名古屋からのゲストと通常稽古

少し早めに体育館に到着。

カジタさん、ヒカルくん、タガワさんはすでにご到着。

横浜支部長と名古屋西支部長を加えて5人でモップ掛け。

でも、なんだか足並みが揃わず。

横一列に進むときは問題なし。でも、往復で回転するところが。。。

やっぱり普段と違うメンバーだと難しいのでしょうかね。

それともまさか、横浜支部長が一人で足並みを乱しているとか?

 

ほどなくテヅカさん到着。いつもストーブありがとござます。

 

ハセガワさん、リオンちゃん、ユウトくん、マキちゃんお休み。

今回は、人数がちょっぴりさびしい(※)ですね。。。

※さびしい/さみしい、さむい/さぶい、すさむ/すさぶ

でも、今回も陽気な名古屋西支部長が御一緒です。

いつもどおり明るく楽しく、でもきっちり稽古をしましょう。

 

さて、稽古開始。

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<澁川一流柔術>

 

○棒廻し

初心者

 タガワさん、テヅカさん。だいぶお上手になられました。

 家で毎日廻している人、毎日ではないけれど廻している人。

 棒にはまったく触れてすらいない人。

 それぞれ、進歩が違うのは当然でしょう。

 言わずとも、聞かずとも、見ればわかります。

 

 別に誰かから強制されるようなことではなし。

 仕事ではないのだから、ノルマもなし。

 やりたければやるし、やりたくなければやらない。

 楽しければやるし、楽しくなければやらない。

 やれと言っても、やらない人はやらないし。

 やるなと言っても、やる人はやります。

 その行動に応じて、それ相応の結果が生じる。

 そこには、良いも悪いもありません。

 原因に応じた結果が報いる。因果応報

 自分がなにを選択するか。ただ、それだけのことです。

 

上級者

 逆廻しをやってください。と一言だけ。

 うん、なんだか苦労されてました。

 初めて廻すときは皆さん、逆廻しをされるのですけれどもね。

 そんなものでしょう。自分の体はままならぬものです。

 それを思い出してもらうため、ときどきそんな意地悪をしたりして。

 

○六尺棒

初心者

 表の一本目から三本目を稽古。

 タガワさんと名古屋西支部長、テヅカさんと横浜支部長のペア。

 とくに深い考えがあってのことではなく。

 単に、グーとパーで決めました。

#ちなみに横浜支部長、じゃんけんではグーしか出しません。

 これはポリシーです。

 

上級者

 裏の一本目から三本目を稽古。

 カジタさんとヒカルくんの二人で自主稽古をしてもらいました。

 とは言っても、初心者さんの稽古を見ながら横目でチラチラと。

 やっぱり身長差があるとやりにくそうですね。

 でも逆に言うと、それはとても良い稽古になるということです。

 やりやすいことは、稽古するまでもなし。←初心者は別

 上級者ですから、難しいことを稽古しましょう。

 楽しいですね。ふふ

 

○半棒

初心者

 表の一本目だけを稽古。

 引き続き同じペアで。もちろん、シブチョーズが打太刀です。

 同じ相手と、一本目だけをじっくり繰り返します。

 たった5分の稽古でも、見違えるものです。いいですね。

 上達が実感できれば、楽しくて仕方がないことと思います。

 

 二本目も稽古しておきながら、また一本目しか稽古しない。

 まあそういう稽古方法もあるでしょう。<じらしプレイ

 次に二本目を稽古するのが楽しみなことです。

 

上級者

 表の十二本を通して、裏の一本目まで稽古。

 同じく、カジタさんとヒカルくんの二人で自主稽古。

 

 裏は危険なので、本来は自主稽古はあまり。。。なのですが。

 まあ、このお二人なら大丈夫でしょう。

 お互いに、良い稽古になることかと思います。

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<大石神影流剣術>

 

○構え

 真剣、上段、附け、下段、脇中段、脇上段、車、裏附け。

 八種類の構えをいつも稽古しています。

 そして、それぞれいったん真剣(中段)に戻ります。

 このうちのいくつかは、斬り下ろしと同じ動き。

 構えを区別せず。素振りと区別せず。

 剣を動かす。剣を運ぶ。運剣

 

○素振り

 振りかぶり、振り下ろす。

 構えと違うところは、動きが少しコンパクトなところでしょうか。

 他は変わるところなし。

 

 その場で振りかぶり、その場で振り下ろす。

  下がりながら振りかぶり、出ながら振り下ろす。

 まっすぐ正面に振り下ろす。

  右から斜め面に振り下ろす。

   左から斜め面に振り下ろす。

 同じことです。

 腰が高いと、安定して大きく進退ができません。蹴ってしまうし。

 腰を落として、安定して、大きく、蹴らずに、進退しましょう。

 剣の上げ下げは、その場での上げ下げと同じです。

 変わるところはありません。

 

○手数

初心者

 試合口の一本目と二本目を稽古。

 同じく、タガワさんと名古屋西支部長、テヅカさんと横浜支部長。

 もちろん、支部長が打太刀。

 

 仕太刀があわてて動くのは、打太刀の動きが速すぎるからでしょう。

 ずいぶんゆっくりのんびり打ち込んでいるつもりなのですが。

 眠くなるほど。。。

 それが初心者と上級者の違いなのかもしれませんね。

 ゆっくりと動いているつもりで速く。速く動いているつもりで遅い。

 ゆっくりと動いても間に合い。速く動いても間に合わない。

 半分のスピードでも速すぎるのであれば、十分の一のスピードで。

 ゆっくり動くのも稽古のうちです。

 せっかちな私には、なかなか厳しいものなのですが。。。

 

上級者

 陽之表十本と陽之裏三本を稽古。

 カジタさんとヒカルくんの二人で。

 裏の勢龍と左沈の打太刀は、斬り上げをきちんと正確に。

 

 カジタさん、十文字がとてもお上手になられていました。

 お聞きすると、寝ても覚めても十文字のことを考えていたとか。

#さもありなん。アンタモスキネー。。。

 張る動きをもう少しコンパクトにできると良いですね。

 威は大きいままで。

 それはつまるところ、肚からの動きです。

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<無双神伝英信流抜刀兵法>

 

○初心者

礼法

 名古屋西支部長の指導で、稽古をしていただきました。

 

 木刀に鞘が付きました。

 木刀を真剣の代用と考えれば、当たり前のことです。

 抜身の刀を持ち歩く人はいません。

 鞘がいらないのは、木刀を木刀と考えるからでしょう。

 もちろん、剣術の稽古では不要かもしれませんが。

 そして鞘には、下げ緒があります。これも当然のことです。

 でもたったそれだけで、所作は格段に難しくなります。

 神前への礼で刀を持ち替える。立ち、座る。

 刀への礼。帯刀、脱刀。。。

 

 上級者が何気ない素振り(※)でしている所作。実は難しい。

 ※「すぶり」じゃなくて「そぶり」

 難しいことを簡単にやっているように見えるのが上手、達者。

 簡単なことを難しくやっているように見えるのが下手、未熟。

 そこには稽古の積み重ねがあります。

 

 帯を結び、ほどく。刀を持ち替える。刀礼、帯刀、脱刀。

 木刀を振り回すわけでもなし。毎日、家で稽古ができます。

 これができなければ、業の稽古ができようはずもなし。

 回数をこなすことです。

 

 タガワさん、ここで早退。お忙しい中、お疲れ様でした。

 

歩法

 テヅカさんに、お一人で稽古をしていただきました。

 すでに方法はお伝え済みです。

 あとはご自身で稽古をするしかありません。

 立ち、座り。進み、退く。たったそれだけのことです。

 よくよく稽古をしましょう。あわてず、ゆっくりていねいに。

 

○上級者

 大森流十一本と英信流表三本。

 カジタさんとヒカルくんの二人です。

 一緒には抜かず、号令だけ掛けました。

 

ヒカルくん

 下を向く癖があります。顔は常に正面に向けましょう。

 

カジタさん

 大森流の血振るいはとてもお上手です。

 これもきっと、寝ても覚めてもお考えになったからでしょう。

 でも、斬撃がイマイチです。諸手と片手の違いでしょうか。

 片手の方が簡単かもしれませんね。

 

 両手だと、左右の腕を協調一致させる必要がある。

 そしてそれは、実はとても難しいことです。

 右手をメインにして、左手は添えているだけ。

 そんな人をよく見かけます。

 あるいは、肩、肘、手首の連動が無茶苦茶だったり。

 

 貫汪館では。両手は柄を持ったままです。

 握りもしない。軽く包むように添えるだけ。

 持ち方を替えることもなし。もちろん、握り込みもしない。

 肩も使わない、肘も使わない、手首も使わない。

 もしも抜いて構えたならば。

 そのまま振りかぶり、そのまま振り下ろす。小細工はしません。

 初速が速いとか、最後が一番速いとか。そんなのもなし。

 同じように動きます。ただ振りかぶり、ただ振り下ろす。

 

 居合では、抜いたところからの運剣です。

 片手から諸手への変化。水平から垂直への変化。

 そういったところが難しいのかもしれませんね。

 でも、それを稽古するのです。それをこそ。

 

英信流表三本

 横雲、虎一足、稲妻の順番です。

 今回お二人とも、横雲の次に稲妻を抜かれました。

 打ち合わせたわけでもなく、たまたま同じ間違えを。

 さすが親子?

 

 でも実は私もときどき間違えます。同じように。

 横雲と稲妻はとてもよく似ていますよね。

 でも虎一足はちょっと違う。

 業の構成としても、横雲、稲妻、虎一足でも良いような。

 実際、そんな順番の伝書もあったりして? 水引虎一足

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今回はいつもより早く8時に終了。

明日の都合もあったりします。

 

帰宅して、名古屋西支部長と食事をして。

バス停までお見送り。また明日、九段下で。

 

我が子はずっと床に伏していたようです。

そのうち起き出してきて、ほんの少しだけ飲み食い。

熱は38度後半から下がらず。不憫なことよのう。。。

どうしてやることもできず。せめて頭だけは冷やしておきました。

 

来週も通常通りの稽古です。

 

そして明日は、第40回日本武道館古武道演武大会です。

館長のお供として、名古屋西支部長とともに参加してきます。

 

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