22歳の外国人男性から英語でメールあり。
戸山流の経験者で、見学希望とのこと。もちろんOKと返信。
予備の木刀を持って、校門にはプラカードを掛けて。
英語の入会案内書も用意。
校門前で、タカマサくんとお母さん、妹さんと合流。
ちょうど自転車でさっそうと!到着されたところでした。
小さなお子さんの習い事は、送り迎えだけでも大変なものです。
我が家でも小学一年生から中学三年生まで体操を続けました。
自分からやりたいと始めたけれど。
疲れたから今日は行きたくない。もうやだ。やめたい。
なんて日も少なからずあって。
わかった。でも、今日だけがんばろう。と連れ立って。
帰りに自販機で夏は冷たいジュース、冬は温かいコーンスープ。
おいしいね!なんて誤魔化し誤魔化し。
年に1回の大会は、地方の体育館まではるばる遠征。
そんなこんなでなんとかかんとか9年間続けることができました。
今では良い思い出です。
カジタさん、ヒカルくん、ハセガワさん、テヅカさん、ユウトくん、
タカマサくん、ノブフミくん、コウジくん、オーガストさん
リオンちゃん遅れて参加
タガワさん、マキちゃん、ショウタロウくん休み
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<澁川一流柔術>
○棒廻し
大人四人、子供五人。体育館の広さ的にはちょうどな感じ?
○六尺棒表
一本目から三本目
向かい合って素振り、二人一組で棒合。
四本目
やはりお子さんには手の持ち替えが難しいようですね。
うーん。。。
○半棒表
一本目から六本目
打太刀ハセガワさんで示範。掛かり稽古方式で六本通し。
待ち時間が長いのが困りどころですね。。。
ヒカルくん、久しぶりの稽古です。1か月ぶり。
それでも、先頭で皆の手本をしてくれました。さすがですね。
七本目
示範して、掛かり稽古方式で。
やはり小さなお子さんにはちょっと難しいようですね。
リオンちゃん、久しぶりの稽古です。1か月ぶり。
鋭い打ち込みはさすがです。ビシュッ
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<大石神影流剣術>
○構え素振り
冬の体育館は底冷えします。気持ち短めに切り上げました。
○試合口
一本目から三本目
二人一組の回り稽古で三本通し。
皆さん、打太刀仕太刀ともになんとかなるようです。
剣は棒と違って持ち替えたり、両端を遣うことがありません。
そういう意味では、稽古をしやすいのかもしれませんね。
四本目
時間も差し迫ってはいましたが。とりあえず稽古。
横浜支部には小さなお子さん初心者も多いけれど。
それに負けずに上級者も多数いらっしゃいます。
なんとか稽古になったようです。
さて、ここでお子さんがたはお帰りの時間。
タカマサくん、ノブフミくんコウジくん、お母さんのお迎え。
いつもご苦労様です。お疲れさまでした。
五本目
残ったメンバーで五本目を稽古。
カジタさん、ヒカルくん、ハセガワさん、リオンちゃん。
そして、オーガストさんの五人です。
横浜支部に御縁があって集まった老若男女の皆さん。
やる気もあって、稽古を楽しんでいるのは皆さん同じでも。
覚えの早い人、そうでない人。毎回来れる人、そうでない人。
それぞれです。
山登りは、一番遅い人にペースを合わせるのがセオリーだとか。
とは言え。
早い人、遅い人。それぞれのペースで登れたら楽しいですよね。
できる人、覚えられる人はどんどん先に進みましょう。
そして、皆さんを引っ張って行っていただければと思います。
上級者四人は手慣れたもの。とは言え。
形通りには動けても。強く打ち込まれても型通りにさばけるか?
そういったことも念頭に稽古をしましょう。
打太刀の打ち込みも。きちんとまっすぐ正確に。
ときには相手に合わせて速く、強く。
いつまでも初心者と同じ稽古ではいけません。
オーガストさん、一言二言アドバイスだけして。
すぐに飲み込まれました。さすがですね。
これで、五本通しての稽古ができます。
陽之表も稽古をしたいと思っています。そして、陽之裏も。
リオンちゃん、お母さんのお迎えでここでお帰りに。
お母さん、稽古の邪魔をしたくないからと外でお待ちでした。
この寒いのに。。。申し訳ないことをしました。
やはりご自身も習い事をされていたからこそのご配慮でしょう。
いたみいりました。
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<無双神伝英信流抜刀兵法>
○大森流十一本、英信流表三本、浮雲
カジタさん、ヒカルくん、ハセガワさんの三人でそろい抜き。
貫汪館の無双神伝英信流抜刀兵法は、いわゆる居合のみならず。
太刀打、詰合、大小詰などの剣術技法、柔術技法も含まれて。
ですが最初はやはり、素抜き抜刀術から稽古します。
武道とは、相手との相関関係。
にもかかわらず、相手を付けずに稽古をする。
それが、いわゆる居合-素抜き抜刀術-の特徴でしょう。
勝ち負けに拘らず。相手に惑わされず。
自己の体や心、そして動きに集中することができます。
なればこそ。より深く、濃く、繊細な稽古をしましょう。
○初発刀、左刀、右刀、當刀
オーガストさん、一人で稽古。一通り見てから、アドバイス。
集中/集中力
一般によく、武道で養われる大きな徳の一つに数えらえます。
ですが、貫汪館では良しとされません。
自己の体と心の観察にしても。
対敵動作としても。
周囲への警戒にしても。
薄く広い全方位センサーのようなものが求められるからです。
一点集中ではいけない。
無心
抜こうとする。斬ろうとする。立とうとする。
そういった意識は無用です。意識は、邪魔でしかない。
動物が自然な動きをするように。無心で動く。
そういったことをお伝えしました。
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8時30分を少し過ぎて、稽古終了。
けっきょく、見学希望の方はいらっしゃいませんでした。
返信のメール、木刀などの準備、その他もろもろは無駄となり。
でもまあ、いつものことですね。
稽古に来る人、来ない人。稽古に来る日と、来ない日と。
すべては御縁かと思います。
御縁がなければ、それっきり。どうしようもありません。
でも、だからこそ。
せっかくの御縁であれば、大事にしたい。
いつもそう思っています。
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