新しい居合刀に独妙剣と位

4年ほど使っていたPCが起動できなくなりました。

ネットで調べていろいろやってみましたがダメで。

どうもウインドウズのトラブルらしく。

せめてデータのサルベージだけでも。。。

と思いましたがそれもかなわず。

必要最小限のファイルはUSBメモリに保存。

でも大量の動画がパーになって。

そして地味にブックマークが痛いかも。。。

やっぱりクラウド管理がいいんでしょうね。

新しいPCを買いに行く暇も気力もなし。

というわけで。

この稽古日記は妻のPCを借りてアップしています。

やはり環境が違うと作業効率は落ちますねえ。。。

 

体育館に到着するとコバヤシさんの姿あり。

ちょうどモップがけが終わるところ。

 

届いたばかりの居合刀をお見せいただきました。

 二尺八寸の直刃、鞘は黒呂、下げ緒は綿

 柄巻は黒の表革、鮫皮も黒

 目貫は山椒、目釘は二本で煤竹

 はばきは銀の庄内、頭金と縁金はいぶし銀

 鍔は小振りで意匠は七夕

軽く振らせていただきましたが、バランス良し。

初発刀を抜いてもらうと、上手に抜いていました。

二尺六寸から変更ですから、約6センチも長くなり。

それでもとてもいい感じでした。

今日からこの二尺八寸で稽古をしてもらいましょう。

お貸ししていた二尺六寸はお返しを。

 

ほどなくカジタさんハセガワさんご到着。

コバヤシさんの新しい刀をお披露目。

渋いですね~なんて品評会。

 

ヒカルくん、遅れて到着予定。

 

さて、稽古開始です。

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<無双神伝英信流抜刀兵法>

 

○カジタさんハセガワさん

・大森流&英信流表

 そろい抜き。少し気になった点をアドバイス。

 

・太刀打 出合から水月刀まで

 お二人で復習してもらい、あえてコメントはせず。

 

・独妙剣

 さて、新しい形。

 太刀打は、二本、二本、二本、三本、一本の十本。

 ようやく四セット目の三本組の一本目です。

 

 打太刀上段、仕太刀下段

 仕太刀から歩み寄って斬り結び、下から柄当て

 以上

 実際には、柄当てで終わるわけではないでしょう。

 でも、形ではここまで。

 

 間合いが少し難しいですね。

 前半六本で稽古してきた間合いとはまた違い。

 逆な印象を受けるかも。

 こういった場合、ハセガワさんの方がお上手で。

 言われたとおりに動くから。

 カジタさん、苦労されて。

 感覚と実際のズレに困惑されるのでしょう。

 どちらも一長一短。

 登る道は違えども、目指す頂は同じはず。

 ともに稽古をしましょう。

 

○コバヤシさん

・初発刀から流刀まで

 長い刀に苦労されるかと思いきや。

 逆にいつもよりお上手なくらいでした。

 

 なにをするにも、良い道具は必要不可欠です。

 弘法筆を選ばず。なんて言うけれど。

 弘法は、実際には筆を選んだそうです。

 そして筆によって仕事を使い分けたとか。

 一流であれば、悪い道具でも良い仕事が出来る。

 でも良い道具なら、もっと良い仕事ができるはず。

 

 居合の稽古では、やはり良い刀の方が良い。

 木刀より模擬刀、模擬刀より真剣。

 値段ではなく、長さ、重さ、バランスの良い刀。

 借り物ではなくて、自分の刀。

 当たり前のことでしょう。

 

 流刀には少し苦労されていましたが、なんとか。

 来週からまた新しい形に進みましょう。

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<大石神影流剣術>

 

○試合口五本 二人一組で打太刀と仕太刀

 

○陽之表十本 二人一組で打太刀と仕太刀

 同じ形でも、相手が変わるとまた違うはず。

 何度でも稽古をしましょう。

 

ここでヒカルくん合流。次の裏から参加。

送り迎えのお母さま、いつもお疲れ様です。

 

○陽之裏 掛かり稽古方式

・勢龍から乱曲まで

 張り受けは鎬で。体の外で受けること。張る力。

 乱曲もだいぶ慣れてきました。止まらずに。

 

・位

 さて、新しい手数。

 と言っても、たいして教えることはなし。

 上段で三歩、真の位で先を掛ける。右、左、右

 以上

 手順は簡単。でも実際にできるかは?

 表の乗身にも似ていますね。

 

 お渡しできるのは器だけ。

 中身はご自分で詰めていただくしかない。

 あるいは、中身をお渡ししたい。

 なので、まずは器のご準備を。

 というところでしょうか。

 稽古をしましょう。

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<澁川一流柔術>

 

○履形

・礼式から切込まで

 時間が無くて途中まで。

 

 皆さん、とてもお上手になられました。

 やはり、毎週毎週の稽古の積み重ねですね。

 なんだかよくわからない。でも稽古する。

 そういうものでしょう。でも大丈夫。

 そのうち、わかるように、できるようになります。

 稽古を続けましょう。

 

 受身の稽古はぜひご自宅で。

 毎晩、寝る前に左右を一回ずつでも構いません。

 週に一回1時間より、毎日5分。

 その方が上達するかもしれません。

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定刻を少し過ぎて稽古終了。

 

稽古始めは暖かいくらいでしたが、だんだん冷えて。

柔術の時間にはすっかり冷え込みました。

自販機のコーヒーでほっと一息しながら帰宅して。

長らくお貸ししていた愛刀の手入れなどしました。

 

来週も通常通りの稽古です。

 

 

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