午前中は塾へ。面談です。
帰りにHACでティッシュとトイレットペーパーなど買い出しして。
それから、ドトールでお茶。しばらくおしゃべり。
帰宅して、掃除機を掛けて。
うん、久しぶりに土曜!な感じです。
有能な美人秘書にお願いして、一緒に体育館に行ってもらい。
自宅に置いていた大量の六尺棒の搬入です。
長かった体育館のトイレ改修工事もようやく終わり。
工事期間中の保管が不安で、倉庫から引き上げていたのでした、
ただの長い木の棒ではありますが。
我々にとっては大事な稽古道具です(それに意外と高価だし)。
体育館は、
男子トイレの位置にユニバーサルトイレができていて。
男子更衣室の位置に男子トイレができていて。
男子更衣室はなくなりました。
女子更衣室はそのままで。
女子トイレは位置は変わらずキレイになって。
倉庫は変わらず。また六尺棒を置かせてもらえそうです。
搬入を手伝ってくれた美人秘書は、これからおでかけ。
これでコーヒーでも飲みたまえ。
と、タリーズのカードか上島珈琲のカードを渡そうとしましたが、
ポケットは空っぽで。
ああ、体育館に行くのだからと何も持たずに家を出たのでした。
たは。。。
帰宅して、一息ついて。
着替えて、またすぐに家を出て。
おおっ、寒い!
そういえば、今日からまた体育館での稽古です。
そして、もう12月。
狭くて窓を閉め切った室内の集会所と違い。
体育館は、きっと寒くて冷え込むことでしょう。
体育館に到着すると、
カジタさん、オーガストさん、コウジくんの三人。
大きいの二人と小さいの一人が仲良く並んでモップ掛け。善哉
お兄ちゃんは今日は来ません!とコウジくん。
うん、小さいのに物おじせずに立派なことです。
今日はこの三人だけですかね。
せっかく久しぶりに広い体育館で伸び伸びと稽古できるのですが。
まあ、皆さんご多忙なことです。こういうこともあるでしょう。
#来週も誰も来なかったら、どうしよう。。。
稽古の仕方が悪いから、とか。。。
参加:カジタさん、オーガストさん、コウジくん
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<澁川一流柔術>
○棒廻し
久しぶりに広い体育館で伸び伸びと棒廻し。
うん、気持ちいいですね。
自分も久しぶりに廻してみました。一寸径の白樫。重い。。。
しばらく廻していると、さすがに腕が疲れてきて。
みんな、飽きもせずによく廻すなあ、、、なんて思ったりして。
→自分で廻させているのですが
10分ほどで終了。
○六尺棒表
これも久しぶりですね。
向かい合って素振り。二人一組で棒合を回り稽古で。
一本目から三本目まで。
四本目 いせん
今日は新しい形をやろうと決めていました。
一本目と同じように、体の正面中央に棒を立てて。
右手を返して持ち替えて。あとは同じ。
最後は、突きではなくて金的の跳ね上げ。
コウジくん
右手を返すのに苦労していました。
なぜお子さんは皆、反対に返そうとするのでしょうか。。。
外向きでは180度回らないのですけれどもね。
そちらの方が自然な動きなのか。
親指を上に向けて、それを下に返すジェスチャーで説明。
ああ、でもこれって。サムズダウン。良くない表現でしたね。
気を付けよう。。。
オーガストさん
すぐに理解されていました。さすがですね。
○半棒表
一本目から六本目。これは集会所でもやっていましたね。
カジタさん打太刀で示範。
打太刀で元に立って、掛かり稽古方式で通し稽古。
複数の形を通して稽古するのは、少しせわしない感じ?
でも、通すことで理解体感できることもあります。
同じところ、違うところ。
できているところ、できていないところ。
違う形を稽古することで、他の形が上達する。
ちょっと不思議な感じもしますが、よくあることです。
武道を稽古されている方なら、納得されることでしょう。
七本目 腰車
最後に稽古したのはいつだったか。。。これこそ久しぶりです。
そして、オーガストさんとコウジくんは初めて。
少しややこしい形なので、何回かゆっくりと繰り返して示範。
カジタさん。
最初にお手本。うん、お上手。打ち込みがもう少しですね。
コウジくん。
うん、がんばっていました。
手順は無茶苦茶。でも、それで良いのです。
打ち込みの鋭さは、油断すると受け損ないそうなくらい。
自然な動きです。
それになんといっても、いつもとても楽しそう!
オーガストさん。
手順はすぐに真似ができて。
細かな点も、ちょっとアドバイスするとすぐにできました。
うん、さすがですね。
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<大石神影流剣術>
○構え素振り
冬の体育館で稽古するのが難しいのが、構えです。
運動量がほとんどないので、体がどんどん冷え込んでいきます。
全身がリラックスできて、肚からの深い呼吸ができていれば、
体の芯からポカポカしてくるのですが。。。
お相手が三人だけだったので、順番に回って早めに終わり。
動きながらの素振りも少し稽古しました。
○試合口
一本目から三本目。打太刀で元に立って、掛かり稽古方式で。
張る動きを少し稽古。ハッと肚からの短い呼気で、剣を払う。
ただ剣で剣をなでれば良いというものではなし。
剣を合わせる間と間合いも大事ですね。相手との調和
コウジくん、ここでお父さんのお迎えとなって稽古終了。
寒い体育館で、すっかり冷え切った手足でお疲れさまでした。
四本目 須剣
カジタさんとオーガストさんの二人で稽古。新しい手数です。
カジタさん、さすが手慣れたものです。
オーガストさん、すぐに真似されて。さすがですね。
ただ二人とも、突きがあまり上手でなく。
左手を柄から離して、右足を進めて、右手で突いて?
バラバラな動き。うん、こっちの方が難しい。。。
左右の体を前後に開く。ただそれだけです。抜き付けと同じ。
左手が柄から離れ、右手はやや前に伸び、右足が一歩出る。
それらはすべて同時です。
あ、いま左手が離れた。いま右手で突いた。足が出た。
そんな風に見えてしまうのでは、いけない。
どこがどうというのではなく、すべてが同時に動く。
そんな動きが良いのでしょう。
ある意味、マジシャンの動き、ダンサーの動き、動物の動き。
全身が協調一致して動くことです。
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<無双神伝英信流抜刀兵法>
○立ち座り歩法斬撃
カジタさん、オーガストさんの大人二人だけ。
しかも、コアな二人です。
これはもう、基本を稽古するしかない!ですよね。
体育館の端から端まで、前進後退。座って、立って。繰り返し。
薄い氷の上を歩いているように。水の入った盆を持つように。
上下せず、前後せず、左右せず。同じスピードで。
後ろ足で蹴らず、重心の移動で動く。
まるで、誰かに引っ張られているかのように。
脱刀して稽古。
帯刀して稽古。
抜刀して稽古。
刀がなければ、自由。でも、よりどころがない。不安
刀があると、左右のバランスが崩れる。重さを感じる。くさび
抜いて構えると、なにかが定まる。レーザーポインター
そんな違いを感じられると良いですね。
しばらく繰り返しました。
○素抜き抜刀術
大森流十一本、英信流表三本、浮雲
カジタさん、しばらくお一人で稽古をしてもらい。
あとから、初発刀を少し手直し。うん、さすがお上手ですね。
柄手、鞘手、抜き掛かり、抜き付け、運剣、斬撃、血振るい、
踏み替え、納刀。。。
だいぶ良くなりました。
初発刀、左刀、右刀
オーガストさん最初の三本を手直し。よく稽古されています。
當刀
一度だけ抜いて見せて、すぐに自分でやってもらい。
うん、お上手です。でも右回りをされていました。あは
まあ、そういう形でも稽古はできますよね。
でもまあ、伝統的には左回りだけです。
理由はいくつか考えられますが、一つ二つだけご説明して。
大森流の最初の四本は、基本の四本です。四方向
これで、ご自宅での稽古もしやすくなることでしょう。
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8時30分に稽古終了。
ということで、久しぶりの体育館での稽古でした。そして、
六尺棒表四本目、半棒表七本目、試合口四本目、大森流四本目
と新しい形をたくさん稽古したのでした。
来週も体育館で6時からの稽古です。
体育館は冷え込みますから、重ね着などの工夫をお願いします。
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