年末に独り稽古

金曜が仕事納めでしたが、土曜も出勤で。

今年の年末年始は9連休。

のんびりできる反面、休み明けがおそろしい。。。

少しでもパンクしないよう、土曜のうちに処理。

無事に終了。ふー。。。

 

帰宅して、ごろごろ。

夕方になって、着替え。

二尺八寸六分、半棒、六尺棒、鎖鎌を用意して。

ハセガワさんに教えていただいた132センチの刀袋。

二尺八寸六分はもちろん、半棒も同時に収納可能で。

とても便利です。

六尺棒は一本だけ手に持って。

鎖鎌は袋に入らないので、袴に挟み。

ダウンコートを羽織って上から隠します。

風はビュービューと冷たくて。鼻の先が悴む。

5時ではまだ明るくても、5時半になると真っ暗。

黒い稽古着に黒い袴、黒い足袋。

黒い刀袋に、黒いダウンコート。

いつもどおり闇夜のカラスです。ふふ

六尺棒の袋だけちょっとカラフル。

 

小学校の校門を開けて、南京錠を閉め直して。

真っ暗な体育館に明かりを点ける。

水銀灯は点灯に時間がかかると思いきや。

あっという間に明るくなりました。

そういえばLEDに換わったのだったか。。。

最近はずっとコバヤシさんに点けていただいていて。

すっかり忘れていました。

一人でモップ掛け。両手に二刀流。ふふ

ホコリは大量で、チリトリに山盛りになりました。

一度で捨て切れず、二回目は大量の砂ぼこり。

 

刀礼をして、正座。

しばらく黙想。。。

 

無双神伝英信流抜刀兵法

 大森流、英信流表、英信流奥

 太刀打、詰合、大小詰、立詰

 

大石神影流剣術

 試合口、陽之表、陽之裏、三学円之太刀、天狗抄

 小太刀、二刀、鞘之内、鎗合、棒合、長刀合

 

澁川一流柔術

 六尺棒表、六尺棒裏、半棒表、半棒裏、

 抜刀術、鎖鎌、履形

 

居合を抜いていると、入口の扉が開く音がして。

学校の先生?がいらっしゃいました。

校門が閉まっているのに明かりが点いていたからと。

見回りですね。

利用中なら失礼しましたと。

いえいえ、こちらこそお手間をお掛けしました。

一応きちんと予約はしているのですけれどもね。

さて、そんなことで集中力が乱れるはずもなし。

何事もなかったかのように稽古に戻ります。

 

ところで、小太刀を忘れました。たは

#冒頭の荷物で気付いた方もいるかも?

なので剣術の小太刀は、二尺八寸六分で代用。

まあ、動けるけれど、、、。という感じ。

二刀も、エアー小太刀。なんだか奇妙。。。

でもまあ、どちらも稽古になりますね。

 

いずれにしろ、右前腕は痛くならず。

いつもはこれだけの数を連続して二尺八寸六分で稽古していると、右前腕が痛くなっていたのですが。

左手で持てるようになったということでしょうか。

附けの構えでも、刀を重く感じませんでした。

多少は稽古の成果があるのでしょう。

 

鎖鎌で、分童を勢いよく放り投げると。

紐が伸びきった瞬間にヒュンと風を斬る音がして。

樋の入った刀で空を斬るのと同じ音です。

原理は同じなのでしょうね。

二尺八寸六分には樋が入っていないので音はせず。

なんだか不思議な感じがしました。

 

今回もビデオ撮影はせず。

撮影しておけば、記録にはなるかもしれません。

でも正直、稽古にはあまり興味がない感じです。

演武はぜひチェックしたいのですけれどもね。

 

1時間半ほどで稽古終了。

刀の手入れをして、体育館をあとにします。

真っ暗な体育館の扉を閉めると、ギギーッという音。

でもそれほど不気味な感じはせず。

すっかり慣れた場所だから?

 

校門の南京錠は閉まったままであることを確認。

脇の扉の電子ロックを内側から解除して外へ。

自販機でホットココアを買って、一気に飲み干す。

はー、温まる。。。

やはり居合のときは体が温まるけれど。

後半になると、だんだん冷えてくる感じです。

帰宅して、シャワーを浴びてヒトゴコチ。。。

 

ということで。

横浜支部の稽古納めは先週でしたが。

支部長の稽古納めは今週でした。

たまには一人の稽古も必要です。

さて、来年もまた稽古をしようっと。

 

 

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