朝から降っていた雨もやんで、凝りもせずまた折り畳みの傘を持って家を出ます。
居合刀と小太刀と半棒。
ベープは持たず。今週、デンさんは用事でお休みです。
居合をお教えしているとじっとしていることが多いですが、一人だと動きっぱなし。
蚊に刺されることもあまりないでしょう。
塩飴は熱中症対策ですが、今回は自分だけなので持たず。
例によってのんびり家を出たので、6時を10分ほど過ぎて体育館に到着。
あれ、扉が開いて明かりがついています。
まさかデンさんが予定をキャンセルして。。。
なんてわけもなく、前の団体の方がまだ利用中でした。
黙っていると終わらなさそうだったので、6時からなんですがーと声を掛けます。なんですがー
気付くとあわてて出て行かれました。とくにご挨拶もありませんでしたが、まあ。
いつも前の時間帯は、体育館は利用団体がありません。
グラウンドが雨で使えないので、急きょ体育館を利用されたのでしょう。
6時からの利用団体がいることを御存じなかったのかと思います。
中には、言ってもなかなか出て行こうとすらしない団体さんもいらっしゃいます。
待たせる方はたかだか5分や10分と思っても、待たされる方は違います。
まだ来ないから来るまではいいだろう、というのもどうなんでしょうか。
急かすことのないよう少し遅れて来て、待たせることのないよう少し早く上がる。
そんな関係が理想かと思います。
我々はいつも最後ですから次の団体にご迷惑をお掛けすることはありませんが、気をつけなければいけないなと思いました。
それに普段は前の団体がいらっしゃらないので、定刻通りに稽古を始められるのも幸いなことです。感謝しなければなりません。
デンさんがいらっしゃらないときだったのも幸いでした。
いらしていたら、きっと困惑されたことと思います。
熱気がこもっていたので扉を開けました。涼しい風が入ってきます。
一人でモップ掛け。床は湿気で滑りが悪く、利用直後でかなり汚れていました。
少し正座をして気分を落ち着かせなければダメかななんて思いましたが、
着替えて、刀の準備をしているともうすっかり落ち着きました。
雨上がりの鳥のさえずりや、飛行機がごーっと飛ぶ音、子供たちの声。
すがすがしい気分にさえなりました。
扉を開けて空気を入れ換えるように、気分も簡単に転換ができるといいですね。
心の居着きも体の居着きも、決していいことではないでしょう。
それでもほんの少しだけ正座。
なにもしないのは至福のときです。ちょっとだけぜいたくを。
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無双神伝英信流
大森流、英信流表、英信流奥、太刀打、詰合、大小詰、大小立詰
初発刀から順に抜いて行きます。大小立詰まで休憩なし。仕打で100本ちょい。
すべて居合刀で。
居合の稽古で遣う真剣より、少し短くてかなり軽い。
太刀打などで遣う木刀より、少し重くてかなり長い。
居合の稽古では少し軽く、太刀打などでは少し重く感じてしまいます。
自分勝手な遣い方をするとそう感じるのでしょう。
居合はゆっくり丁寧に、太刀打は速く。それではダメなのでしょう。
長い物を短く、短い物を長く。重い物を軽く、軽い物を重く。
同じように動きます。居合を稽古しているのか、太刀打を稽古しているのか。
そんな区別はつかないようなのがいいのではないかと思います。
以前は太刀打の一人稽古は気恥ずかしさがありましたが今はとくに。
もしも誰かに見られたとしても、とくにどうということはありません。
居合の一人稽古は見られても平気で、剣術の一人稽古は恥ずかしいというのは、単なる思い込みかと思います。
そもそも人の目を気にして、というのはどうなんでしょうか。と思います。
そういえば、帯刀から抜いて始めて納めて終わるけれど、内容はまんま剣術。
という居合の流派も普通にありますよね。
英信流を基準に考えてしまうと、見えなくなってしまうこともあるでしょう。
それに英信流と一口に言っても、大森流、英信流表、英信流奥座、英信流奥立、太刀打、詰合、大小詰、大小立詰。それぞれ、成立時期も背景もコンセプトもまったく違います。
すべてを大森流の延長で考えてしまうのは、危ういことかと思います。
しかも現代的な解釈で。
どうして無双神伝英信流という流派の中に、英信流と大森流があるんですか?
なんて聞かれたりもします。
細胞におけるミトコンドリアみたいなものですよ。とお答えしますが、
納得してもらえたためしがありません。我ながらいい例えだと思うのですが。むー
仕方がないので、
大森六郎左衛門の流なり。
英信流と格段意味相違無き故に話して後に守政翁是を入候
なんて説明しています。仕方なくないか。それが普通か。
少しだけ乱れた着衣を直しました。とくに水分補給もせず。
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大石神影流
構え、素振り
試合口、陽之表、陽之裏、三學圓之太刀、小太刀、二刀、鞘ノ内、鎗合、棒合
とくに休憩なしで最後まで。仕打で、えーと何本でしょう。数えるのも大変ですね。
(やっぱりだいたい100本くらい。)
館長から、副館長経由で昇段審査の確認がありました。
審査規定をすっかり勘違いしていて、自分も受審対象だとは気付いておらず。
デンさんだけ気にしていましたが、自分もこの秋に受審となりました。あれま。
と言って、稽古のなにが変わるというわけでもないのですが。
実際、実技より論文の方が大変だったりして。6000字って、大変ですよねえ。
そんなに短くまとめるのが。冗談です。文字数の多さには大変苦労しました。
構えと素振りの確認から。一つ一つ再チェック。
手数は試合口から三學圓之太刀までと、小太刀から棒合まで。
小太刀などは今回はありませんが、審査のために稽古しているわけではなし。
けっきょく稽古内容はいつもと変わりありません。
居合刀は大石神影流の木刀とほぼ同じ長さで、少し重い。
腕に疲れを感じたときは、一セット終えたところで一度納刀します。
居合刀だと重くて腕が疲れるというのは、まだまだなのでしょう。
またすぐに抜いて次を始めますが、一度納刀するだけでだいぶ違うものです。
居合で納刀するのは、心と体のリセットという意味があるように感じます。
またすぐに必殺の抜き付けの一刀を放てるように!という意味ではなくて。
真剣の構えから直に納刀するのに、少し違和感を感じてしまいます。
横に開いてからの納刀の方が楽に感じられます。まだ工夫が足りないのでしょう。
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渋川一流
抜刀術、半棒表裏、棒廻し
例によって武器術(の一部)だけ。
渋川一流の抜刀術を二尺八寸の居合刀で抜くと、少し無理を感じます。
それは思うに業がどうとかではなく、自分の心の問題で。
高く跳び上がる業などもあるから、長い真剣だと危ない。
と館長に言われて、二尺六寸の模擬刀で稽古したのが最初でした。
その頃はまだまだ未熟で、腕の力でぶんぶんと振り廻していたように思います。
そのイメージがまだ残っているのでしょう。
渋川一流の抜刀術と英信流では、稽古しているときの感覚がかなり違います。
もちろん流派が違うのですから形が違うのは当然ですが。そういう意味ではなく。
思い込みで動きが変わるようではダメだなあと反省しました。
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例によってかなり早めに稽古終了。
途中とくに水分補給もせず。
帰りに自販機でジュースを買いましたが、あまりおいしくありませんでした。
たいして喉が渇いていなかったのでしょう。もちろん汗はかきましたが。
雨上がりで湿度があって、汗をかきにくかったというのもあるかと思います。
こういうときは熱中症に気をつけなければいけません。
汗をかかないと体の中に熱がこもってしまいます。
独りだと、倒れても誰も助けてくれませんし。
蚊も何匹か飛んでいましたが、とくに刺されずに済んだようです。
今回一人だったのでビデオでも撮ろうかと思って、すっかり忘れていました。
いつも鏡も見ずに稽古しています。
ときおりビデオに撮って見ると、なんじゃこりゃ。と思うこともなきにしもあらず。
公式行事でビデオ撮影をしていただけると、自省する良い機会になります。
ただ、いただいた直後は何度か見たりしますが、その後はあまり見ません。
自分の技術は日進月歩だから、何か月も前のものを見ても役に立たない。
なーんて言えると、かっこいいかもですねぇ。
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今夜は七夕です。
(正確性に疑問が呈されているようですが、一応。)
センター試験の日の雪なみに雨の日が多いななんて感じていましたが、
会えるとうれし涙を流すから、という考え方もあるようで。
おもしろいですね。
母方の実家が仙台なので、子供の頃は毎年夏休みに七夕祭りに行きました。
アーケードの天井から、巨大なぼんぼりがぶら下がっている中を歩きます。
なんだかこわいなあ、と常々思っていました。(それに別におもしろくなqwくぇrてs)
巨大なくらげのせいで前が見えなくて、親とはぐれそうになった記憶があります。
横浜では小学校で短冊を書くくらいですが、平塚の七夕に行ったことがあります。
仙台を思い出しました。平塚の七夕の規模は、仙台に次いでダントツのようです。
今回、だいぶ短くできたような。まだだいぶ長いか。濃さも変わらないし。
でもアップはだいぶ早くできました。
これで横浜支部も会員が増えるといいなあなんて、星に願いを掛けたりして。
でも、観測者の頭上にたまたま雲があるだけで会えないなんておかしい。
とか、ベガとアルタイルの距離は16光年もあるのに年に1回も会えるなんておかしいとか、天の河って言っても単に銀河の厚い部分だしなあ。
なんて言っているようでは、願いも聞いてもらえないかもしれません。
来週はデンさん参加予定です。
H26.7.7