと考えて。
ここまで、自分は動いていませんでした。
勢龍 :張る動きを工夫しましょう。
左沈 :同じく。
十文字:突きは喉。
張身 :左で斬組をなす。
夜闇 :最後は片手で真っ向。手先ではなく、体で振ること。
体で振れば、自然と止まります。手では止まらない。
○小太刀 打太刀で元に立って掛かり稽古方式で
清風 綾ノ調子 紅葉重 霞 有明
一、二、三、五本目。四本目を除いた五本
手数の順番どおりに。迷わず、スッとできるように。
○二刀 打太刀で元に立って掛かり稽古方式で
猛虎 圓月 荒波 重子 強弱
一、二、三、五本目。四本目を除いた五本
手数の順番どおりに。迷わず、スッとできるように。
十字受けは、なかなか左右がそろいませんね。なぜでしょう?
長さと重さの違う二本の刀。同じように遣いましょう。
あ、そうそう。
三本目と五本目を混同してお伝えしていました。スミマセン。
まあ、五本目ができれば三本目はラクショー?ですよね。
一本目と二本目が対。三本目と五本目が対。
おもしろいですね。
小太刀と二刀の四本目は、今年の課題です。稽古しましょう。
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<無双神伝英信流抜刀兵法>
○大森流十一本 三人でそろい抜き
○英信流表十本 三人でそろい抜き。早抜き
体育館の床は冷たく冷えて。足の指先は感覚がないくらい。
手先も冷えてかじかんで、刀身は氷のよう。
こんなときは、足が床に引っ掛かって転んだり。
切っ先で自分の手を突いたりしてしまいがちです。
兵法として考えるのならば。
そもそもこんなときは、稽古をしないことでしょう。
でも、もしもするならば、懐に温石でも入れて稽古を。
大森流の初発刀から始まって、英信流表は早抜きで抜打まで。
一度通しただけで、終わりにしました。
居合の稽古は、呼吸や食事、睡眠と同じようなもの。
繰り返し繰り返し、体を通すことが大事でしょう。
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いつもより1時間ほど早く稽古終了。
皆で、洟をすすりながらの稽古でした。
そして、雪の中での稽古と言いながら、兵法の雪中のことではなし。
終わったよー、とメールして。
今週はお風呂の栓はきちんと締まっているかな?と思って帰宅すると、
あ、メール気付かなかった。ゴメン!
というまさかの結末でした。ちゃんちゃん
来週も通常通りの稽古です。
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