平成29年4月15日(土)、浅草日本古武道大会が開催されました。
主催は日本古武道振興会、会場は台東区リバーサイドスポーツセンター。
貫汪館の演武は、無双神伝英信流抜刀兵法と澁川一流柔術。
館長のお供で、演武をしてまいりました。
無双神伝英信流抜刀兵法
大森流:初発刀、左刀、右刀、當刀、陰陽進退、流刀、順刀、抜打
澁川一流柔術
吉掛:名古屋西支部長 受:横浜支部長
込入:横浜支部長 受:名古屋西支部長
四留:館長 受:横浜支部長
個人的には、浅草での演武は初めてです。
流派名を背負っての、全国規模での演武大会です。
大変緊張いたしましたが、なんとか演武を終えることができました。
演武の前と後とに館長からご指導をいただいた至らぬ点は、
今後の課題といたします。
------------------------------
あざみ野から田園都市線の急行に乗って、20分ほどで渋谷へ。
そのまま一つ乗り過ごすと表参道です。
同じホームで銀座線に乗り換えて、30分ほどで浅草に到着。
東京メトロから地上に這い出て、交差点を隅田川の方へ移動。
例の金色のアレを確認。
排気ガスを吸いながら道路を歩いても味気ない。
せっかくの春です。
右手遠くに巨大なスカイツリーを眺めながら、川沿いを歩きます。
川沿いは隅田公園。広大な敷地に各種施設がそろいます。
桜並木は先週ならさぞやきれいだったことでしょう。
でもまあ、葉桜もオツなものですね。→(年を取ったなあ。。。)
ちょうど流鏑馬の開催日でもあったようで、会場の設営中でした。
15分ほどで、台東区リバーサイドスポーツセンターへ到着。
初めてなもので、勝手がわからずうろうろと。
第一武道場は3階でした。畳敷き二面。今回の会場です。
ちなみに第二武道場は2階にあって、板の間のようです。
http://www.taitocity.net/zaidan/riverside/overview/facility_scale/
すでに到着されていた館長と名古屋西支部長にご挨拶。
まずは、紋付き袴に着替えます。先に居合、あとから柔術の演武です。
入退場や演武位置などを確認。
10時30分から開会式。
演武は、小笠原流からスタート。
居合の演武は12時10分から。大森流を八本抜きました。
演武を終えて、柔術の道衣に着替えます。
紋付を白道衣に替えて、袴の上から柔術の黒帯を巻いて。
三人で簡単に演武の順番などの確認だけをしました。
会場及び周辺での練習は、禁止されています。
他の方の迷惑になりますから当然のことでしょう。
柔術の演武は13時20分から。三人で五本ずつ演武しました。
演武会は14時過ぎに終了。
美味しいお弁当をいただいて、館長から至らぬ点を指摘していただき。
常任理事会に出席される館長をあとに、帰路に就きました。
#名古屋西支部長は、明日に備えて池袋のホテルに一泊です。
帰宅すると、ぐったり。
演武は、居合は数本、柔術も数本。運動量はほとんどなし。
会場への移動も電車に乗って片道1時間ほどで、大したことはなし。
それでも、後からどっと疲れが出ます。
やはり、演武の緊張疲れということなのでしょうか。
#演武が失敗しないか、上手にできるか。なんてことではなくて。
流派名を背負う、というプレッシャーでしょう。
荷物を片付けて、シャワーを浴びて、少しだけ横になって。
あっという間に、夜の稽古の時間です。
<<前の日記:上級者の稽古2:澁川一流柔術(吉掛、半棒表裏)
>>次の日記:浅草古武道大会後に体験者