貫汪館20周年記念事業の大取は、出雲大社奉納演武です。
貫汪館の出雲大社奉納演武は、今年で三回目となります。
例年は10月(神在月)でしたが、今年は8月末。
8月初に京都において二日間で三社の奉納演武を行い、
同じ月の末に出雲大社での奉納演武。
なんとまあ、豪奢なことです。
例年通り、前日に出雲市へ。
雨が降ったりやんだりは、いつもどおりのジンクスです。
新横浜から新幹線で岡山へ3時間、特急やくもで3時間。
出雲市駅のホテルへチェックインして、夜は懇親会。
昨年同様、直心影流薙刀術の先生方が御一緒です。
翌朝は5時30分にホテルを出発。
8月ですので、外はもうだいぶ明るくなっていて。
明るく、でもまだ人気のない大社を散策して写真撮影。
空が明るいと、社は逆に暗く写ります。不思議な感じ。陰と陽
6時30分から正式参拝。八足門の内は、幽玄な異世界。
6時50分から奉納演武。神楽殿は荘厳な雰囲気です。
館長と一緒に四人で居合の奉納から。
続いて、直心影流薙刀術の先生方の御演武。
そして、詰合では館長の相手、
澁川一流柔術では半棒表で館長の打太刀、
大石神影流剱術では陽之表で顧問の打太刀、
陽之裏で館長の打太刀、
長刀合で館長の打太刀、
をそれぞれ務めました。遣方や仕太刀はなし。
柔術の素手の演武以外は連続で出ずっぱりでしたが、
御蔭様でなんとか無事に終えることができました。
演武はつつがなく進み、あっという間の1時間でした。
早々に着替えて神楽殿を退出し、境内を散策。
9時から八雲で直会。宮内庁御用達とか。
http://www.yakumo-net.jp/index.html
三食割子そばを美味しくいただきました。
自宅と横浜支部の皆さんへお土産を購入し、
また特急やくもと新幹線を乗り継いで、少し早く夕方に帰宅。
いつもどおり荷ほどきをして、
不在にしていた家族の週末の様子などを楽しく聞きました。
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演武をするたびに、自分の未熟さを痛感させられます。
また、行事のたびに、組織運営の難しさを。
今後も、より一層の精進が必要だなと感じました。
出雲大社といえば、縁結び。
毎年、奉納演武のあとには大きな動きがあります。
さて、今年はどうなることか。
また新しい周期のスタートです。
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