虫の声を聴きながら家を出ます。外はもう真っ暗です。
あれ、前回はまだ明るかった気が。
そういえば先週は昇段審査で、先々週は横浜講習会で夜の稽古はなかったのでした。
でもってその前とさらにその前は都合により稽古がなくて。1か月以上ぶりです。
体育館にも熱気はこもっておらず、扉を開ける必要はありませんでした。
正座して黙想。虫の声ばかりが響きます。
ひねもすのたり。さてまたひとり稽古。
無双神伝英信流抜刀兵法
大森流、英信流表、英信流奥、太刀打、詰合、大小詰、大小立詰
英信流表まで抜くと、わずかに汗ばみました。扉を少しだけ開けます。
外はもちろん真っ暗で、ネコの姿も見えず。にゃー
昇段審査の打太刀で注意された点を意識しながら、ゆっくりゆっくり動きました。
一通り終わって少し汗ばんだので、1分だけ休憩。
でもってまたすぐに動きます。
大石神影流剣術
試合口、陽之表、陽之裏、三學圓之太刀、鞘ノ内、小太刀、二刀、鑓合、棒合、長刀合
あ、構えと素振りを忘れた。いかんいかん。
そういえば、無双神伝英信流でも、つい歩法と斬撃を忘れてしまいます。
来週はちゃんとやろう。・・・って、来週も同じことを書いていそうですが。
こちらもやはり、昇段審査で注意された点を意識しながらゆっくりと動きました。
構え方、立ち方から細かく指導していただいたので、また一からやり直し。
渋川一流柔術(武器術)
棒廻し、六尺棒表、半棒表裏、抜刀術
柔術の審査で拝見したのを思い出しながら、立ち方や動き方を意識して。
六尺棒で突く急所の考察をしたのですが、またまにあっくなことを書くと
館長におこらりるので自重します。
最初は、襦袢を着た方がいいかな、なんて思ったくらいだったのですが、
終わってみるとそれなりに汗ばみました。
ほぼ休憩なしで、深い呼吸をしながら、ゆっくり動いていたからでしょうか。
内面は同時に集中しているような、拡散しているような。クリアな感じです。
稽古前は体が疲れていて気が重くても、稽古が終わるといつも心身ともに
リフレッシュした感じになります。リラックスして、リリースするのでしょうか。
はー、すっきり。
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そういえば、私も袴を新調しました。
裾が長いのが気になっていたのですが、とくに困らないのでそのまま。
でも、前回の講習会の写真を見て、さすがにこれはまずいなと思って。
裾がズルズルでかこ悪い。
それに実は、稽古のときは別に踏んだりしないので困らないのですが、
階段の上り下りなどでは踏んでしまうので、けっこう危ないのです。
もちろん股立ちを取ればいいのですけれど、あの格好にはちょっと抵抗が。。。
柔術のように下になにか穿いていればいいのでしょうが。
股立ちの深いやつをずっと探していたのですが、見つからず。
やむをえず通常の物を購入しました。
ネットで身長との対照表を探して見ると、まさしくいま穿いている長さです。
実際に穿いて裾に定規を当てて、10センチほど短くすることにしました。
対照表では、まるで子供用のサイズです。
お店に行って、紐下○○センチお願いします。と言うと、びっくりされました。
やっぱ短すぎたか。でもってまた、今のと同じ長さのものを勧められます。
いやだからそれは持ってるんだってばさ。
○○センチの袴を試しに当ててみます。うん、ぴったり。
ウエストでなくて下腹に付けて、膝を伸ばさずに曲げて腰が落ちるからです。
決して決して、短足だからではありません。決して!断じて!!
合わせたのは剣道袴でしたが、居合用にお仕立てもできますが。とのこと。
居合の袴は前下がりにするのだとか。最初に居合用と言ったのですけれどもね。
通常は剣道袴で、ちゃんとしたのが良ければ仕立てるのかもしれません。
とりあえず、剣道袴で。
そのサイズの黒は在庫がなくて、取り寄せることになりました。
刺繍も頼んだので、急ぎでも2週間と。
でもなんとか審査にはギリギリ間に合いました。
なので今回の審査の写真は裾を引きずっていません。よかったよかった。
・・・と、思っていたら北大阪支部長が股立ちの深い袴を見つけたと知って。
現在、注文中です。もし余っても、横浜講習会で貸し出しできるからいいのです。
袴はこれで7本目。服とか靴とか全然なくて、家でおこらりるのですけどね。
それにしても、刀は長いのがなくて苦労して。袴は短いのがなくて苦労して。
貫汪館で稽古していると、腕長&短足になるとか思われるとイヤだなあ。
そんなことないですよー、貫汪館はイケメンばかりですよー。棒読み
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さて、来週はもう10月。神無月です。出雲大社の奉納演武があります。
蜜月は終わりぬ。心機一転がんばるぞい。
H26.9.27