小学校へ向かうと、校門前でお父さんズと一緒になりました。
あれ、今日は二人だけなのかな?と思うと、
後ろから男の子と女の子とお母さんが走ってきます。
いつものとおり、とっても楽しそう。
ご挨拶して、体育館の扉を開けて、モップ掛けをして、
扇風機を回して、ベープを置いて。
風邪を引いてしまったので、もらわないように注意してください。
などと勝手なお願いをしたりして。
さて、稽古開始です。
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澁川一流柔術
棒廻し
順回転と逆回転と。片手で、両手で。進みながら、退きながら。
その場で片足だけ前後したり、左右の足を踏み換えたり。
やろうと思えば、いくらでもやることはあります。
なんにしろ、棒と友達になることが目的です。
力任せに無理やり振り回すのではなく。
体と協調一致させること。
半棒表
立会、指棒、引棒
三本連続を掛かり稽古で。もう慣れたものです。
さて、慣れたらもう次の形ですよね。
右流、拂棒、大拂
ぱぱっとやってお見せすると、皆さん、きょとんと。
ああ、しまった。つい普通のスピードで動いてしまった。。。
速すぎたようです。
意識してゆっくりもう一度。
四本目、五本目、六本目は、一本目の応用です。
動作を一つ省略し、あるいは別の動作に換えて。
あるいは反対に入り。
ほんの少しの違いだけで、どれも同じような形です。
一気に新しい形を三本、稽古しました。
個人的には、この三本はお気に入りです。
楽しんでいただけたら良いのですが。
様子を見ながら、どんどん先に進みましょう。
半棒表は、全部で十二本です。三本セット×4つ。
あっという間ですね。
でもって、表というからには裏もあって。。。
楽しみです。
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大石神影流剱術
構え素振り
大きな声を出すとセキこんでしまうので、黙々と。
自分はいいのですが、飛沫感染してしまうと困ります。
皆さん、堂に入ったものです。
剣を静かにただ上下させて、サマになるのはなかなかのこと。
館長にお見せしたいなあ。なんて一人でにやにやしたりして。
一緒に稽古してきた甲斐があるというものです。
はや半年ですねえ。感慨深いものがあります。
陽之表
よう剣、げっ剣、無二剣
いつもどおり打太刀で元に立って、掛かり稽古方式で。
でもなんだか皆さん、冴えません。
稽古する手数が増えて、混乱してしまったのか。。。
次の手数に進むのはやめました。
掛かり稽古方式だと、回数が少ないから覚えにくいのかも。
子供ペアと大人トリオになってもらって、
相対稽古&回り稽古をしてもらいました。
うん、やっぱりこっちの方が楽しそうですね。
なんだかんだで、誰だって体を動かしたいものです。
不慣れな打太刀の動きには苦労されていましたが、
繰り返していればすぐに慣れることでしょう。
棒術、剣術、居合の三つを並行して稽古しています。
どれもまったく同じに、というわけには行かないようです。
機械的に画一的にではなく、様子を見ながら進みましょう。
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無双神伝英信流抜刀兵法
大森流 陰陽進退
初発刀~當刀は稽古せず。
いきなり、見てください。と言ってやって見せました。
正面、右斜め、左斜め。向きを変えて三回。
そして、さあどうぞ。
果たして皆さん、なかなかできるものではありませんね。
三回やって見せてできなければ、もう来なくて良い。
そんな稽古では、誰も来なくなってしまいます。
やられ役を演じて、やってもらって、想定の確認から。
でもって、前半と後半でわけて稽古することにしました。
陽進刀
初発刀と同じように抜き付けて、逃げる相手を追い込んで。
横に開いて納刀。
陰退刀
下がりながら張り受け、振りかぶって真っ向。あと同じ。
少し慣れたら、前半と後半をつなげて。
二つで一つの業です。
陽進刀陰退刀。陽進陰退刀とも。
現代では、陰陽進退。
最初の四本が前後左右の四方への変化とすれば、
陰陽進退は、前進後退の応用変化ということですね。
大森流は、最初の四本+五本目で一つの区切りです。
六本目からは、ぐっと毛色が変わってきます。
当面は、この五本をよく稽古しましょう。
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一気に新しい形が三本増えたり、相変わらずだったり。
いきなり新しい業だけ稽古したり。
進捗状況もいろいろです。
三歩進んで、二歩下がる。
最初から一歩だけ進めば無駄がないのに。とは言え。
進んだり、退いたり、ときには停滞したり。
でもそれら全部を含めて、進んでいるということなのでしょう。
風邪で本調子ではなかったので、独り稽古はせず。
皆さんと一緒に体育館をあとにしました。
来週も通常どおりの稽古です。
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