6月になりました。
青い空に白い雲。なんだか、もうすっかり夏のようです。
果たして本当にこれから梅雨になるのか。。。
道衣の下はTシャツなし、袴の下もズボン下なし。風が心地よい。
体育館へ。
カジタさん、ヒカルくん、ハセガワさん、タガワさん、
それからショウタロウくんの5人でモップ掛け。
リオンちゃん、テヅカさん、ユウトくん、マキちゃんお休み。
タカマサくんの姿なし。はて?
ショウタロウくんは、もう足袋と角帯を用意されていました。はやっ!
足袋は慣れないと滑りますから、気を付けて。
角帯はあとでハセガワさんが巻いてくださいました。ありがとござます。
木刀や居合刀の準備をしていると、蚊がぷ~んと。
えいっばしっ! 見事撃退!!
ネットでたまたま見かけた潰し方がさっそく役に立ちました。集合知
稽古中に刺されないか気になりましたが、その後は見かけず。
はぐれだったのか。。。
さて、稽古開始です。
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<澁川一流柔術>
○棒廻し
ショウタロウくん
とても上手に廻していました。正しい動きです。素晴らしい。
四尺の棒をお貸ししていましたが、ちょっと短い?
そこで、いつもリオンちゃんが遣っている五尺棒をお貸ししました。
うん。長さも重さもちょうど良さげ。もう一本購入するか。。。
ああまた出費が嵩む。でもまあ、必要経費ということで。
タガワさん
とてもお上手です。
でも棒を廻す位置がもう少し低くなると良いですね。
胸の前ではなくて、腹の前。肚で廻す。
○六尺棒
表一本目を全員で素振り。
ゆっくり丁寧に。手の持ち替え方も確認しながら。
続いて、回り稽古。
角に立って、皆さんに動いてもらいます。
組んだお相手に一言二言アドバイス。
言われたことを、その後の相手と組んで稽古してくれると良いですね。
同じことを、同じ相手と稽古する。
同じことを、違う相手と稽古する。
違うことを、同じ相手と稽古する。
違うことを、違う相手と稽古する。
どれも稽古です。
タカマサくん、ここでご到着。
次の半棒から参加していただきました。
○半棒
表一本目~三本目を打太刀で元に立って、掛かり稽古方式で。
一本ずつ稽古すると、基本の確認になりますね。
通すのも稽古、一本ずつも稽古。
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<大石神影流剣術>
○構え素振り
ショウタロウくん、まだ3回目の稽古です。
それでも、立ち方がサマになっています。
剣の持ち方、構え方は一言二言アドバイス。
言うとすぐ直るのが良いですね。
センスがいいのかもしれません。
今後に期待しましょう。
○試合口
上級者と二人一組で、一本目~二本目を稽古。
打太刀もやってもらって、間合いの確認を。
身長に極端な差があるとやりにくい。
でも子供同士だと、安全面に心配が。。。
難しいところです。また工夫しましょう。
ここで初心者の稽古終了。
ショウタロウくん、お母さんのお迎えでお帰りに。
タガワさん、今日はここでお帰りに。
お二人ともお疲れ様でした。
タカマサくんは柔術の稽古に参加。
お母さんと妹さんがいらして、ご見学です。
ヒカルくん、指示も待たずにマットの準備。
自分の何倍もの大きさのマットを一人で一生懸命に運びます。
まるでアリかカブトムシのよう。。。
どんだけ柔術が好きなのか?
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<澁川一流柔術>
○吉掛
礼式、裏投、柔投、返投、巻返、絞り、捻付
礼式は、いつもどおりマットの外で二人一組で稽古。
単純な動作ですが、難しい。
手で押すのではなく。沈む動きを、前方に変換する。
リキむと、力が途中で途切れてしまいます。芯だけを通す。
外側には力を入れず、中心の力で押す。
そんなの、外骨格の昆虫ならいざ知らず。
内骨格である脊椎動物の我々には、無理?
まあそうですね。理論上は。
でもまあ、イメージということで。イメージ、イメージ。。。
続く形は、マットの上で掛かり稽古方式で。
人数が少なかったので、ちょっとせわしなかったですね。
二人一組の方が良かったかも。まあ、見るのも稽古です。
皆さん、だいぶお上手になられました。
やはり稽古の積み重ねですね。
ここでタカマサくん、お帰りに。
お母さんと妹さんもお疲れ様でした。
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<無双神伝英信流抜刀兵法>
ヒカルくん、カジタさん、ハセガワさんの三人と稽古。
○大森流 十一本そろい抜き
○英信流表 三本そろい抜き
○各自稽古
貫汪館の無双神伝英信流抜刀兵法における英信流の動作には、
いくつか特徴的なものがあります。
袴のさばき方、居合膝の座し方、納刀して元のように座す。etc
もちろん一つの流ですから、いずれの動作も特徴的ではあります。
中でも、立ち上がるときに左足は足の甲のままで立ち上がる。
これが難しい。垂直に立ち上がること。力を使わないこと。
これができなければ、座ることもできない。
座るためには、まず右足を半歩踏み出す。これも肝要。
大きすぎても、小さすぎてもダメ。角度も大事。
力を弛めて、ふっと座る。重力を利用すること。
この座り方と立ちあがり方は、正座の大森流でも同じ。
澁川一流柔術で蹲踞になるとき、立ち上がるときも。
大石神影流剣術で、折り敷くとき、立ち上がるときも。
そして、大小立詰の電光石火で相手を投げるときも。
すべては共通の動きです。
立つこと、座ること。
それをいろいろな形で稽古をするのでしょう。
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定刻で稽古終了。
帰りは自販機でいちごミルクを飲みました。んー、美味!
来週も通常通りの稽古です。
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