横浜支部長は「柳生新陰流×大石神影流コラボイベント」に
館長のお供で参加で不在のため、自主稽古でした。
以下、その様子です。
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本日は自主稽古で、女の子親子と、新しく入られた方々はお休みのため、私と息子(兄弟子)の2人での稽古になりました。
ここ数週にわたり、大人数でしたので、さみしい稽古になりました。
自主稽古にあたり、最近先生からご指摘いただいているポイントを思い出してみました。
1.六尺棒の突きが遅い。
2.半棒の最後の打ち込みが遅い。
3.居合いの立ち上がり時に、足で蹴っている。
1と2は、リズムで表記すると「カン、カン-ウン-カン」と間に休符(ウン)が入るような感じです。
この理由は、六尺棒では突きに入る前に、右手をゆっくり廻しているためであり、半棒では左手を頭上に掲げているためではないかと考えました。
だからと言って、そこだけスピードアップするのでなく、2動作を1動作でするような、動作での工夫が必要かと思います。
3は三週間程悩んでいる課題で、色々考えて稽古してますが、全く分かりません。
ここまで分からない課題は久しぶりです。
今までの経験から、ある日突然できるようになるか、何年もかけてゆっくりできるようになるか、のどちらかでしょうが、後者のような気がしてます。
いずれにせよ、練習あるのみです。
これらの課題を気にしながら稽古に臨みました。
<澁川一流柔術>
○六尺棒
表と裏2本を打方、仕方を交互に代わって練習しました。
息子の動きには休符が無いようなので、最後の突きが彼より早ければ、出来ている目安になると思ました。
最後の何本かは、彼より早く突けたので、出来るようになったと喜びました。
しかし今思い出すと、単に突きのスピードを上げただけか、判断できません。
もっとゆっくり練習すれば良かったと反省してます。
○半棒
表は全部、裏は1本だけ練習しました。
六尺棒と同じく、出来るようになったと思いましたが、単に棒の軌道がショートカットしているだけ?
<大石神影流剱術>
構え、素振り、試合口、陽之表の全て練習しました。
<無双神伝英信流抜刀兵法>
○大森流
十一本をそろい抜き。
残念ながら、今回考えてきた方法でも蹴ってました。
立ち上がる時に、腿の筋肉に力が入っているのが分かります。
う~ん。何でかな~?と考えていると、兄弟子が「僕できるよ」と。
何度かやってもらいましたが、出来ない私が見ても、出来ているのか、そうでないのかすら分かるはずもなく。
そこで、どんな意識でやってるの?と聞くと「座っているときに垂直に床を押す(脱力で押す)と反作用で押されるから、立ち上がれるよ」と。
出来ない私が聞いても、その理屈が合っているか、分かるはずもなく・・・。
そういえば、先生も同じようなことを仰ってたな。単なる受け売りか?と疑心暗鬼になりました。
何だかモヤモヤとした気持ちのまま、稽古を切り上げて帰りました。
釈然としないので、家でも見せてもらったり、他の言葉で説明してもらいましたが、出来ない私に・・・。
本日の稽古では、出来ないことばかり。
解決するには、いつかできる日を夢見て、悩んで考えて稽古するしかないと思いました。
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できるorできない&わかるorわからない
→2×2=4通りのマトリックス
・できるし、わかる。
・できるけれど、わからない。
・できないけれど、わかる。
・できないし、わからない。
それぞれですね。そして、
・できているつもりで、実はできていない。
・わかっているつもりで、実はわかっていない。
・できていないつもりで、実はできている。
・わかっていないつもりで、実はわかっている。
なども合わせると、組み合わせはさらに多数。。。
ただ、見ても良い悪いがわからない状態では、まだまだかもですね。
でもそれって、私のお手本が良くないということでしょうか。。。
また一緒に稽古しましょう。
来週は通常通りの稽古です。
皆さんのお越しをお待ちしています。
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