春一番!のあとの稽古

3月になりました。木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)弥生

でもってさっそく1日には、春一番が吹き荒れて。ゴーゴー

暖かい風とともに、大量の花粉も運んできてくれたようです。

目がしょぼしょぼ、鼻がぐすぐす、喉がチリチリ。。。

皆さん、大変なことですよね。

 

我が子は第一志望の公立高校になんとか合格して。

#ステップさん、本当にありがとう!

http://www.stepnet.co.jp/

でもって、入学手続きやらなにやらなにかと大変です。

土曜も午後から制服の採寸。二時間待ちでした。

帰りは、ブリジェラでちょっと休憩。

ブリオッシュとジェラートです。なんとまあ、おしゃれなことで!

http://brigela.com/

 

そんなこんなで、なんやかんやで、あっという間に稽古の時間。

いつもどおり、着替えて体育館へ。

 

カジタさん、ハセガワさん、オーガストさん、コウジくんの4人

あとの皆さんはお休みです。

#うーん、稽古に飽きちゃったのかなあ。。。ちょっと心配。。。

 出席のスタンプカードとかあった方が良いのでしょうかね?

 茶帯とか、紫帯とか?

 うん、ちょっと違いますね。

ひな祭りなのに、女性の姿なし。あれ、ひな祭りだからか。あは

 

今回、いつも後ろに並んでいる跳び箱とマットの山はなし。

卒業式と入学式に備えて、在校生が片付けたようです。

広くていいですね。なんだか気持ちもさっぱりします。

でもせっかく広いのに、人数が少なくて少しもったいない?

いやいや、贅沢に使いましょう。

 

さて、いつもどおり稽古開始です。

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-[前半の稽古]-

カジタさん、ハセガワさん、オーガストさん、コウジくんの4人

 

<澁川一流柔術>

 

○棒廻し

 下から上、下から上。。。

 

 上半身と下半身を一致させること。手と足を一致させること。

 体をひねって手先で棒を操るのではなく。

 体の移動で棒を動かす。腕先に力感はなし。

 力は入れていないけれど、早くて速くて、強くて重い。

 そういうのが理想ですね。

 棒廻しも、六尺棒の表も裏も同じです。

 

○六尺棒 表一本目から八本目

 向かい合って素振り、二人一組で棒合。

 コウジくん、五本目は初めて?

 でもすぐにできました。素晴らしい。

 

 続けてそのまま、六本目から八本目まで。

 コウジくん、初めてですが、ろくな説明もなしに続けて。

 でも、うん。できました。全然問題なし。素晴らしい!

 物おじしないのは、強みですね。

 できないとカッコ悪い、間違えたら恥ずかしい。

 そんな考えは、無用なことです。まずは動く。違ったら直す。

 PDCAサイクル

 ・・・なんて難しい単語を使わなければ動けないのは、大人だけ。

 子供は、いつだってそうしています。無自覚に。全身全霊で。

 見習うべきところですね。小さな先生です。

 

○半棒 表一本目から六本目

 打太刀で元に立って、掛かり稽古方式で。

 一本ずつ確認して、最後に六本通しで。

 うん、皆さんお上手です。とくにカジタさん、ハセガワさん。

 上級者だから当たり前? いやいや、そんなことなし。

 最近、基本に戻って再確認していた成果かと思います。

 一本目だけだって、なかなか満足にできるものではありません。

 知っている形の数を誇っても詮無きこと。

 稽古のための形です。

 新しい形を覚えて、古い形を稽古して。相互のフィードバック

 

<大石神影流剣術>

 

○構え素振り

 皆さん、お上手です。

 でも、下半身の固さ、腰高な感じ。ここら辺が課題でしょうか。

 手先の剣の位置ではなく。とても難しい部分です。

 基礎、基本、根本。とても大事です。

 

○試合口 一本目から四本目

 一本目から三本目を通して、二人一組で稽古。

 四本目だけ繰り返し。

 五本目も稽古したかったのですが、また今度。

 

コウジくん、ここでお帰りに。

大きな大人三人の中、小さな子供一人でよくがんばりました。

お疲れさまでした。

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-[後半の稽古]-

カジタさん、ハセガワさん、オーガストさんの3人

 

<澁川一流柔術>

 

○六尺棒 裏一本目から三本目

 手と足を一致させること。棒を長く遣うこと。

 突きは、目、おでこ、のど。

 

 表ではできても、裏になるとできない。なんでですかね?

 気持ちの問題でしょうか。あせり?

 結果の帳尻が合わせられれば、とりあえずは良いでしょう。

 でも、原因を追究しなければまた同じような結果になるかも。

 あっちを直し、こっちを直し。忙しいことです。

 根本を見直す。そうすると、すべてが整う。理想ですね。

 すべての根本は、心かと思います。自己を深く内省しましょう。

 

<大石神影流剣術>

 

○試合口 一本目から五本目

 大人四人で回り稽古。打太刀と仕太刀。今度は五本通しで。

 

 ちゃかちゃかとあわてないこと。

 あくまで打太刀がリード、仕太刀はフォローです。

 ダンスみたい?

 形稽古だからと予定調和はダメだけれど、調和は良い?

 難しいですね。

 

 試合口五本は、手順はとてもシンプルです。

 でもだからこそ、稽古すべき要素がはっきりしている。

 試合口でできないことが、陽之表でできるはずもなし。

 陽之表で未熟さを痛感して、試合口で稽古する。

 そんなフィードバックもできるでしょう。

 

 相手の技量が自分より上、下、同程度。身長の高低、力の強弱。

 いろいろな相手に応じるのは、とても良い稽古になるものです。

 

○陽之表 一本目から五本目

 よう剣。まっすぐに斬ること。

 げっ剣。まっすぐに斬ること。

 無二剣。まっすぐに斬ること。

 あは。どれも同じですね。とにかくまっすぐに斬ること。

 でも、それがとても難しい。

 手数によって、よれてしまう。歪んでしまう。

 受けようとしたり、曲がってしまったり。

 早くなったり、遅くなったり。角度がずれたり。

 とにかく真ん中をまっすぐに斬ることです。それが大事。

 

無二剣

 技法としては、小手、面の二段打ち。

 歩法としては、送り足の稽古。

 技術としては、左側で剣を廻すこと。

 右の受け流しと対の動きですね。

 ガツンと受けるのではなく。だらんと垂らすのでもなく。

 手の内が大事。回転の軸です。芯はしっかり。でも柔らかく。

 

続けて新しい手数も。

 

二生

 下段の気攻めです。タイミングも大事。

 約束稽古は簡単ですが、実際にできるかは? 難しい手数です。

 

 オーガストさんは初めて。でもすぐにできて。

 最初にゆっくり二回だけ示範。言葉の説明はなし。

 稽古の順は、カジタさん、ハセガワさん、最後にオーガストさん。

 前の二人をよく見ているから、すぐにできるのですね。

 末っ子は要領が良いと言いますが、そんな感じでしょうか。

 上級者、中級者、初級者が一緒に稽古することの利点ですね。

 お互いに良い部分を真似する。とても良いことです。

 

稲妻

 面、内腿、面の三段打ち。あわてず正確に打つこと。

 面はとにかくまっすぐ。打太刀の剣を狙ってはいけない。

 やはり、まっすぐが大事です。

 

<無双神伝英信流抜刀兵法>

 

○大森流、英信流表一本目から三本目、浮雲、山下風、岩浪

 皆でそろい抜き。

 

 ハセガワさん、岩浪は初めて。でもすぐに覚えられました。

 すでにできる人がいると、自分も遅れまいとがんばるのか。

 見ながら真似ができるので、有利なのか。

 なんにしろ、良いことです。

 

○初発刀、左刀、右刀、當刀、陰陽進退

 例によって、何点か手直し。

 陰陽進退の張り受けは、止まらないこと。スプリングのように。

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定刻を少し過ぎて、稽古終了。

コアなメンバーだと、つい長くなってしまいますね。スミマセン

ご家庭で帰りをお待ちの皆さんにも申し訳ありませんでした。

#花粉症のせいで、少しボーっとしていたかもしれません。

 

あ、そうそう。今回はストーブを使用しませんでした。

やはり、だいぶ暖かくなってきているのですね。

 

来週は稽古なし。

明日は体育館のワックスがけです。ご協力よろしくお願いします。

 

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