大寒のあとの稽古

大寒のあとは暖かくなるどころか、大雪と氷点下の日々となり。

まさしく大寒、といったところでしょうか。。。

 

我が家では、息子が土曜の朝から38度9分の高熱で。

対応は有能な美人秘書にお任せして出勤。

お昼過ぎに帰宅すると、インフルエンザA型とのことでした。

この時期に大丈夫か? 受験生の我が息子よ。。。

高校受験の出願などは親が代わってやらねばなりません。

 

さて、気を取り直して、夜は通常通りの稽古。

 

カジタさん、ヒカルくん、

テヅカさん、ノブフミくん、コウジくん、オーガストさん、

タカマサくん(遅れて参加)

 

ハセガワさん、リオンちゃん、ユウトくん、マキちゃんお休み

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-[前半の稽古]-

 

<澁川一流柔術>

 

○棒廻し

 

○六尺棒表 一本目から三本目

 

○半棒表 一本目から六本目

 打太刀で元に立って、掛かり稽古方式で。先頭はヒカルくん。

 ストーブを近くに置いて、その近くで待ってもらいました。

 子供は風の子なんて言いますが、冷えには弱い。

 風邪を引かれても困ります。無理はしないことです。

 

 今回は、カジタさんにも打太刀に立ってもらいました。

 別組でオーガストさんと手塚さんのお相手をしてもらい。

 寒いですから、待ち時間を減らすための工夫です。

 

<大石神影流剣術>

 

○構え素振り

 今回は、ストーブを近くに置いて稽古。

 カジタさんとテヅカさんがそれぞれお持ちくださいました。

 家庭用の小さな電気ストーブ×2台です。

 暖かい!ということはないけれど、やはり気持ちが違う?

 ありがたいことです。

 

○試合口 一本目から三本目

 二人一組で打太刀と仕太刀。今回は、相手を変えずに稽古。

 横浜支部長とテヅカさん、カジタさんとオーガストさん

 ヒカルくんとコウジくん、タカマサくんとノブフミくん

 

 相手をくるくると変えれば、対応力の稽古になります。

 でもちょっと落ち着かない?

 同じ相手と繰り返すことで、上達できる部分もあるでしょう。

 それぞれ一長一短です。

 

 しばらく繰り返して、終了。

 すると、発表会はやらないのー?とノブフミくん。

 あれ、なんでわかったの?

 やろうと思って、寒かったからやめたのです。。。

 訊くと、以前も相手を変えずに稽古をした後にやったからと。

 うん、よく覚えてましたね。子供、おそるべし、、、。

 また暖かくなったらやりましょう。

 その頃には、試合口五本を通してできると良いですね。

 

7時より少し早く稽古終了。

お子さん達はお帰りに。寒い中、お疲れさまでした。

 

さて、テヅカさん。今日はどうされますか?とお聞きすると、

残ります!と即答。あは、やはりそうですか。

今日はお子さん方がいらっしゃらないからですね。

さあ、久しぶりに後半もがんばって稽古をしましょう。

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-[後半の稽古]-

 

<澁川一流柔術>

 

○六尺棒表 一本目から八本目

 カジタさんとヒカルくん、テヅカさんとオーガストさん

 それぞれで通してもらいました。

 

 テヅカさん、初めてでしたが、がんばっていらっしゃいました。

 ないすふぁいとです。また稽古をしましょう。

 

○六尺棒裏 一本目から三本目

 カジタさんとヒカルくんは、裏三本も稽古。打方と仕方を確認。

 

 表は打方も仕方もなし。向かい合って同じ動作を行います。

 棒と棒を打ち合って、手の内と間合いの確認が目的?

 裏は打方と仕方あり、攻めと守り、勝ちと負け。

 うん、やっぱり裏の方がおもしろいですね。

 武道の形稽古!って感じがします。また稽古しましょう。

 

○半棒表 七本目から九本目

 打太刀で元に立って掛かり稽古方式で。一本ずつ。

 形の手順はすぐに覚えられても、中身はどうか。

 形の手順は、器のようなものです。

 中身がスカスカでは意味がない。

 お渡しできるのは、器だけ。

 中身を詰めるのはご自身の努力によるしかありません。

 一本一本、稽古をしましょう。繰り返し、繰り返し。

 

 テヅカさん、やはり初めてでしたが、がんばられました。

 正直、あまり器用な方ではいらっしゃらないかもしれません。

 でも、がんばる。大事なことです。応援したくなりますよね!

 また稽古をしましょう。

 

<大石神影流剣術>

 今回はやらず。寒かったので早めに終わりたかったからです。

 でも、試合口も新しい手数をお伝えすれば良かったかな?

 まあ、また今度にでも。

 

<無双神伝英信流抜刀兵法>

 

○大森流、英信流表三本、浮雲、山下風

○初発刀、左刀、右刀、當刀、陰陽進退

○初発刀

 カジタさん、ヒカルくん、オーガストさんとそろい抜き。

 オーガストさんは、五本抜いたら離れて一人で繰り返し。

 テヅカさんにはストーブの前で見てもらいました。

 

カジタさんとヒカルくん

 浮雲と山下風の動作を確認。

 うん、なかなか覚えられないものですね。。。

 まあ、この二つさえ覚えてしまえば、あとが楽です。

 がんばりましょう。

 

オーガストさん

陰陽進退の張り受けを少し手直し。

 まっすぐ下がるのではなく、斜め後ろに下がる。

 下がるというか、立つというか、体を開くだけ。

 立ち方は左右対称です。左右の腕の遣い方も対称に。

 体を開くことです。

納刀も手直し。

 とても難しいところですが、繰り返すと理解されました。

 右手をこねくり回さず、ただ上下左右に開くだけ。

 柄手と鞘手。抜き付けと同じ動きです。

 

テヅカさん

 初発刀を繰り返してもらいました。

 以前にも稽古をしたことがありますが、だいぶ昔のこと。

 それでも覚えているところがあったようで、すぐにできて。

 うん、やっぱり稽古って大事ですね。

 あちこちと手直ししながら、繰り返してもらいました。

 

 初発刀は、スルメのようなもの。噛めば噛むほど味が出る。

 繰り返し繰り返し稽古をしても、飽きることがありません。

 よくよく稽古をしましょう。

 

 最後に全員で初発刀のそろい抜きを繰り返し。

 全員で同じ形を稽古ができる。とても気分がいいことですね!

 また稽古をしましょう。

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定刻より少しだけ早く稽古終了。

剣術を省略したのに、それほど早くならず。

居合を長く稽古してしまったようです。たは。。。

足の裏は、すっかり氷のように冷たく冷えてしまいました。

 

来週も通常通りの稽古です。

 

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