大石神影流剣術第7代宗家継承式

 桜の花びらはすっかり散って、葉桜となりました。春は出逢いと別れの季節ですが、舞い散る桜の花びらはなんだか物悲しく、別れを想起させます。一方、青々とした葉桜は生命力を感じさせ、新しい始まりを予感させます。

 

 大石神影流剣術第7代宗家継承式に、貫汪館横浜支部長として参加させていただきました。


 金曜の夜に広島へ到着。土曜の午前に演武リハーサルを行い、お昼前に車で移動開始。壇ノ浦パーキングエリアで関門橋を眺めながら昼食をとり、大牟田市へ。大石家のお墓を掃除して石碑を巡り、会場設営の手伝い、夜は大石家に伝わる古文書の整理を行いました。

 

 継承式では、第6代宗家大石英一先生と第7代宗家大石馨先生の挨拶のあと、大牟田市長、大牟田市剣道連盟会長、三池地区剣道スポーツ少年団会長から祝辞をいただきました。

 演武では、手鎌道場の子供たちによる「木刀による剣道基本技稽古法」、貫汪館門人による「渋川一流柔術」「無双神伝英信流抜刀兵法」「大石神影流剣術」を行いました。


  渋川一流柔術では、柔術は素手で戦うものという誤解を解くために半棒、懐剣、十手、分銅などの演武を行いました。
 無双神伝英信流抜刀兵法では、居合イコール一人で刀を抜き納めするものという誤解を解くために詰合と大小詰の演武を行いました。
 大石神影流剣術では、大牟田市では例年、陽之表の演武を行っていましたが、今回は陽之裏と三學圓之太刀の演武を行いました。 

 大石家の方々、剣道連盟の方々はいずれの演武も食い入るようにご覧になっていました。

 

 祝賀会では、貫汪館館長の祝辞と手鎌道場代表による乾杯のあと歓談、最後に大石家の挨拶で幕を閉じました。


  第7代宗家大石馨先生のお人柄に触れて、大石神影流門人の一人として、また貫汪館門人の一人として、気を引き締めて稽古をしなければと思いを新たにいたしました。

 

 <関連リンク>

 貫汪館 道標「大石神影流剣術第7代宗家継承式」

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 貫汪館 北大阪支部 稽古日誌「宗家継承式のあと」

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