にぎやかな稽古と静かな稽古と(体験者二人)

7月の集会所予約をして、ホームページの稽古予定を修正して。

ふー、やれやれ。

でもってメールを確認すると、体育館の改修工事は延期になったとか。

しかも、具体的な日程は未定と。。。

ふー、やれやれ。

6月になっても詳細な日程が未定だから、おかしーなー。

とは思っていたのですが。

ということで、7月の稽古予定は元に戻りました。

詳しくは<稽古予定>でご確認ください。←各位

 

いつもどおり、体育館へ到着。

カジタさん、ハセガワさん、リオンちゃん、タガワさん、

ショウタロウくん。

いつものメンバーでモップ掛けです。ありがとござます。

#一人でモップ掛けをしていた時期もあったのですのよねえ。。。

ヒカルくんはあとから参加予定。

少し遅れて、テヅカさん、ユウトくんご到着。マキちゃんお休み。

タカマサくん、まだ姿なし。

 

今回は、扇風機を出しておいてくださいました。

暑いですからねー。それにしても、ホントに梅雨?

さっそく稼働。ぶーん。

皆さん、あれこれと考えて動いてくださるのでとても助かります。

おかげで、熱中症にもならず。

蚊にも刺されず/咬まれず/食われずに済みました。

 

さて、稽古開始。

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<澁川一流柔術>

 

○棒廻し

六尺棒、五尺棒、四尺棒、三尺棒で棒廻し。

下から上に跳ね上げる。

棒の中心を両手で持つ。親指と親指を向かい合わせて、くっつけて。

持ち替える手は下へ、下へ。

低い位置で廻しましょう。胸ではなくて、腹の前で。

腰を落として、足首と膝を柔らかく。肩肘の力を抜いて。

 

遅れてタカマサくん、ご到着。はい、棒廻し。

 

ん? 体育館の入り口に見知らぬ姿あり。見学希望とのこと。

ご両親とお兄ちゃん弟さんの四人。

よく聞くと、お兄ちゃんはショウタロウくんのお友達。四年生。

でもって、弟さんはユウトくんのお友達でした。幼稚園。

あらまあ。。。

でもまあ、生活圏が同じですからね。別に不思議ではありません。

仲良く四人で、マットの上でご見学。

事前にご連絡をいただければ道具をご用意できたのですが。

 

○六尺棒

表一本目を何回か素振りして、回り稽古。

腰を上下させないように。低いまま。力まずに。

皆さん、いい感じですね。そろそろ、続く形を稽古しましょう。

 

○半棒

一本目から三本目を掛かり稽古方式で。

示範なしで、いきなりやってもらいます。

はい、右に立てて。次は、右手右足前。今度は、受けないで躱す。

そうそう、いい感じ。力まずに。

 

上級者は、立会、指棒、大払、提棒、右流裏。

カジタさんに打太刀に立ってもらって、ハセガワさんとリオンちゃん。

出雲大社奉納演武の稽古です。

最後に、ハセガワさんに皆の前で演武をしてもらいました。

礼法はていねいに。業は激しく。イイ感じです。

日程はまだ先ですが、稽古は数えるほどしかありません。

きっちりと稽古しましょう。

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<大石神影流剣術>

 

○構え素振り

向かい合って稽古したり、同じ方を向いて稽古したり。

形を真似るのではなく、内面の動きを。

呼吸に合わせて、深い動きを。

力を抜いて、柔らかく。どっしりと。

 

○試合口

一本目と二本目を二人一組で。

初心者同士で組んでもらいました。そういう稽古もあるでしょう。

講習会などでは、知らない同士、初心者同士でも稽古をします。

試合口は、顔を突きます。

とても危険な動作ですから、よくよく注意しましょう。

間と間合いが大事。自分勝手に動かないこと。相手をよく見て。

 

上級者は、陽之表。

最後に、リオンちゃんに皆の前で演武をしてもらいました。

いきなりでしたが、上手にできましたね。

もう少し気合が出せるともっと良い。自信を持って。

 

7時にいったん終了。

タカマサくん、ここでお迎えのお母さんとお帰りに。

お疲れさまでした。

 

さてさて、見学のご兄弟にお声掛け。

見学だけではすぐに飽きてしまうのではないかなー。

などと思っていたのですが、ずっと真剣にご覧になっていました。

後半の柔術は素手なので、道具なしでも稽古ができます。

柔術やる?とお聞きすると、じゅーじゅつってなに?と。

うんそうか、そりゃそうだよね!

相手を投げたり倒したりするよー。とご説明。

はてさて、通じたのかどうか。

とりま、靴下を脱いでもらって。体験してもらうことに。

 

でもって、当初は7時帰り予定のショウタロウくん。

お付き合いしてくれることになりました。

タガワさん、テヅカさん、ユウトくんも引き続きご参加です。

そしてここでヒカルくん、お母さんと一緒にお越しになりました。

続く柔術からご参加です。

 

カジタさん、ヒカルくん、ハセガワさん、リオンちゃん、

タガワさん、テヅカさん、ユウトくん、ショウタロウくん、

体験のお兄ちゃん、弟さん。合計10人。大人数ですね。

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<澁川一流柔術>

例によって、子供たち(と大人たち)で、わーっとマット敷き。

そのマットはダメ、コッチのマットを使う。ソッチに並べて!

と鍋奉行ならぬマット大名もいたりして。。。

なんとも、楽しいことです。善哉善哉

 

○履形

澁川一流柔術で最初に稽古するのは、履形。くつかた。

履は、くつ、ふむ、はく、り。

普段はあまり使いませんが、約束を履行する、大学の履修要綱など。

八卦を組み合わせた六十四卦にもあり。

最初、という意味もあるとか。

外に出かけるときに、まず靴を履くからでしょうかね。

出雲大社奉納演武に備えて稽古です。

 

礼式

 履形の礼式は、ちょっと動作がややこしい。

 体験のお子さん方が心配でしたが。

 二三回やって見せて、二人一組で稽古してもらうと。

 きちんと膝を着いて、両手を胸に。

 えいっと、かわいらしい声とともに両手を開く。

 うーん、すごいなあ。よくできてる。。。

 大人より上手?

 こういうところは見習わないといけませんね。

 あれこれ頭で考えず。まずは動くこと。それが大事。

 

裏投、巻返、返投、捻付

 続く形はマットの上で、掛かり稽古方式。人数が多いので三組で。

 

カジタさん、タガワさん、テヅカさん。

 おじさん三人。がんばれ!

 

ハセガワさん、ヒカルくん、リオンちゃん。

 あぶなげない三人。出雲大社奉納演武に備えての稽古です。

 

横浜支部長、ユウトくん、ショウタロウくん、体験のご兄弟。

 お子さん方の組。とにかく頭を打たないように注意。

 マットの上でコロコロと転がる子猫たち?

 皆さん、楽しんでいただけたのでしたら良かったです。

 

チビッ子多数に見学のお母さん多数。

とてもにぎやかでなごやかな稽古になりました。

うん、こーゆーのもいーですよね。

自然と笑みがこぼれます。

 

ここで7時45分。

だいぶ遅くなりましたが、皆さんお帰りに。

見学体験のご兄弟、ぜひまた一緒に稽古ができると良いですね。

 

ハセガワさん、リオンちゃんも用事があってお帰りです。

続く居合は、打って変わって少人数での稽古となりました。

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<無双神伝英信流抜刀兵法>

カジタさん、ヒカルくん、タガワさんの三人。

 

○大森流 十一本そろい抜き

○英信流表 三本そろい抜き

○各自稽古

 

上級者二人とそろい抜き。

いつもは向かい合って抜きますが、今回は同じ方を向いて。

業名もいちいち言わず、黙って座り。

できるだけ音がしないように立ち、座り。

元より樋のない居合刀です。下品な風斬り音もなし。

足をドン!と踏みしめるようなこともなし。

扇風機のぶーん、という音だけが静かに響きます。

 

タガワさんは例によって見取り稽古です。

10分ちょっと。退屈と思うかどうか。

でも。間違った価値観で稽古をしても、道を逸れるだけ。

まずは、よく見ることです。

 

寒き夜に霜を聞べき心こそ敵にあひての勝を取なり

 

そろい抜きのあと、上級者二人には各自で稽古をしてもらい。

さて、お待たせしましたタガワさん。

初発刀の稽古です。

おもむろに袴さばきの動きから。

静かに膝を着いて、正座。深呼吸。

それから、やおら柄に手を掛けて。。。

決して顔をしかめず。肩肘に力を入れず。ゆっくりていねいに。

打つのではなく、斬る。静かに刀を下ろせば、それで良い。

力任せに振る必要はありません。大事なのは、刃筋を通すこと。

それには、力は邪魔なだけです。まっすぐ通す。ただそれだけ。

決して、握り締めたりしない。

相手は攻めてきます。間合いはとても近い。

抜き付けた相手に斬り付けます。敵は目の前にいる。

さほど追い込む必要はなし。

とにもかくにも、むきにならないこと。素知らぬ顔で人を斬る。

 

国定忠治は鬼より怖い、にっこり笑って人を切る

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8時30分に稽古終了。

前半とは打って変わって、後半はとても静かな稽古でした。

どちらもとてもいいものです。

 

来週も通常通りの稽古です。

 

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