静かな稽古

怒涛の一週間はあっという間に過ぎ去って。

今週もまたいつも通りの稽古です。

 

いつも通りが退屈と感じたのは、若い頃の話で。

年を経ると、刺激がない方を求めたりして。

マンネリの水戸黄門、笑点、サザエさん。。。

脳と心臓は寝ているときでさえ、休みなく動いています。

心も、たまには休息をしたいのかもしれません。

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澁川一流柔術

 

<棒廻し>

いつも通り。でも久しぶりにまた少しアドバイス。

足の指先の向き、肩の動き、姿勢。。。

 

棒廻しだから何か特別ということもなく。

すべてに共通なことばかりです。

そして、言うこともまたいつもと同じ。

 

<六尺棒表>

いつも一寸径と九分径を遣っていただいています。

一寸径はさすがに少し重い感じがします。

ときおり少し軽いのを遣っていただいたりして。

一寸径ではなくて九分径、九分径ではなくて八分径。

今回は、一寸径の替わりに八分径を遣っていただきました。

いつもとだいぶ違う感じがするはずですが、さて?

 

うん、それでもやっぱりちょっと遣いにくそうですね。

重ければ重いし、軽ければ軽い。当たり前か。。。

じゃあ九分径がちょうど良い?

さてどうでしょう。

重ければ重いなりに、軽ければ軽いなりに遣えるといいですね。

 

<半棒表>

掛かり稽古方式で、また表の稽古。

一本目から六本目、七本目から九本目、十本目から十二本目

 

皆さん、すでに裏を稽古済みです。

打太刀としても、いつ(間違えて)裏の動きをされるか油断なりません。

ヒヤヒヤドキドキです。楽しいですね。ふふ

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大石神影流剣術

 

<構え素振り>

いつも通り。

基礎基本を身に付けるには、各自が数を繰り返すしかありません。

 

でもちょっとだけ目先を変えて。

同じ向きを向いて、一緒に動いてみたり。

いつもとは違うポイントを強調して説明してみたり。

そんなちょっとした刺激も、稽古のコツかもしれません。

言ってみればスパイス、隠し味のようなもの?

 

<陽之表>

掛かり稽古方式で。

よう剣から太陽剣まで、正当剣と無意剣、乗身、千鳥

 

いつもと同じことを、いつもと同じように。

言うこともあまり変わらず。

それを聞き流してしまわず、きちんと受け止めることができるかとうか。

それも大事なことの一つです。

言われなくなったのは、もうできるようになったからか。

それとも、ただもう言ってもらえなくなってしまっただけなのか。

同じようで、まったく正反対です。

そして、もうできるようになればもうそれで良いのか。

もっと先、もっと上、もっと奥。。。

常に、求める心が大事です。

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無双神伝英信流抜刀兵法

 

<大森流>

初発刀から虎乱刀まで

何も言わず、間をたっぷり取って一本ずつ一緒に抜きました。

 

皆さんお上手になられたので、立ち座りで音がするようなこともなし。

樋のない刀です。斬撃で風斬り音を競うようなこともありません。

開け放たれた扉の向こうは、真っ暗な闇。

扇風機の音だけが、ブーンと静かに響きます。

湿った空気の匂いがするな。。。

と思っていると、そのうちザーッと雨の音が。

気にせず、続けます。

 

正座して、二呼吸どころか三回、四回、五回と静かに深呼吸。

ふっと、意識が遠くなったりして。

でも虎乱刀まで同じように抜きました。

最後にもう一度、初発刀。

 

これで本日の稽古は終了。

居合の稽古は、運動量としてはたかがしれています。

だからと言って、力任せに刀を振るような稽古をしても。

静かに抜いても、正しく動けば良い稽古になります。

大森流は、とてもバランスの良い体系です。

前後、左右、上下。陰陽

さらっと通すだけで、心身のバランスも取り戻せるかもしれません。

 

(ゆっくり静かに動いたのに)汗をかきました。とのこと。

良い稽古をしている証拠ですね。

それをお聞きして、うれしくなりました。

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8時に終了。

 

久しぶりに居残りで、独りで居合を抜きました。英信流表、英信流奥

立ち業は、家ではさすがにいつもの刀では稽古ができません。

やっぱり自宅併設の道場が欲しいですよねえ。

それかせめて、稽古ができるような天井が高い部屋。。。

 

独りで暗い体育館をあとにすると、雨はもうやんでいました。

 

来週も通常通りの稽古です。

いつもと場所が異なりますので、ご注意ください。

 

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