貫汪館本部では、毎年恒例の稽古納めとして、廿日市天満宮奉納演武が行われました。
横浜支部では、小田原市立図書館で武術関係資料の調査をしてきました。
貫汪館の事業の一つに、
貫汪館の古武道及びその他の古武道に関する調査研究、資料収集等
があるのです。
貫汪館館長は、日本武道学会中四国支部会の理事でもあり、
多数の論文を発表され、講演もされています。
あざみ野から田園都市線の急行に乗って中央林間まで15分。
小田急江ノ島線に乗り換えて、5分で相模大野。
小田急小田原線の急行に乗り換えて、1時間弱で小田原です。
横浜経由だと乗り換えは1回で済むのですが、地下鉄は料金が高いのと、
横浜駅は人が多いのであまり利用したくないのです。
横浜市青葉区の住民は、田園都市線に乗って渋谷方面に出ることが多いので、横浜市民ではなくて青葉都民だ、なんて揶揄されたりしています。
小田原駅
空港をほうふつとさせる駅舎です。最近の流行りでしょうか。
二十年以上前、小田原に泊まりがけで稽古に来たことがありますが、稽古録を読み返しても技のことしか書いておらず、当時のことはほとんど思い出せません。
十数年前にも稽古に来ましたが、そのときの稽古録は多少はましになっていて技以外にも乗った電車やバスのことも書いてあり当時のことを多少は思い出せる内容になっています。
そのときはまだこんなに立派な駅舎ではありませんでした。(ウィキさんによると、10年ほど前に新駅舎になったようです。)
・・・っていうか、最近では登山関係で何度も利用しているのに、そのことはすっかり頭にありませんでした。てへ
改札口の外にはニノさん。
学校をさぼると連れて行かれるかも。。。
駅舎を出ると、遠くに小田原城が見えます。ビル街なので少し不思議な感じがします。(こちらは写真なし)
歩道にはこんなタイルも。
私は小田原といえば、
おさるのかごやだほいさっさ
なのですが、普通の大名行列ですね。
でもかわいい。
間もなく、小田原城跡地に入ります。
小田原城御用米曲輪では、
全国的にも例のない池や切石敷きの庭園などが発見されたとか。
小田原市立図書館
駅から徒歩15分ほどです。あっという間に到着したのは、美人秘書が一緒だったからか。
(単に時間がぎりぎりで早歩きだったからとゆううわさも。。。)
家からだと2時間ほどで到着。平日の出勤より朝早い出発でした。眠い。。。
地域資料室へ行って、電話で何度かお話した担当の方にご挨拶。
資料の写真撮影。本を5冊と巻物を3巻。
専用のテーブルはありましたが、資料やカメラを固定する機械はなく。
立ったままずっと真下を向いてカメラを構えて撮影。首と腰が。。。
めくって押さえて撮影。めくって押さえて撮影。。。
170枚ほどでしたが、1時間ほどで無事に終了しました。
もしも一人での作業だったら、いったい何倍の手間と時間と労力がかかったかわかりません。
館長があちこちに行かれて、お一人で1日がかりで作業されている御苦労がいかほどのものか。。。
文句も言わず黙々と作業を手伝ってくれた有能な美人秘書に、心から感謝します。
無事に調査を終えて、しかも予定より大幅に早く終わったので、小田原城跡を散策することに。
ねじれていて不思議な木でした。
紅葉もきれいです。
城門と美人秘書の後頭部
上にも大きな木が。
コスプレもできるようです。
しかも安い。
次回のお楽しみ。
小田原城遠景
小田原城アップ
天守閣には上りませんでした。
あったかい甘酒を二人でシェアして、ほっと一息。お疲れさまでした。
(写真なし)←ブログ慣れしていない人
小田原駅外観
来たときには内側しか見えず、帰って来たときに初めて外観がわかります。
ときには一歩引くことも大事かもしれません。
極意とは表の内にあるものを 心尽しに奥な尋ねそ
中々に人里近くなりにけり あまりに山の奥を尋ねて
ちょっと違うか。。。
なんてまた最後にとってつけたように武道にこじつけたりするまでもなく、今回は最初から武道の調査でした。また行きたいと思います。
日中はとても穏やかな天気で陽射しにも恵まれましたが、
帰りにはどんよりと曇り始めました。
夜には、東京都で平年より20日早く初雪を観測したそうです。