大寒の翌日に歩く稽古

今週の稽古は、大寒の翌日でした。

大寒が最も寒い日であれば、その翌日は少しだけ暖かいのでしょう。

でも実際には、大寒の後の方が寒いみたいですね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/大寒

 

風が轟々と吹きすさぶ中、センター北の眼科へ。

3か月に一度の通院、1年に一度の検査。

iPS細胞の実用化を待ち望む人間の一人だったりします。

 

いつもどおり体育館に到着。

ちょうどモップ掛けが終わったところでした。

今回は、ヒカルくん、リオンちゃん、ユウトくんお休み。

 

皆さん準備も整って、稽古開始です。

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<澁川一流柔術>

 

○棒廻し

タガワさん、テヅカさん

 最近、急にお上手になられました。きちんと棒を廻せています。

 ご自宅で自主練をされているのでしょうか?

 毎日1分だけの稽古でも、とっても効果があります。

 でも逆に、週に一度の稽古だけではなかなか。。。

 高い位置で小器用に手先で廻そうとせず、低い位置で廻しましょう。

 棒と体を一つにして動くこと。ゆっくりていねいに。

 

マキちゃん

 持ち替えがお上手になられました。

 あとは、止まらずに左右の回転をつなげられると良いですね。

 

カジタさん、ハセガワさん

 突きの動き、左右の転換、持ち替え、手の滑らせ、etc。。。

 棒廻しの稽古ですが、いろいろやっていただいて構いません。

 自然に、スムーズに。何気なく動くこと。

 

○六尺棒表

 全員で表の一本目から三本目を素振り。

 全員で表の一本目から三本目を棒合。回り稽古方式で。

 今回は、一人待ちの奇数でやってもらいました。

 一周すれば全員と稽古することができます。

 タガワさん、テヅカさん、マキちゃん。お上手でした。

 カジタさん、ハセガワさんは言うまでもなし。お手本ですね。

 

○六尺棒裏

 初心者さんたちの稽古を見ている間。

 カジタさん、ハセガワさんには裏の三本目まで稽古を指示。

 ドーデスカー?と様子を見に行くと、

 あのー、三本目はマダ習っていないような。。。とのこと。

 あは、そうでした。すみません、てへぺろ

 

 こうですよーと言葉で説明しながら、打方と仕方を交代して。

 見たこともない形を突然できるのですから、大したものです。

 さすが、稽古を重ねてきただけのことはあります。

 あとは、わからない同士であーでもないこーでもないと稽古を。

 そのうち、こなれてくることでしょう。

 そこでまた答え合わせをしましょう。

 合っていれば覚えて。間違えていれば修正して。

 そういう稽古の仕方も大事です。

 

○半棒表

 表の一本目を示範。打太刀はハセガワさん。

 初心者三人が半棒で、上級者三人が打太刀。

 

 今回は、続いて表の二本目も稽古。

 表の一本目が形の基本にして極意。続く二本目も大事。

 右足前で横向きに構え、棒を両手で腰に。先を相手に突き付け。

 軽く下がりながら受け、回して崩し、打ち込む。

 打ち込みは一本目と変わることはありません。

 

 一本目も二本目も、回り稽古方式で。

 一周して帰ってきた初心者さんが、どのくらい上手になっているか。

 代わり映えしないようだと残念ですよね。

 でも幸い、そんなこともなく。皆さん、お上手になられました。

 放流した稚魚の帰りを待つような。

 上京した子供の里帰りを待つような。

 そんな心境になる稽古でした。

 

テヅカさん奥さんがお越しになって、マキちゃんは先にお帰りに。

寒い中、よくがんばりました。お迎えも、いつもお疲れ様です。

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<大石神影流剣術>

カジタさん、ハセガワさん、タガワさん、テヅカさんの4人で稽古。

 

○構え素振り

 呼吸に合わせて動く。自然に。リラックスして。

 いかにも!な構えは、素人さんの好むところかもしれませんね。

 でもまあ、自然な形が良いかもしれません。

 時代劇とか殺陣みたいのではなくって。

 

○手数

初心者

 試合口の一二本目を稽古。上級者が打太刀。

 しばらく稽古して、あとはお二人で組んでいただきました。

 要求だけはしつこくお伝えして、ケガのないように注意して。

 先輩相手だと緊張し過ぎてしまってワケワカメでも。

 同期同士だとちょうど良い感じで稽古ができることもあります。

 ただ決して、楽に流れることのありませんように。

 水は低きに流れ、人は易きに流れる。とも言います。

 正しい稽古が必要です。

 

上級者

 陽之表十本と陽之裏の勢龍左沈十文字まで。

 陽之裏三本は、前回までと同じ。繰り返し、同じ注意を。

 頭ではすぐに覚えられても、体はなかなかすぐには覚えてくれません。

 繰り返し繰り返し、稽古をしましょう。頭で注意をしながら。

 

今回、タガワさん、テヅカさんに鞘をお渡ししました。

大石神影流の木刀用なので手作りです。下げ緒もプレゼント。

下げ緒は何種類かお持ちして、お好きな色を選んでいただきました。

これで稽古内容は同じでも、それに抜き納めが加わりました。

下げ緒さばきと結束も。これが何気に難しい。。。

稽古内容は尽きることがありません。楽しみですね。ふふ

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<無双神伝英信流抜刀兵法>

タガワさん、テヅカさんにも居合の稽古に加わっていただきました。

むくつけきオヤジーズのみでの稽古です。

そして、上級者と初心者の組み合わせであれば。

基礎、基本の稽古をするチャンスでしょう。

この機を逃す手はありません。渋い稽古をすることにしました。

せっかく用意した刀をいったん置いて。。。

 

呼吸に合わせて袴をさばき、静かに腰を下ろす。

正座して、座姿勢の確認。

右足を踏み出して、静かに立ち上がる。

立ち姿勢の確認。

右足から静かに前進。数歩進んで、今度は後退。

元の位置に戻って両足をそろえる。

 

再び正座して、また立ち上がり、前進して、後退する。

その繰り返し。

 

立ち座り、前進後退。貫汪館での居合の基礎の稽古です。

居合の稽古なのに、刀を遣わない。おもしろいですね。

でも、これが基礎基本。

刀を持たずに動けなくて、刀を持って動けるはずがない。

そういうことでしょう。

もちろん実際には、刀が動きを導いてくれます。

だから、刀があった方が動きやすい。

でも、その前段階での稽古です。

 

立って座って、前進後退。六畳間でも稽古ができます。

道具を振らないから、天井や照明、襖や障子を破ることもなし。

時間も5分とかからない。

毎日、正しい稽古を積めば、きっと効果テキメンなことでしょう。

急がず、静かに丁寧に。

 

気付くと、立ち座り前進後退だけで30分以上が経過していて。

定刻を過ぎて、稽古終了となりました。

基礎基本の稽古は、没頭してしまうとあっという間に時間が過ぎて。

しかも、これで良いということがなく、きりがありません。

本来は入門して3か月は、礼法、立ち座り、前進後退だけを稽古します。

 

タガワさん、今週もカメラをお持ちでしたが、

今週はご自分も稽古でしたので撮影はなし。

いずれ、ご自身の分も撮影して差し上げたいと思います。

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今回は自分も立ち座り前進後退をしたので、体はホカホカと。

それでもやっぱり帰りの外は寒くて寒くて。

帰宅して、お風呂に入ってほっと一息。

ふー、やれやれ。しあわせ。。。

 

来週も通常通りの稽古です。

 

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