梅雨は一体どこへやら。暑い日が続きます。
大きな雲がもくもくとわきあがったかと思うと、明るい空からザーッと雨が。
さらにはゴロゴロゴロと雷まで。
入道雲と夕立というよりは、スーパーセルとスコールのようです。
最近では竜巻の被害も聞きます。ハリケーンでしょうか。
なんだかまるで日本ではないようです。
夏と冬ばかりが印象に残ります。
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今回の稽古は、1時間遅れて7時過ぎに体育館に到着。
デンさんにはあらかじめ、おひとりで稽古するように内容もお伝えしてありました。
立ち座り、歩法(帯刀、抜刀)、斬撃、大森流(初発刀から抜打まで)
ちょうど一通り終わったところとのことでした。
もう一度、最初から。
立ち座り
呼吸に合わせて。深く吸って、深く吐いて。リラックスして、天地の線を感じる。
前傾して、踏み締めて立ち上がっているようです。
初動はわずかに前掛かるとしても、前傾して立ち上がるわけではありません。
重心が前に偏れば、前脚で踏み締めてしまうことになります。
軌跡は、放物線、二次関数のように。と説明すると、とたんによくなりました。
さすが理系ですね。(ちなみに私は文系だったりします。)
歩法
そけい部を弛めて。足を蹴り出さない。勢いをつけない。同じスピードで。
刀を抜いて構えます。肩の力を抜いて、全身をリラックスして。
切っ先まで意識して。刀に導かれるように進み、下がります。
斬撃
歩法と変わることはなく。
ただするすると進み、ただ上げて、ただストンと落とす。
首筋、肩、背中に負担がかかるようです。動作が正しくないのでしょう。
見ると、右腕が伸びきっています。握り締めて腕力で振っている。
腕の力で刀を振り出すと、その勢いを止めないといけません。腕が緊張します。
そうなると当然、肩が引っ張られ、背中が引っ張られ、体が引っ張られ。
そうではなく、肘をその場にただストンと落とすだけ。
体の中心がきちんと通っていれば、背中もストンと落ちる感じがあります。
どこもとくに緊張はしません。
振り終わりで握り締めて止める必要もなし。自然にすっと留まります。
速く、強く、振ろうとしないことでしょう。心の問題です。
ただ正しく。そればかりを念ずるべきです。威は結果。
大森流
一度、演武形式で通して抜いてもらいました。
入場して礼をして、帯刀。初発刀から抜打まで通して抜いて。礼をして、退場。
悪くはありませんが、礼法から気になる点をいくつか指摘。
足を踏み付けない。止まらない。勢いで動かない。まっすぐ立ち上がる。
などなど。いつもと同じですね。
十一本を通して抜くのがきつかったとのこと。
体力的な問題よりも、集中力の問題でしょうか。
大森流、英信流表、英信流奥と通して抜けば約四十本ですけれどもね。
それに集中して疲れるということは、集中の仕方を間違えているのでしょう。
常と変わることはなし。
それに、動けば動くほど、楽になるようでなければ。
今度は向かい合って一緒に抜きます。動きはだんだん良くなります。
やはりまだご自分の中にはないようです。外から与え続けないといけません。
昔の自分を思い出します。
あっという間に9時です。最後に一緒に礼をして終わりにしました。
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暑い中、最初の1時間はおひとりで稽古をしていただきました。
倒れたり、ケガをしたりをしないかが心配でしたが、何事もなくてよかったです。
集中力がもつかも気になりましたが、大丈夫だったとのこと。
ただ、やはりひとりで動いても、悪い部分がわからないと。
ひとり稽古というのは、簡単なようで、意外に難しいものです。
まずは本人のやる気がないとできませんし、続きません。
それに、悪い点を指摘されないと、あらぬ方向に進んでしまうこともあります。
ただ、いつまでも言われないとわからないようでも困ります。
いずれは、自分で考え、気づき、稽古ができるように。
指導というのは、方向を指して導くだけのこと。道を歩くのは自分です。
デンさん、9月の昇段審査を受審予定です。
ただ、夏はいろいろとご予定がおありとのことで、稽古ができるのはあと数回。
試合口と大森流を重点的に稽古しようと思います。
このままでも十分な実力をお持ちですが、より良い結果を出したいですしね。
別に昇段のために稽古をしているわけではありませんが。
来週はデンさんお休みとのことで、ひとり稽古の予定。久しぶりです。
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今回、稽古を遅れて、久しぶりに合気道の稽古をしてきました。
合気会では五段位に列せられていて、指導員資格があります。
本来なら斯道に貢献すべき立場なのですが、今ではすっかり不義理をしていて。
それでもなにかの折には声を掛けていただいて、年に1、2回は顔を出します。
暑い日で、行く道の途中では子供が水遊びをしていました。
正直、体力がもつかなあと心配でしたが、大丈夫でした。
約1時間半、動きっぱなしで水分補給もなし。
稽古が終わって、いまやってるの?なんて聞かれます。
合気道は1年ぶりです。でも居合は稽古してますが。なんて笑います。
1年ぶりでよく動けるなーなんて言われます。
我ながら動けるものだなと、その再確認に出掛けるようなものです。
居合とはいえ、足を踏み固めて腕で刀を振るような稽古ではなし。
刀を振るとか、相手を動かすとか。
そうではなくて、刀と一体になる、相手と一体になる。同じことかと思います。
ただ自分が動くだけ。歩くだけ。
両手首は力一杯に握られて真っ赤になり、肘の内側もあざになっていました。
お相手の方々は、こちらになんとか技を掛けようと力一杯一生懸命です。
こちらはまったく力を入れていないのですけれどもね。
自分が振り回されると、相手のことも振り回さなければと思うのでしょう。
自分が振り回されているのではなくて、自分で振り回されているだけなのですが。
まずは客観的に自分の状態を観察できるようにならなければ。
上達するために必要なことは、どれもあまり変わらないような気がします。
帰宅して、寝る前に目薬をさそうとしたら、首が痛くて上を向けませんでした。
首がすっかり筋肉痛です。受け身で転がって起き上がったからでしょう。
技を掛ける方はまったく力を使いませんが、受け身の方は大変です。
転がったり起き上がったり。最低限の体力と筋力は必要です。
普段の居合の稽古では、さすがにこういった筋肉を鍛えることはできません。
横浜支部でも柔術を稽古したいなあ、なんていつも思っています。
大小詰だけでも稽古ができるとよいのですけれどもね。
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横浜支部の稽古日記、やっぱり長すぎるとのこと。
今回さらっと書くつもりだったのですが、けっきょくいつもとあまり変わらず。
ちょっと蛇足がすぎたようです。反省
来週こそは、短くしようと思っています。(それからアップも早めに)
H26.6.22