稽古なし(「三磨の位」)

今週は、選挙前日のため稽古なし。

 

土曜の午後は暑い中、汗だくになりながら半日かけて会場の設営。

日曜は朝ぼらけ4時過ぎに家を出て、22時過ぎに帰宅。

帰りが午前様でないだけ、他の人よりはまだマシでした。。。

 

そんなわけで自主稽古もありませんでしたが、

男の子のお父さんに自宅での稽古などについて書いていただきました。

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本日は選挙前日のため、稽古はお休みでした。

ただ、先生から何か書くようにご指示いただきましたので、自宅の稽古で気づいた点について述べさせていただきます。

 

自宅では、普段の木刀を使うと、天井や家具に当たるので、子供の木刀を使ってます。

剣術だけでなく、居合でも同じ木刀を使っているため、納刀がどうしても上手くなりません。

このため居合刀を取り出して、納刀だけ練習してましたが、一連の動きの中で納刀しないとダメなような気がして、現在、思案中です。

 

半棒は、普段の稽古と同じものを使ってます。

長さは木刀より長いのに、なぜか普通に稽古しても天井に当たりません。

半棒の先端は、あまり高い位置を通過しないのか、私の動作が悪いため低いのか。

改めて考えてみると、分からないことが出てきます。

 

ためしに子供の半棒で、棒廻しをしてみました。

どこかに当たる恐れは全くありませんが、軽すぎて棒の中心が感じられないため、非常に廻しずらく、自分の未熟さが良く分かりました。

 

今までの自宅での稽古は、形の確認を主に行ってきました。

このため子供の木刀でも十分でしたが、さらに深く学んでゆくには、稽古に工夫が必要だと思いました。

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はい、よく研究されてますね。

新陰流に「三磨の位(さんまのくらい)」という教えがあるそうです。

「習い」「稽古」「工夫」する。

これは、どの流派でも共通する大事かと思います。

 

・ただ教わっているだけではダメ。

・何も考えずに稽古するだけでもダメ。

・ろくに教わりもせず稽古もせずに、勝手に工夫するだけでもダメ。

まず謙虚に習い、繰り返し稽古して、さらに研究工夫する。

そういう意味かと思います。 

 

来週は本部講習会のため、自主稽古です。

ケガのないよう安全に留意のうえ、

よくよく「習い」を思い出し、各自で「稽古」、「工夫」してください。

自主稽古後の皆さんの上達を拝見するのが、楽しみの一つでもあります。

 

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